風景写真術:3つのアドバイス
⑴ 構図にリーデイングラインを確保する
⑵ 視点を移動し、最適なポイントを探す
⑶ 一瞬を待つ忍耐力、我慢が大切です
後醍醐天皇を弔う桜
夢窓国師の進言
京都の嵯峨に位置する天龍寺は、足利尊氏が吉野山に追いやった後醍醐天皇が崩御された際、その菩提を弔うために夢窓国師の進言により建立された寺院である。
建立の際、天下第一の桜の名所である吉野山の桜を再現すべく枝垂桜で天龍寺を埋め尽くしている。
借景の桜咲く嵐山
①曹源池庭園から桜咲く嵐山を望む。

⑴ 構図にリーデイングラインを確保する
借景の桜咲く嵐山。素敵な構図感謝。
構図にリーデイングラインを確保するために、借景を生かした風景は最高です。
枝垂桜(しだれざくら)
枝垂桜のトンネル
②すごい!ここからが枝垂桜のトンネルの始まりだね。

⑵ 視点を移動し、最適なポイントを探す
枝垂桜のトンネルを歩くことで視点が移動できる。桜並木は動かないけれど、自分の体が移動することで視点はおのずと変化し、最適なポイントを探すことができる。
桜並木越しの比叡山
③桜並木越しに見える京都の鬼門を守る比叡山の眺めが素晴らしい。

何処まで続く枝垂桜
④いったい、枝垂桜のトンネルは何処まで続いているんだろうね。

見ごたえ抜群
⑤枝垂桜は見ごたえ抜群なり!

⑶ 一瞬を待つ忍耐力、我慢が大切です
桜は一年間でたった一週間の開花。計画を立て、準備をし、健康に気をつけながらその日を待つ。その努力がいい風景写真を撮るための条件です。
記念写真を撮ろうぜ!
⑥枝垂桜のトンネルはここが最後。
さあ、記念写真を撮ろうぜ!

枝垂桜の起源
後醍醐天皇が愛した桜
多宝殿を見守る枝垂桜
天龍寺には後醍醐天皇をお祀りしている多宝殿を見守るようにして、枝垂桜やソメイヨシノが取り囲んでいる。吉野で崩御された後醍醐天皇が愛した桜を、毎年楽しめるようにとの夢窓国師の進言があったそうです。(夢窓国師は鎌倉時代~南北朝時代のの禅僧・作庭家)
枝垂れ桜の花言葉
枝垂れ桜の花言葉は、その姿から「優美」「ごまかし」「円熟した美人」「淡泊」「純潔」「精神の美」など様々な表現がある。
枝垂桜の起源
枝垂桜は、平安時代から栽培されていた日本最古の桜の栽培品種、エドヒガンの突然変異。
枝垂れ桜の寿命は約300年といわれていますが、樹齢1000年を超える古木も数多く存在しています。
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美しい桜の写真をご覧いただきありがとうございます。楽天では枝垂桜やソメイヨシノの苗木をご購入できます。ぜひ素敵な桜を咲かせてみませんか。
枝垂桜の苗木
ソメイヨシノの苗木
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