氷結のシンフォニー
袋田の滝は約1500万年前の海底火山の噴出物が隆起し、浸食されてできた滝。四段に落下する姿から四度の滝とも呼ばれ、西行法師がその美を絶賛し、水戸藩主らも愛した歴史を持つ滝です。
◆滝の入り口
旅の始まりは、静かな祈りから。 「四度の滝不動尊」が祀られる神棚を仰ぎ、冷気の中へ足を踏み入れる。これより先は、音が消えた純白の聖域。

◆滝の全容
目の前に現れたのは、巨大な白銀の塊。 凍てついたその姿は、まるで荒々しい「白クマ」が天を突いて立ちはだかるような圧倒的な威容だ。

◆国指定名勝に選ばれるだけあって価値ある姿。

◆不思議な幾何学模様
視線を移せば、そこには不思議な幾何学模様が広がっている。 ある場所は、貴婦人が白いフレアスカートを優雅に広げたような柔らかな曲線を描き、またある場所は、歳月を重ねた大理石の壁のように重厚で、冷徹な気品を漂わせている。

◆貴婦人が白いフレアスカートを優雅に広げたような曲線。

◆大理石の壁のように重厚で、冷徹な気品を持つ。

◆ 瞬間凍結した奇跡の造形美
驚くべきは、水が「動」から「静」へと切り替わったその一瞬の鋭さだ。 滝つぼへと流れ落ちる飛沫が、重力に逆らうようにそのまま瞬間冷凍されている。 右手に目を向ければ、激しい水しぶきが凍りつき、まるでタンチョウヅルが羽を広げ、舞い踊る瞬間を切り取ったかのような、奇跡的な造形美があった。

◆色彩を失った美学
さらに深淵を覗き込む。 氷の「純白」と、滝つぼの「黒」。 そのコントラストは、計算し尽くされた抽象画のようでもあり、あるいは極限まで無駄を削ぎ落とした水墨画のようでもある。ここには、私たちの日常にある余計な「色」は存在しない。

◆計算し尽くされた重厚な抽象画。

◆まさに、無駄を削ぎ落とした水墨画。

◆雪を被った岩々、白い帯となって続く川の流れ。

◆吊り橋と渓谷の雪景色
吊り橋を上に眺める光景は、まるですべての雑音を雪が吸い込んでしまったかのような、深い静寂に満ちている。

◆自然という名のアート
最後に見上げたのは、巨大な氷の柱。 無数に垂れ下がるツララは、自然が長い時間をかけて築き上げた「氷の館」であり、クリスタルのオブジェだ。

◆ツララのアート
白い花が咲いているようなツララの競演。

人は、凍りついたものを「静」と呼ぶかもしれない。 けれど、この氷の城の奥底からは、春を待つ水の、力強い鼓動が聞こえてくる。 今、この場所でしか出会えない、凍てつく美の極致を心に刻み、山桜の咲く季節を楽しみに待ちます。
袋田の滝アクセス
東京駅から日本三名瀑の一つ、袋田の滝(茨城県大子町)へのアクセス方法をご案内します。(日本三大瀑布とは華厳の滝、那智の滝、そして、この袋田の滝を指しています)
東京駅からは、特急列車とローカル線を乗り継ぐルートが一般的です。
1. 公共交通機関(電車・バス)
最もスムーズなのは、特急「ひたち」または「ときわ」を利用するルートです。
- ルート例:
- 東京駅 →(JR常磐線 特急ひたち・ときわ / 約1時間15分)→ 水戸駅
- 水戸駅 →(JR水郡線 / 約1時間10分〜20分)→ 袋田駅
- 袋田駅 →(茨城交通バス「滝本」行き / 約7分〜10分)→ 滝本バス停 →(徒歩約10分)→ 袋田の滝
- ポイント:
- JR水郡線は本数が限られているため、事前に乗り換え時間をしっかり確認しておくのが安心です。
- 袋田駅から滝まではバスのほか、タクシーで約5分、徒歩だと40分ほどかかります。
2. 高速バスでのアクセス
- ルート:
- 東京駅(八重洲南口) →(高速バス「常陸大子駅・大子営業所」行き)→ 袋田の滝入口
- ポイント:
- 乗り換えなしで行けるのが魅力ですが、1日の本数が非常に少ないため、スケジュールを合わせる必要があります。
3. 車でのアクセス
- ルート: 首都高速 → 常磐自動車道 → 那珂IC → 国道118号線を大子方面へ(那珂ICから約1時間)
- 所要時間: 東京駅から合計で約2時間半〜3時間程度です。
氷結した滝を撮影する苦労は、まず冷たさ。カメラが寒さで凍らないように防寒対策をしてください。また足元が滑りやすいのでくれぐれも注意してください。転倒は本当に危険です。
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