京都桜紀行:後編

🌸いざ、古都の桜めぐりへ!京都を満喫する写真旅

1. 京都御苑—高貴な桜の園

まず訪れたのは、京都御苑。 広大な敷地は、かつての京都御所を囲む公園で、旧公家屋敷の跡も点在しています。歴史と自然が見事に融合した空間……京都の中心地にあるとは思えないほどの、静かで優雅な場所です。

見事なシダレザクラ!その枝ぶりは、まるで雅な貴族の衣のよう。風に揺れる姿は、思わず「高貴な香りがする」なんて表現を使いたくなります。

京都御苑—高貴な桜の園
the photo by Mr.Soutan

中央に愛らしい門構えの建春門。その左側には、満開の桜が寄り添うように咲き誇っています。古都の春を凝縮したような一枚、絵になりますね。

京都御苑—高貴な桜の園と建春門
the photo by Mr.Soutan

こちらは、まるでピンクの大きな扇子を広げたような桜の大木!圧倒的な存在感です。思わず手を合わせてしまいそう……。

京都御苑—高貴な桜の園
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2. 京都植物園—160品種500本の桜

次に足を運んだのは、京都植物園。なんと日本最古の公立植物園だそうです。バラ園や温室など、多彩な植物が楽しめるのが魅力。もちろん、春は花々が咲き誇ります!

前景には、鮮やかな赤いチューリップ畑。遠景には、ずらりと並ぶ桜並木。整然と咲き誇るチューリップと、その向こうの桜……「咲いた咲いた」という歌が聞こえてきそうですね♪ 小さく写っている人々の姿が、この賑わいを物語っています。

京都植物園 桜と赤いチューリップ畑
the photo by Mr.Soutan

前景の池の周囲には、白い花があふれています。(ユキヤナギかな?コデマリかな?)そして、遠景には淡いスカイブルーの下、ピンク色の桜並木が帯のように連なっています。この色のコントラストがたまりません……!

京都植物園の桜と白い花があふれています。(ユキヤナギかな?コデマリかな?)
the photo by Mr.Soutan

驚いたのは、京都植物園の桜の木はちょっと異次元だということ。なんと、160品種500本もの桜が植えられているんです。ソメイヨシノやシダレザクラといったメジャーな品種だけでなく、サトザクラなど、他ではなかなか見ることのできない珍しい桜にも出会えるんです。桜好きにはたまらないスポットですね!

京都植物園の桜の木160品種500本
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3. 半木の道(なからぎのみち)—桜のトンネルで幸せ顔

鴨川沿いの隠れた名所、半木の道(なからぎのみち)へ。 京都府立植物園の西側に位置し、枝垂れ桜がトンネルのように咲き誇る、春の穴場です。

半木の道(なからぎのみち)
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桜並木の下を散歩する人々は、みんな幸せ顔。 …でも、写っているのはすべて後ろ姿。 「笑顔を見返しているのは桜だけ」—なんてロマンチック!もしかしたら、桜も沢山の幸せオーラを浴びて、ニヤリと笑顔を返しているかもしれませんね?

半木の道(なからぎのみち)笑顔の観光客
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4. 平野神社と、はんなり舞妓さん

4-01. 平野神社—桜の数400本!

平安遷都と共に遷座された古社、平野神社。この神社の桜の数も、400本とすごい! ただ……押し寄せる人の波もすごいんです。
夜はライトアップで神々しいまでの輝きなんですが、人々は夜桜で感動!……しかし、 写真を撮るどころか、歩くことさえままならぬ混雑状況でした……。これもまた、京都の春の風物詩、なのかもしれませんね(笑)。

平野神社の桜
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4-02. 舞妓さんと芸妓さん—日本の美意識

そんな人混みの平野神社で、なんと舞妓さんに偶然遭遇!淡いブルーの着物地が、桜の下で、はんなりと映えます。 もしかして、あの有名な「都をどりの練習に行く途中でしょうか?

平野神社と、はんなり舞妓さん
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さすが京都、「格式」「伝統」「美意識」を重んじる街。舞妓さんは、まさにその象徴ですよね。舞妓さんといえば京都。京都といえば舞妓さん。ぜひ、残したい伝統文化です。

平野神社と、はんなり舞妓さん撮影
the photo by Mr.Soutan

さすが人気の舞妓さんたち。観光客に頼まれて、写真撮影に応じている様子をパチリ。 彼女たちは単なる観光の象徴ではなく、日本の伝統芸能と美意識を体現する存在

舞妓さん 写真撮影に応じている様子をパチリ。
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「あらら、桜の花びらが……」そんな会話かも。

舞妓さんの頭に桜がはらり

5. 平安神宮—朱色の社殿

明治時代創建、桓武天皇を祀る平安神宮。鮮やかな朱色の社殿が美しく、広大な神苑も有名です。大鳥居の迫力も圧巻

平安神宮—朱色の社殿
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平安神宮の桜も、実に見事です。 あまりの美しさに、すっかり魂を抜かれてしまいました……(笑)。

平安神宮—さくら満開
the photo by Mr.Soutan

平安神宮からは、東に大文字山、北西に愛宕山(あたごやま)、そして吉田山は歩いて行ける山。

さて、背後に見える木々のこんもりした森は……?
AIさんに教えてくださいとグーグルで検索しました。

検索結果によると、平安神宮の東側、京都の市街地を一望できる東山山頂にある将軍塚(しょうぐんづか)の森の可能性が高いと出ました。桓武天皇が平安京遷都の際に、王城鎮護のために将軍の土人形を埋めたと伝わる由緒ある場所です。

平安神宮の東側、京都の市街地を一望できる東山山頂にある将軍塚(しょうぐんづか)の森
the photo by Mr.Soutan

京都の桜は、どこも歴史と風情があふれていて、本当に心が洗われますね。 最後にお届けするのは天龍寺。嵐山の名刹、天龍寺(てんりゅうじ)で、今回の旅を締めくくりましょう。

6. 天龍寺—夢窓国師の絶景庭園へ

このお寺は、敵対していた足利尊氏が、後醍醐天皇を弔うために、夢窓国師(むそうこくし)らの進言によって建立したという、歴史深いお寺です。ライバルが弔いのために建てたなんて、なんだかドラマティックですね。

そして、見どころは曹源池庭園(そうげんちていえん)

曹源池庭園から、桜が咲き誇る嵐山(あらしやま)を望めます池を中心にした庭園と、その背景の自然の山々が一体化した借景(しゃっけい)が見事!夢窓国師の時代から続くこの絶景は、まさに「生きた絵画」です。

天龍寺—夢窓国師の絶景庭園へ
the photo by Mr.Soutan

こちらは、桜の枝越しに見る比叡山(ひえいざん)の眺め! 遠くの山までを庭の景色に取り込んでしまう、スケールの大きな美しさです。悠然とした比叡山と、はらはらと舞う桜……このコントラストがたまりませんね!

天龍寺—桜の枝越しに見る比叡山(ひえいざん)の眺め
the photo by Mr.Soutan

写真家:Mr.Soutanコラム

京都は、何度訪問しても、更にまた行きたくなる日本人の心の神髄です。この大切な日本の宝を写真という方法で残すことが自分の使命のようにも感じられます。
また、機会を見つけて、京都の素晴らしさをブログで発信できることを願ってやみません。

次回は、ツツジをテーマにしたブログを予定しております。またのご訪問をお待ちしております。

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