日常に溶け込む東京タワー
遠景から近景へ
◆遠い日の憧憬のように佇む
遠くから眺める東京タワーは、どこか気品がある。 ビル群の隙間から、その特異なシルエットが覗く。ランドマークとして、あまりに完成された昭和の造形。

◆優雅な東京タワーの日常風景

◆街の裂け目に赤と白の東京タワー

シンボルが構造物に変化
◆直下:鉄の咆哮
真下まで辿り着き、頭上を仰ぐ。 視界を埋め尽くすのは、網目状に組み上げられた鉄骨の濁流。 夜の光で誤魔化されない、むき出しの赤と白。まるで高価な万年筆のペン先。

◆見上げた先にあるもの
首を痛めるほどに見上げた先に、巨大な構造物が天を突き刺していた。 華奢な貴婦人ではない。これは、巨大な「鉄の塊」だ。

◆俯瞰:切り取られた街
エレベーターで昇り、今度は自分がタワーの一部になる。 足元には、先ほどまで歩いていた街がジオラマのように広がる。 規則正しく並ぶビル、血流のように流れる車列。 地上で感じた圧倒的な質量から解放され、静かに東京を俯瞰する。

◆新旧のコントラスト
展望台で視線を動かせば、風景は一変する。 足元に広がる芝公園の深い緑。 その境界線を断ち切るように、鏡面仕上げの超高層ビルが屹立する。 麻布台ヒルズ、虎ノ門の摩天楼。 滑らかなガラス張りの外壁は、空を反射して実体を消そうとしている。

◆ジオラマと化した東京の風景
かなたに隅田川。その先に東京湾、レインボーブリッジの風景が広がっている。この高さからしか見えない、街の脈動。

◆色褪せない理由
東京タワーの無骨なまでの力強さは、スカイツリーの堂々たる姿や最新のビルが周囲を囲もうとも、東京タワーの存在感は揺るがない。 東京のど真ん中に、熱い鉄の心臓が鼓動している。

鋼鉄の解剖学
◆鉄骨:剥き出しの心臓
真下。そこは、東京タワーが「塔」から「巨躯」へと変貌する場所だ。 視界を覆い尽くすインターナショナルオレンジの鉄骨。 規則正しく、それでいて暴力的なまでに組み上げられたトラス構造。 一つひとつの鋼材を繋ぎ止める無数のリベットが、鈍い光を放つ。 昭和33年。職人たちが命懸けで打ち込んだ鉄の鋲。 その一打一打が、この巨大な質量を支え続けている。 風にさらされ、幾度も塗り直された塗装の厚みに、時間の堆積を見た。 見上げる首の痛みは、この鉄の塊が持つ重圧そのものだ。
◆リベット一つひとつに宿る昭和の職人たちが注いだ熱量

周辺:新旧のコントラスト
展望台から視線を落とせば、風景は一変する。 足元に広がる芝公園の深い緑。 その境界線を断ち切るように、鏡面仕上げの超高層ビルが屹立する。 麻布台ヒルズ、虎ノ門の摩天楼。 滑らかなガラス張りの外壁は、空を反射して実体を消そうとしている。
対して、東京タワーはどこまでも泥臭い鉄の幾何学。 洗練された「記号」のような現代建築の中で、ここだけが「物質」としてそこに在る。 新旧が入り混じるカオス(混沌)。 この不調和こそが、東京という街の正体だ。

1958年12月23日(昭和33年)に完成した。333mのテレビ塔。当時、ワクワクした記憶がある。今はスカイツリーのバックアップの役割。しかし、東京タワーはやっぱり魅力的です。
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