カテゴリー
art photo

エーゲ海3:クシャダスとエフィソス遺跡の旅日記

エフェソス遺跡は古代ギリシャからローマ、キリスト教時代へと続く数千年の歴史の痕跡を見ることができる。その旅の寄港地としてのクシャダスは美しい港町として有名。そんな魅力的なスポットをAI水彩画と写真でご案内します。

エーゲ海の地図

エーゲ海の地図

クシャダスはトルコのエーゲ海沿岸に位置する美しい港町。そこからほど近いエフィソスは、古代世界の壮大な歴史を今に伝える遺跡。トルコ観光、エーゲ海クルーズには欠かすことができない魅力あふれるスポット。絵と写真でお楽しみください。

クシャダス港

オスマン帝国時代: 15世紀にはオスマン帝国の一部となり、貿易港として発展。港に突き出した小さな島「鳩の島」はクシャダスのシンボル的存在。夕日を眺める絶好のスポットです。

クルーズ船の寄港地(AI水彩画)

クルーズ船の寄港地
(painted by Ms.Distel)

鳩の島(AI水彩画)

鳩の島(夕陽が美しい)
(painted by Ms.Distel)

エーゲ海の玄関口(AI水彩画)

世界中から観光客が訪れている。

エーゲ海の玄関口
(painted by Ms.Distel)

エフィソス遺跡

エフェソス遺跡は数千年の時を刻む都市の痕跡であり、古代地中海世界を映す壮大な鏡。単なる廃墟ではない。当時の人々の生活、文化、信仰、社会構造を鮮やかに物語る場所といえる。

セルスス図書館(AI水彩画)

紀元2世紀に建設された。ローマ帝国の高官セルススを記念する図書館。蔵書は約1万2千巻。知恵(ソフィア)、知識(エピステーメー)、知性(エノイア)、美徳(アレーテ)を象徴する女神像のレプリカが置かれている。

セルスス図書館
(painted by Ms.Distel)

都市の繁栄ぶり残す建造物

様々な彫刻やレリーフ(AI水彩画)

精巧な彫刻が高度な文化のあかし
(painted by Ms.Distel)

オリジナルはウィーンに(AI水彩画)

水道管の跡などから、当時の都市の活気を感じることができる。
オリジナルはウィーンのエフェソス博物館に展示されている。

所々に残るモザイクや彫刻
(painted by Ms.Distel)

猫は警備係(AI水彩画)

あちこちで猫がのんびり日向ぼっこ。

猫は警備係
(painted by Ms.Distel)

猫は守り神(AI水彩画)

当時の都市の繁栄ぶりを伝える様々な建造物が残されている。

トルコでは猫は守り神
(painted by Ms.Distel)

ローマ時代は人口約20万人(AI水彩画)

皇帝アウグストゥスやクレオパトラも滞在した。

ーマ帝国時代は人口約20万人
(painted by Ms.Distel)

ニケのレリーフ(AI水彩画)

ヘラクレスの門の近くにあり、訪れる人々に幸運をもたらす。
ナイキ(NIKE)のロゴのモチーフはギリシャ神話の「ニケ」。ニケは「勝利を擬人化した女神」躍動感あふれる姿が特徴。都市の繁栄と勝利を象徴する意味があるそうです。

ニケのレリーフ
(painted by Ms.Distel)

ザクロ(AI水彩画)

歩く途中で見つけて描きました。

ザクロ
(painted by Ms.Distel)

写真で紹介する建造物

大劇場(写真)

実際に歩いて、その広さにびっくり。

大劇場
(photo by Ms.Distel)

大理石通りの足跡(写真)

大理石で舗装されたメインストリートへの入り口:通過の許可は足の大きさで決定。小さい足の人は不許可らしい。

大理石通りの足跡
(photo by Ms.Distel)

世界中から観光客が訪れる(写真)

エフィソス遺跡は、古代ギリシャからローマ、そして初期キリスト教時代へと続く数千年の歴史のドラマを目の当たりにできる場所。特に重要なキリスト教の中心地。新約聖書に登場する聖パウロが伝道活動したことでも有名です。

世界中から観光客が訪れる
(photo by Ms.Distel)

ただ美しいだけでなく、当時の人々の生活や社会、そして信仰の姿を鮮やかに想像させてくれるエフェソス遺跡を見学した後は、またクシャダス港に戻り、エーゲ海を眺めながら、ギリシャへ。

船が人々の足(AI水彩画)

船が人々の足
(painted by Ms.Distel)

エーゲ海の多くの島々をもう少し探検したかったが、一週間ではとても無理。また訪問できることを願いながらギリシャ本土へと向かう。次回はトルコの旅をお送りします。

クシャダスのバザールでランチを食べた時にテーブルクロスがとても素敵だったので同じものを購入。今も愛用している。丈夫で素敵な模様です。

トルコのバザールに負けないぐらい楽天にもありますよ。ぜひお楽しみください。

楽天でお買い物

🎁トルクメン風ラグマット


🎁カーペット トルコラグ


🎁トルコ雑貨 インテリア テキスタイル


🎁テーブルクロス フリンジ付き 民族調


カテゴリー
art photo

エーゲ海の旅日記:クレタ島とサントリーニ島ブログ

今回のテーマは、ヨーロッパ最古の高度な文明の一つがクレタ島で生まれ、その消滅に大きな影響を与えたサントリーニ島の謎に写真と絵で迫ります。ぜひお楽しみください。

エーゲ海の文明が栄えた理由は、地図を見ると一目瞭然。エーゲ海は、ヨーロッパ、アジア、アフリカという三大陸の結節点に位置し、島々が「飛び石」のような役割を果たし、豊富な資源や文化が交流するハブ的存在だったからです。

クレタ島

ミノア文明

クレタ島を中心に栄えたヨーロッパ最古の高度な文明の一つ。「クノッソス宮殿」に代表される壮麗な宮殿文化

クノッソス宮殿遺跡

クノッソス宮殿遺跡
(photo by Ms.Distel)

紀元前2700年頃~紀元前1450年頃の遺跡

紀元前2700年頃~紀元前1450年頃の遺跡
(photo by Ms.Distel)

文字(線文字A):紀元前18世紀から紀元前15世紀にかけてクレタ島で使われていた文字。まだ完全には解明されていない。

文字(線文字A)

文字(線文字A)
(photo by Ms.Distel)

高度な文明を描くフレスコ画

(photo by Ms.Distel)

モダンで生き生きしたフレスコ画

(photo by Ms.Distel)

芸術性豊かで繊細な陶器(photo)

(photo by Ms.Distel)

船からの眺めを描く

船からの眺めを描く
(painted by Ms.Distel)

港からの眺めを描く

港からの眺めを描く
(painted by Ms.Distel)

ホテルの入り口「ご自由にどうぞ」

ホテルの入り口に「ご自由にどうぞ」と
(painted by Ms.Distel)

クレタ島で出会った女性

ミロのビーナスを思い出しながら描きました。

クレタ島で出会った女性
(painted by Ms.Distel)

サントリーニ島

海洋交易によって栄えたクレタ島のミノア文明。ところが、紀元前1450年頃に突如、衰退。原因はサントリーニ島(テラ島)のミノア噴火による大津波ではないかと言われている。現在もカメニ火山を中心に小規模な噴火が発生中。サントリーニ島の中心、フィラというおしゃれな街。今はどうなっているのか?

「フィラ」からの遠景

「フィラ」からの遠景
(photo by Ms.Distel)

島全体が青と白のカラー

島全体が青と白のカラー
(photo by Ms.Distel)

青と白の風景はエーゲ海の象徴

青と白の風景はエーゲ海の象徴
(painted by Ms.Distel)

美しい空、青と白のドーム型の建物。ペンキ塗りをしている男性に「どのくらいの頻度でペンキ塗りをするのか?」と聞いたら、「半年に一度かな?」と答えが返ってきた。「暇だからね」と隣から椅子に座ったおばあさんが会話に加わってきた。
船の中で教わったばかりのギリシャ語で「それは素晴らしい」と言葉を交わすと、「ギリシャ語の先生でもしているのかね」とほほ笑んでくれた。しかも、なんとお店の商品であるTシャツを「プレゼントするよ」と手渡してくれた。
「もう定年でね。最後のご奉仕。日本に行きたいよ」

すごくいい思い出をありがとう

すごくいい思い出をありがとう
(painted by Ms.Distel)

サントリーニ島を描く

サントリーニ島を描く
(painted by Ms.Distel)

ブーゲンビリアが咲き誇る

ブーゲンビリアが咲き誇る
(painted by Ms.Distel)

フィラの街中のレストラン。散歩道からの眺めも最高。フィラに行くには、ケーブルカーがあるのであっという間。でも、時間にゆとりのある人はロバタクシーもお勧めです。

フィラの街中のレストラン

(painted by Ms.Distel)

フィラという街の名前の語源は、昔、入植したスパルタ人の王様の名前がテーラス王。その名前から「テーラ」となり、いつしかそれが「フィラ」に変化したといわれる。

お土産屋さんの飾りつけの人魚姫?

お土産屋さんの飾りつけの人魚姫?
(photo by Ms.Distel)

独立した島々や地域にありながらも、海を介した活発な交流によって互いに影響を与え、西洋文明の揺りかごとも言える豊かな文化を育んできた。

サントリーニ島は今もなお、火山の小規模な噴火が頻繁にあり、多くの住民が避難し、観光客もリスクが多い。もちろん、すぐ近くのクレタ島も安全とはいえない。私が旅した時は、地震には遭遇しないで、ただ暑かったという記憶しかない。バスのエアコンが壊れて、43度という気温を今でも肌が覚えている。

紀元前18世紀から紀元前15世紀頃、豊かな鉱物資源や食料、そして恵まれた天候の中で開化したミノア文明。その足跡を歩きながら、約3500年前の時代へと飛んでみた。

生まれて、栄えて、滅びる。その歴史の繰り返しが地球上で行われている。旅は空間と時間を再認識させてくれる。一週間の旅が、実は何千年の歴史を歩くことでもある。

そんなことを考えながら、船に戻った。

さあ 次はクシャダス(トルコ)!

クシャダスは世界遺産エフェソス遺跡への玄関。

さあ 次はトルコへ!
(photo by Ms.Distel)

サントリーニ島では親切な人々と出会い、会話をギリシャ語でできた。今は、簡単にスマホでできるかもしれないが、人と人が同じ言語で話をできるなんて、最高に幸せでした。

Copyright © 2025 painted by Ms.Distel. All Rights Reserved.

楽天でお買い物

古代ロマンのエーゲ海。ぜひ行きたいです!
そんなあなたにお勧めを楽天でご紹介します。

🎁❤️‍🩹クレタ島のオリーブオイル


🎁❤️‍🩹エクストラバージンオリーブオイル


🎁❤️‍🩹クレタ島 ピサーリ XL(直径45cm×H70cm)


🎁❤️‍🩹クレタ島 ルバーキ L(直径50cm×H50cm)


カテゴリー
art photo

エーゲ海:ミコノス島とパトモス島の旅ダイアリー

夏本番のエーゲ海:ミコノス島、パトモス島の旅の思い出。写真と絵でお楽しみください。

エーゲ海はどこ?ギリシャとトルコの間

エーゲ海の楽園:ミコノス島

キクラデス諸島に属する人気の高いリゾートアイランド。
カトミリの風車群 (Kato Mili Windmills):ミコノス島のシンボルとも言える風車群、そして観光客で賑わうビーチ。

波が足元まで。美味しそう、楽しそう。そんな人々を眺めながら通り過ぎて教会へ。 急げ!時間がない🏃

荘厳に輝く朝の教会(photo )

荘厳に輝く朝の教会(photo )
photo by Distel

ランチを楽しむ観光客(photo )

ランチを楽しむ観光客
photo by Distel

ミコノス島の迷路(photo )

この道を進むうちに、迷子に! 実は、この道はわざと複雑に作られたそうです。昔、海賊が多く、襲われても、彼らが教会にたどり着けないようにわざと複雑にしたそうです。
この迷路。私も迷子になってしまい、いつの間にか、港に着いたときは嬉しさで涙が出てきました。

ミコノス島の迷路(photo )
photo by Distel

ブーゲンビリアが美しかった。

お昼寝中!(水彩画)

白い塀の上の涼しいところでお昼寝。

お昼寝中!(水彩画)
painted by Distel

島中のあちこちで見かけた風景です。

船からの全体風景(水彩画)

着岸する際に眺めた風景。

船からの全体風景(水彩画)
painted by Distel

夕陽に輝く海岸線(水彩画)

船に戻る時間ギリギリまで夕陽を眺めて描きました。

夕陽に輝く海岸線(水彩画)
painted by Distel

船室のおもてなしの花(水彩画)

豪華客船の装飾は実に見事。花も豪華!

船室のおもてなしの花(水彩画)
painted by Distel

ミコノス島に朝、着岸し、夕方まで走り回っていました。たった一日の滞在では短すぎて、残念でした。もっと居たかった!

ユネスコ世界遺産パトモス島

パトモス島は、ドデカネス諸島に属する小さな島。しかし、キリスト教徒にとっては特別な意味を持つ聖地。そのため、ユネスコ世界遺産にも登録されている。

聖なるパトモス島(photo)

パトモス島は紀元95年頃、ローマ皇帝ドミティアヌス帝の迫害から逃れてきた使徒ヨハネが流刑された場所。

聖なるパトモス島(photo)
photo by Distel

スケラ港(photo)

パトモス島の玄関口。港にはフェリーが発着し、海岸沿いにはレストランやカフェ、土産物店が並んでいたのですが、時間の都合でじっくり味わうことができず、残念!!

スケラ港(photo)
photo by Distel

船から眺めた島の風景(水彩画)

船から眺めた島の風景(水彩画)
painted by Distel

船着き場の風景(水彩画)

テンダーボートやタグボートで大型客船から港へと移動。

船着き場の風景(水彩画)
painted by Distel

船室の花(水彩画)

船室のドアにはすべて絵が飾られていた。もちろん、室内にも。

船室の花(水彩画)
painted by Distel

船内の飾りつけ(水彩画)

なぜかウサギさんのぬいぐるみがちょこりんと。

船内の飾りつけ(水彩画)
painted by Distel

船の中の時間はたっぷりあったため、船内をあちこちウロウロ。絵もロビーでじっくり描くことができた。

おしゃれな店で接待してくれた日本人の女性。旅するうちに、あまりの美しさに旅でなく、ギリシャに移住。でも、観光客と異なり、「住むのは大変よ」と日焼けした顔で苦笑い。

たった一週間の旅、豪華客船といえども、下船した時は地面が揺れている感覚がしばらく続いた。美しい船内。そして美しき島々。「またいつか来るね」とつぶやきながら、エーゲ海の旅思い出を心の金庫にそっと保存した。

エーゲ海を巡る旅は本当に素晴らしかった。暑さも吹き飛ばす美しき空と海。ギリシャの哲学や美術が目の前にリアルに広がり感銘。幼い頃からの夢がやっと実現。最高の旅でした。

Copyright © 2025 painted by Ms.Distel. All Rights Reserved.

楽天でお買い物

エーゲ海のお土産にはコットンの柔らかい肌触りのタオルがお勧めです。ぜひ体感してください。

💑海綿スポンジ かいめん ボディースポンジ


💑エーゲ海の風タオル 34x80cm 5枚セット


💑エーゲ海の風 バスタオル 60x120cm 4枚セット


💑ホテルフェイスタオル 6枚組

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

エーゲ海コットン ホテルフェイスタオル 6枚組
価格:3,980円(税込、送料無料) (2025/7/19時点)