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🌸弘前城の桜2025

風景写真術:桜並木撮影の3つのコツ

⑴ 青空が桜並木を魅力的にする
⑵ 桜並木と同格の大物を配置する
⑶ 人や舟など点景を入れオリジナリティーを表現

弘前城の桜並木

ソメイヨシノ寿命60〜80年説がある中、樹齢140年を超える日本最古のソメイヨシノの樹がある。それが今も幹が見えなくなるほど花を付けている。

日本一と称される弘前の桜は、太陽の光がどの枝にも差すように、独自の剪定技術を施した結果、一つの花芽からいくつもの花がモコモコと咲き、インパクトがある。

おらがサクラは日本一

サクラとリンゴは同じバラ科の植物であること。リンゴの病虫害から守る技術とリンゴ独特の剪定技術をソメイヨシノにも応用した結果「おらがサクラは日本一」だという誇りがある。サクラとの70年の奮闘がそれを作り上げている。すばらしい!

天守閣の装い

①天守閣が大量のソメイヨシノに囲まれ堂々と佇んでいる。

天守閣が大量のソメイヨシノに囲まれ堂々と佇んでいる。
taking by Mr.Soutan

⑴ 青空が桜並木を魅力的にする
青はピンク色を引き立てる効果が抜群。曇った空では桜との境目がわからない。
いい写真を撮りたいと思ったら、晴れの日をしっかり押さえよう。

主役は桜、脇役は?

枝垂桜はお城の御簾?

②枝垂桜に隠れて天守閣が見えないぞ!

枝垂桜に隠れて天守閣が見えないぞ!
taking by Mr.Soutan

⑵ 桜並木と同格の大物を配置する
桜は4月の一週間しか咲かないけれど、弘前城は一年中、主役として存在する。しかし、4月は桜が主役。桜並木と同格の大物弘前城の天守閣赤い橋、岩木山と一緒に並んで魅力が爆発。それもまた「日本一の桜」と呼ばれる理由。

ソメイヨシノの大木と赤い橋

③お壕の向こうに行って見よう。ソメイヨシノの大木が沢山ありそうだ。

お壕の向こうに行って見よう。ソメイヨシノの大木が沢山ありそうだ。
taking by Mr.Soutan

岩木山の魅力倍増

④どうかね。岩木山をバックに撮影すると、さぞや男前に写るだろう!

どうかね。岩木山をバックに撮影すると、さぞや男前に写るだろう!
taking by Mr.Soutan

桜並木+点景で臨場感を表現

人や舟を入れてオリジナリティーを表現
桜並木を舟から眺める人々、記念写真を撮る人、感動して立ち続ける人、その場所でしか見れない点景を一緒に写すことで、臨場感、オリジナリティーを表現できる。

遊覧船とは贅沢三昧

⑤ここで一句
「散る桜 かき分け進む 遊覧船
 贅沢三昧 冥土の土産」

散る桜 かき分け進む 遊覧船 贅沢三昧 冥土の土産
taking by Mr.Soutan

お濠周りのソメイヨシノはすごい

⑥弘前城の周囲約3kmに濠が巡らされているが、このような大木のソメイヨシノでその濠は囲まれている。とにかく、凄すぎる!

弘前城の周囲約3kmに濠が巡らされているが、このような大木のソメイヨシノでその濠は囲まれている。とにかく、凄すぎる!
taking by Mr.Soutan

弘前城の桜並木の歴史

弘前藩士の京都土産

江戸時代が始まり

正徳5年、西暦では1715年。京都の嵐山からカスミ桜25本を弘前藩士がお土産として持ち帰ったのが弘前城の桜並木の始まり。カスミ桜は寒さに強い山桜の一種。青森でも植生できるかもしれないと考えた弘前藩士、名前は残っていないが、先見の目があったすごい偉人です。

内山覚弥氏&菊池楯衛氏

明治4年(1871年)、廃藩置県後にすっかり荒れ果ててしまった城跡に桜の木を自費で20本植えた内山覚弥氏。その彼の偉業に感銘した菊池楯衛氏が1000本追加。さらに1903年頃に大正天皇結婚記念として1000本追加されて、現在の約2600本へと引き継がれた。
明治政府の後押しで始まったリンゴ栽培の方法を参考に、独自に弘前方式という枝が横に張るような剪定技術を編み出して、素晴らしい桜並木を後世に残している。

最後までブログを御覧頂き感謝します。
2025年4月から毎月1日と15日更新。
皆様の人生の楽しみが増えるよう頑張ります。

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🌸天龍寺の枝垂桜

風景写真術:3つのアドバイス

⑴ 構図にリーデイングラインを確保する
⑵ 視点を移動し、最適なポイントを探す
⑶ 一瞬を待つ忍耐力、我慢が大切です

後醍醐天皇を弔う桜

夢窓国師の進言

京都の嵯峨に位置する天龍寺は、足利尊氏が吉野山に追いやった後醍醐天皇が崩御された際、その菩提を弔うために夢窓国師の進言により建立された寺院である。
建立の際、天下第一の桜の名所である吉野山の桜を再現すべく枝垂桜で天龍寺を埋め尽くしている。

借景の桜咲く嵐山

①曹源池庭園から桜咲く嵐山を望む。

曹源池庭園から借景の桜咲く嵐山を望む。
桜咲く嵐山

⑴ 構図にリーデイングラインを確保する
借景の桜咲く嵐山。素敵な構図感謝。
構図にリーデイングラインを確保するために、借景を生かした風景は最高です。

枝垂桜(しだれざくら)

枝垂桜のトンネル

②すごい!ここからが枝垂桜のトンネルの始まりだね。

すごい!ここからが枝垂桜のトンネルの始まりだね。
枝垂桜のトンネル

⑵ 視点を移動し、最適なポイントを探す
枝垂桜のトンネルを歩くことで視点が移動できる。桜並木は動かないけれど、自分の体が移動することで視点はおのずと変化し、最適なポイントを探すことができる。

桜並木越しの比叡山

③桜並木越しに見える京都の鬼門を守る比叡山の眺めが素晴らしい。

桜並木越しに見える京都の鬼門を守る比叡山の眺めが素晴らしい。
遠景に比叡山

何処まで続く枝垂桜

④いったい、枝垂桜のトンネルは何処まで続いているんだろうね。

いったい、枝垂桜のトンネルは何処まで続いているんだろうね。
枝垂桜のトンネル

見ごたえ抜群

⑤枝垂桜は見ごたえ抜群なり!

枝垂桜は見ごたえ抜群なり!
見ごたえ抜群

一瞬を待つ忍耐力我慢が大切です
桜は一年間でたった一週間の開花。計画を立て、準備をし、健康に気をつけながらその日を待つ。その努力がいい風景写真を撮るための条件です。

記念写真を撮ろうぜ!

⑥枝垂桜のトンネルはここが最後。
さあ、記念写真を撮ろうぜ!

枝垂桜のトンネルはここが最後のようだね。さあ、記念写真を撮ろうぜ!
記念写真を撮るスポット

枝垂桜の起源

後醍醐天皇が愛した桜

多宝殿を見守る枝垂桜

天龍寺には後醍醐天皇をお祀りしている多宝殿を見守るようにして、枝垂桜やソメイヨシノが取り囲んでいる。吉野で崩御された後醍醐天皇が愛した桜を、毎年楽しめるようにとの夢窓国師の進言があったそうです。(夢窓国師は鎌倉時代~南北朝時代のの禅僧・作庭家)

枝垂れ桜の花言葉

枝垂れ桜の花言葉は、その姿から「優美」「ごまかし」「円熟した美人」「淡泊」「純潔」「精神の美」など様々な表現がある。

枝垂桜の起源

枝垂桜は、平安時代から栽培されていた日本最古の桜の栽培品種、エドヒガンの突然変異。
枝垂れ桜の寿命は約300年といわれていますが、樹齢1000年を超える古木も数多く存在しています。

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