ギリシャの美をAI水彩画と写真で満喫

アテネ ・ ミケーネ ・オリンピア ・カランバカ・メテオラ・デルフィの魅力満載、ギリシャの旅を満喫してください。

アテネ (Athens)

アテネは、西洋文明の「ゆりかご」とも呼ばれる都市。古代ギリシャの民主主義や哲学、演劇などが花開いた知識の泉。現在もその影響は世界中を脈々と流れている。

訪れた日は、街角にある気温計が43度。ただ湿度が高くないので過ごしやすい環境、人々はとても軽やかに歩いていた。

アクロポリスの丘

この有名な観光スポットは、世界中の人々を魅了している。

アクロポリスの丘に登れば、ソクラテスもプラトンも、この景色を眺めていたのかな、なんてしばし空想を。特にソクラテスは道端に座り「無知の知は何ぞや?」などと問いかけていたのでは。

アテネのアクロポリスの丘

夏の43度の気温の中を登って行く

ドーリス式で、エンタシスという技法の柱がある。

ドーリス式はシンプルで力強い。エンタシスという技法は、柱の中央部分が少し膨らんでいるように見える。この技法のおかげで、柱がまっすぐに見えて、より安定感と美しさが得られる。

外周には46本の柱が並んでいる。古代ギリシャ人の細やかで丁寧な仕事に感銘。今の人間には再現できない見事な技法。

アテネのアクロポリスの丘の柱

夕陽のイメージ

ホテルで思い出しながら描いた。

アテネのアクロポリスの丘のイメージ

古代ギリシャ最高傑作

麓から見上げる風景に圧倒され、猛暑の中でも、世界中から来た観光客は上を目指して登る。
下記の水彩画は、帰国してから想像して描いた。実際にはこんなに緑はなかった。アクロポリスは、丘の上にあり、天然の要塞として機能。今では、世界遺産に登録され、遺跡の保存を強化している。

アテネのアクロポリスの丘

警官がアテネ市内を巡回

写真を撮ろうとしたら睨まれた!とてもたくましそうな警官。

そこで絵の出番!

警官のことはポリスマンというのかと思ったら、なんとアスティノミコス。婦人警官はアスティノミア。ポリスは都市、あるいは都市国家の意味。それにしても撮影禁止のジェスチャーには迫力があった。思わず、逮捕されるかと思うほど。

警官がアテネ市内を巡回

若き日に描いた石膏像

10代の頃、毎日描いた石膏像の一枚。

若き日に描いた石膏像

アテネのレストラン

「店の外で食べたい。予算はこれだけでおまかせで」という私のオーダーに、野菜サラダと山盛りのパンを籠で運んで来てくれたハンサムなスタッフ。「ドレアン」(おまけ)と笑顔を添えて。
まるで石膏像から出てきたような彫の深い美青年……。

アテネのレストラン

ミケーネ (Mycenae)

ミケーネは、紀元前16世紀から紀元前12世紀にかけて栄えたミケーネ文明の中心地。『イーリアス』に登場するアガメムノン王の都市としても知られている。

ミケーネ文明の中心地

ミケーネ (Mycenae)

壮大な城壁や「ライオン門」が有名

壮大な城壁や「ライオン門」が有名

余生を楽しむ人

ミケーネを散歩している時に知り合ったご老人。
「リタイアして、年金生活をしているんだ。マダム、お茶はいかがかね」
と声をかけてくれた。気さくで温かい笑顔が忘れられない。

ちょっとだけ会話したミケーネの老人。

オリンピア (Olympia)

古代オリンピックの発祥地。紀元前8世紀から約1200年もの間、ここで4年に一度の祭典が開催された。

古代オリンピックの発祥地

オリンピア (Olympia)

ヘラ神殿

ヘラ神殿は、紀元前7世紀に建てられた、ギリシャ最古の神殿のひとつ。ここでは、今も聖火採火式が行われ、太陽光を凹面鏡で集める。古代オリンピックの伝統が現代に受け継がれている。

ヘラ神殿

採火場

聖火採火式が行われた場所

採火場

よーいドン! 親子でこれからスタート

よーいドン! 親子でこれからスタート

メテオラ (Meteora)

メテオラは「空中に吊り下げられた」という意味で、その名の通り、巨大な岩山の頂上に修道院が建てられた。14世紀以降、オスマン帝国からの迫害を逃れた修道士たちが、この隔絶された場所に修道院を築き、忍耐生活を続けた。

メテオラ修道院

メテオラの岩山の上の修道院は、まるで天空に浮かぶ城。信仰と自然の力が生み出した、奇跡の絶景。こんな高い所に人はどうやって造ったんだろう…? 
オスマン帝国からの迫害を逃れた人々の熱意に圧倒された。

メテオラ (Meteora)

岩山の上の修道院

今も活動を続けている。観光客の女性はスカートを身につけることを指示される。服装の厳格なルールは継続中。

修道院の台所

メテオラ修道院の猫

猫に餌を与える修道僧の優し気な様子に感銘。

メテオラ修道院の猫

あなたはだれ?と鋭い目でにらまれ、その気品に圧倒された。

あなたはだれ?と話しかけてくる猫ニャンさま

清貧、けれでも美しき世界

質素な中に美を保つ。シンプルで美しい内部。

しかし、世界遺産に登録されてから、観光客がどっと増え、以前の厳粛な雰囲気が維持できず、アトス山へ去っていく修道僧が多くなった。結果、メテオラでの活動は衰退している。

清貧、けれでも美しき世界

カランバカ (Kalabaka)

メテオラ修道院群の麓にある町。それ自体に古代遺跡はないが、メテオラへの玄関口として、多くの観光客で賑わう。

メテオラに行く前に宿泊したホテルの裏庭の教会。

カランバカ (Kalabaka)

カランバカはまるで日本の田園風景

カランバカはまるで日本の田園風景

デルフィ (Delphi)

古代ギリシャで最も重要な聖地のひとつ。「大地のへそ」と信じられている。

大地のへそ

ここが『大地のへそ』と呼ばれた場所。古代の人々が信じた世界の中心で、地球のエネルギーを感じてみませんか?

しかし、由来が面白い!大地のへそを探すのに二羽の鷲(ワシ)を逆方向へ飛ばし、その二羽がこの場所に降り立ったからというなんとも愉快なエピソード。
というわけで、大地のヘソで愛を叫んでみた!(笑)

「愛しているよギリシャ!」

デルフィ (Delphi)
古代ギリシャで最も重要な聖地のひとつ。「世界のへそ」と信じられている。大地のへそ

活発に遺跡を巡る女性観光客

活発に遺跡を巡る女性観光客

アポロン神殿の巫女

アポロン神殿には、神託を告げる巫女(ピュティア)がいたことで有名。国家レベルの決定に大きな影響を与えたという。

アポロン神殿の巫女

巫女のモデルのエレニ

遺跡をガイドしてくれたエレニ。超美人!

巫女のモデルのエレニ

最後の日はアテネで一泊

2019年に出掛けた時は、ギリシャは経済危機が大変な状況で、アテネはデモやストライキがあり、店の窓ガラスが割れていた。

しかし、2025年現在の状況は大きく変化している。まず、経済は回復傾向債務問題も改善への道を進めている。観光客も順調に伸びていて、ギリシャ経済を支えている。

ざっと見た感じでは、人々は実に人生を謳歌している。南国人の楽天的な性格もあるが、親切で気さくな人々の性格は依然と同じ。ぜひギリシャを訪れ、おおらかで楽しい人々と会話してみてください。スマホ通訳ではなく、生の声での会話お勧めします。

ヤーサス」(こんにちは)というだけで仲良くなれますよ。

最後の日はアテネで一泊

午後のカフィはおしゃべりが飛び交う。

ギリシャでは、とても素晴らしい体験ができた。その一番の理由は、古代遺跡や海の美しさだけでなく、ギリシャ国民が持つおおらかさ明るさにあるのではないでしょうか?
 ぜひギリシャへの旅を計画してみてください。素敵な思い出作りを!

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