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バラの美を写真で撮る

バラには人間を引き付ける魅力が沢山あります。色・形・香り、そして人間と共に歩んだ長い歴史。そんなバラの魅力を写真で再現。皆様に楽しんで頂けたら幸いです。

バラの歴史

バラの歴史は古い。以前クレタ島に旅した時、壁画にも刻まれていた。外見の美しさだけでなく、香りも魅惑的なために、クレオパトラにも深く愛された。中世になるとイギリスで薔薇戦争が勃発。王位継承をめぐっての赤バラランカスター家白バラヨーク家の争い。終結後、赤バラと白バラを組み合わせて紋章にした。それがきっかけでバラはイギリスの国花の一つになった。そんな世界中で愛されるバラを撮影。ぜひご覧ください。

薔薇戦争1455 年~1485年)主な原因:イングランド王位の継承権を巡るランカスター家とヨーク家の対立。ヘンリー7世になって終結。平和締結の祈りを込めてバラの紋章が作成された。

バラの生育区分

生育によっておおまかに分類されるバラ

木立性(ブッシュ・ローズ)

バラが支柱なしで自立して育つタイプ

01 グラハム・トーマス

グラハム・トーマス
photo by Mr.Soutan

02 メアリー・レノックス

メアリー・レノックス
photo by Mr.Soutan

つる性(クライミング・ローズ)

枝が長く伸びてツル状になるタイプ

03 マリー・ヘンリエッテ

つる性(クライミング・ローズ)
マリー・ヘンリエッテ
photo by Mr.Soutan

つるバラがフェンスや門に咲いているのを見ると感激

シュラブ(半つる性、低木性)

木立性バラとつるバラの中間タイプ

04 メアリー・ローズ

シュラブ(半つる性、低木性)
メアリー・ローズ
photo by Mr.Soutan

また咲き方から一季咲き四季咲きなどにも区分できる。

写真術:バラの上手な撮り方

Mr.Soutan:花を撮るコツ

①構図:黄金比を活用
②光:自然光を生かす
③視点:高さを意識する

①構図:黄金比を活用

黄金比(golden ratio)とは、1:(1+√5)/2という比率。おおよそ「1:1.618」

①構図:黄金比を学ぶ

黄金比とは……

人がもっとも美しいと感じる比率のこと。
絵やデザイン、写真を撮るときに欠かせない基本構図。この比率を意識するとかなり良い構図になる。

最初にこの比率を考えたのはギリシャの哲学者、エウドクソス。次にユークリッド。天才レオナルド・ダ・ビンチも絵を描きながら自然界からこの比率を得た。
『花びらや葉は黄金比によって存在位置を決めている。より効率的に光合成をするために、黄金比でお互いの位置を譲り合うことで、満遍なく、光を受けて栄養分に蓄えて、成長していく』
レオナルド・ダ・ビンチは深い観察力で、この比率の美しさに気が付き「神聖比率」と名付けて重要視していた。やはり天才は物事を見る視点が一般人と異なる。
写真にもこの比率を活用して、バランスを取る目安にすると最適な構図になる。

黄金比を意識して撮影

05 ランドラ

photo by Mr.Soutan

バラの花の形を素敵に写す

剣弁咲き(けんべんざき)

剣弁咲きのバラは、花びらの先が細く尖っているのが特徴。まるで剣の先のように、シャープでスタイリッシュなイメージ。美しい花びらをよりスッキリ撮ることにフォーカス!

06 ロブロイ

シンプルで洗練された雰囲気の花姿

ロブロイ
全体的にすっきりとして洗練された雰囲気の花姿
photo by Mr.Soutan

07 ハニーブーケ

青い空を広くとることで、平和や希望への祈りを表現できる

青い空を広くとることで、平和や希望を表現できる
photo by Mr.Soutan

08 シルエット

気品ある姿を、背景の濃い緑が引き締め、さらに美しく撮る

シルエット
気品ある姿を背景の濃い緑でさらに美しく撮る
photo by Mr.Soutan

丸弁咲き(まるべんざき)

09 クイーンエリザベス

まろやかなカーブを描いた花びらを強調

クイーンエリザベス
丸く、緩やかなカーブを描いた花びらを強調
photo by Mr.Soutan

10 イングリッシュローズ

優雅で可愛らしい姿をやや上から撮影

イングリッシュローズ
優雅で可愛らしい姿をやや上から撮影
photo by Mr.Soutan

11 フロリバンダ

ダークな背景の中でより立体的な姿を浮かび上がらせる

フロリバンダ
ダークな背景の中でより立体的な姿を浮かび上がらせる
photo by Mr.Soutan

②光:自然光を生かす

自然光を生かし、花びら一枚一枚の丸みと柔らかい質感を表現する。もしかすると、未来のカメラは香りまで取り込むことができるかもしれない。

12 バレンシア

花びらがふっくら、丸く重なっている

バレンシア
花びらがふっくらとして、丸く重なっている
photo by Mr.Soutan

13 モーリスユトリロ

パリの風景をたくさん描いたフランス近代画家モーリス・ユトリロをイメージして名付けたおしゃれな花姿。優雅でクラシカルな雰囲気を自然光でよりすてきに撮影。

モーリスユトリロ
パリの風景をたくさん描いたフランス近代画家モーリス・ユトリロをイメージして名付けたおしゃれな花姿
photo by Mr.Soutan

ロゼット咲き(小さなバラ)

ロゼット咲きのバラは、たくさんの花びらが中心に向かって渦巻き状に重なり合って咲くのが特徴。まるで小さなバラの集まりのようにも見え、クラシカルで豪華な印象を与える。

14 パパメイアン

赤いゴージャスな花びらが何層にも重なり、中心が盛り上がっている様子を撮る

パパメイアン
花びらが何層にも重なり、中心が盛り上がっている様子を撮る
photo by Mr.Soutan

15 ヨハネパウロ2世

重厚さと気品が漂っている瞬間の美を撮る

ハネパウロ2世
花びらが幾重にも重なり、アンティークな雰囲気がある
photo by Mr.Soutan

16 イングリッシュローズ

アンティークな魅力を黄金比を活用し、さらに美しく撮影する

イングリッシュローズ
アンティークな雰囲気を黄金比を考えて撮影する
photo by Mr.Soutan

カップ咲き

17 ピエール・ド・ロンサール

花全体が丸みを帯びたカップのような花姿。3分割構図を使って、躍動感と奥行き感を表現。

ピエール・ド・ロンサール
花全体が丸みを帯びたカップのような形に咲く
3分割構図を使って、躍動感と奥行き感を表現
photo by Mr.Soutan

18 ガーデンローズ

花びらが内側に巻き込むように咲いている姿がカップそのもの

ガーデンローズ
花びらが内側に巻き込むように咲いている姿がカップそのもの
photo by Mr.SoutanSONY DSC

19 プリンセス ドゥ モナコ

優雅で可愛らしい雰囲気を強調

プリンセス ドゥ モナコ

優雅で可愛らしい雰囲気を強調
photo by Mr.Soutan

ポンポン咲き

小さく丸い花が密集して咲くのが特徴。小さなボールやボタンのように見え、可愛らしくて愛らしい印象

20 ロサ・ダマスケナ

優良な香りで知られて、香水の成分にもなっている

ロサ・ダマスケナ
優良な香りで知られて、香水の成分にもなっている
photo by Mr.Soutan

21 ランブラーローズ

花びらが集まり、ふわふわした丸いボールのように見える

ランブラーローズ
花びらが集まり、ふわふわとした丸いボールのように見える
photo by Mr.Soutan

22 ダマスクローズ

花房になってたくさんの花が空に向かって楽しそう

ダマスクローズ
花房になってたくさんの花が空に向かって楽しそう
photo by Mr.Soutan

色による分類
(赤:白:黄:ピンク:オレンジ:複色)

23 ミスターリンカーン

赤いバラの花言葉:情熱的・美・熱烈な恋

ミスターリンカーン
赤いバラの花言葉:情熱的・美・熱烈な恋
photo by Mr.Soutan

24 アイスバーク

白バラの花言葉:純粋・清純・尊敬・約束

アイスバーク

白いバラの花言葉:純粋・清純・尊敬・約束
photo by Mr.Soutan

25 ゴールデン・メダリオン

黄色いバラの花言葉:友情・献身・平和

ゴールデン・メダリオン

黄色いバラの花言葉:友情・献身・平和
photo by Mr.Soutan

26 イングリッシュローズ

ピンクのバラの花言葉:感謝・上品・優美

イングリッシュローズ
ピンクのバラの花言葉:感謝・上品・優しさ
photo by Mr.Soutan

③視点:高さを意識する

バラの種類によっては、空高く伸びて咲いている。野外での撮影。空を背景にすることでバラの美しさをさらにパワーアップできる。

27 ローズスパルタン

オレンジの花言葉:絆・元気・熱意

ローズスパルタン
オレンジの花言葉:絆・元気・熱意
photo by Mr.Soutan

28 マダムビオレ

紫のバラの花言葉:尊敬・気品・神秘的

マダムビオレ

紫のバラの花言葉:尊敬・気品・誇り・神秘的
photo by Mr.Soutan

29 リオサンバ

黄色から赤色のグラデーションの複色。不思議な色合い。開花中にどんどん表情を変えていく。まるで踊っているように見える。

リオサンバ

黄色から赤色のグラデーションの複色。不思議な色合い。
開花中にどんどん表情を変えていく。まるで踊っているよう。
photo by Mr.Soutan

30 ノスタルジー

内側から白、ピンク、赤と見事なまでの変化に圧倒される

ノスタルジー
内側から白、ピンク、赤と見事なまでの変化に圧倒される
photo by Mr.Soutan

カメラの進化に感謝

美しいバラを見ていると、どのバラにも愛着を感じて撮りたくなってしまう。カメラの進歩により、アナログから、デジタルに変化。フィルムでなく、パソコンでデータが保存できることにとても感謝している。

バラを県花にしている県

茨城県・富山県・福井県・岐阜県・静岡県・長崎県

  • 茨城県:いばらきフラワーパークが有名
  • 富山県: 県民に愛される花として制定
  • 福井県: 美しい花姿が県民から好評
  • 岐阜県: 温暖な気候がバラの栽培に適合
  • 静岡県: 伊豆のバラ園などが有名
  • 長崎県: グラバー園など歴史的な所に咲く

国花としてはブルガリアのダマスクローズが選ばれている。またイギリスもバラは国花の一つに認定されている。

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美しいバラを堪能した後は、ぜひ楽天でバラをご購入ください。来年はバラが幸せを運んでくれますよ。バラの成長が楽しみですね。

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秋の尾瀬の美を撮る

秋色の尾瀬は、都会で疲れた心を優しく解きほぐす魔法使い。心奪われる秋の尾瀬、燃えるような赤や黄色に染まった木々、草紅葉の絨毯、全てが特別な存在感で歓迎してくれます。

贅沢で穏やかな時間を過ごす

秋色の尾瀬の美
photo by Mr. Soutan

尾瀬の魅力

開放的で、心に安らぎを与えてくれる。

空と自分が一体になったような、自然界とのつながりが感じられる。遠くに見える空が自分の頭上に続いていると思える。時の流れを忘れさせてくれる。

開放的で、心に安らぎを与えてくれる。
photo by Mr. Soutan

Mr.Soutan写真術講座

Mr.Soutan写真術:3つのコツ

① 尾瀬の風景はパノラマが最適

② 一点を強調、フォーカスする

③ リフレクションにチャレンジ

秋の装いでお出迎え

美しい秋色絨毯

① 尾瀬の風景はパノラマが最適

前景の草紅葉と中景に広がる木々の紅葉、遠景の山並みをバランスよく配置。しかも、登山客を入れることで、ここは尾瀬と主張できる。

尾瀬の風景はパノラマ構図が最適
photo by Mr. Soutan

尾瀬の湿地帯はおよそ8000年の歴史がある。長い年月をかけて今の広い湿地帯が形成された。この貴重な空間を人類の身勝手で破壊してはいけない。写真を撮りながらそんなことを思った。

ナナカマドの紅葉

ナナカマドは6月から7月にかけて白い愛らしい花を枝先に咲かせる。アジサイの一種かなと思うぐらい形が似ている。そして、秋、9月頃から、あの強烈な赤い実が人目を惹き始める。
だが、美味しそうなこの赤い実を食べてはいけない。ソルビン酸が入っているため、腐らないが、多少痺れる。しわしわになってやっと小鳥も食べ始める。果樹酒として実を利用するのはOK。

北海道に行った時、函館で見た記憶があるが、尾瀬の沼山峠で多く見られる。

ナナカマド
photo by Mr. Soutan

ナナカマドの名前の由来は「七回かまどに入れても燃えない」とされているが、尾瀬のビジターセンターのスタッフさんの話では「とてもよく燃えますよ」との返答だった。
「しっかり乾燥させれば、ストーブでよく燃えて、しかも長持ちしますよ」と答えてくれた。

確かに乾燥が不十分な生木の状態では、火をつけようとしても、硬く、緻密で火はすぐにつかない。それで昔の人はナナカマドと名付けたのかもしれない。適切に乾燥させたナナカマドは実は硬いゆえに火持ちがよく、安定した火力を維持できる。

9月末の尾瀬はすでに冬の寒さが忍び寄ってきて、夜はストーブが必要になる。ナナカマドは大切な燃料。カメラの被写体だけの存在ではないと苦笑いした。

美しく輝くナナカマド、でも超まずい!

ナナカマドにフォーカスして、背後はぼかす。ナナカマドの実の美しさを最高に表現できた宝石のような一枚。

ナナカマド
photo by Mr. Soutan

ナナカマドの花言葉は「慎重、賢明、用心」バラ科の落葉高木で樺太や北海道などの寒冷地を好む。秋の木の実で一番まずい。といっても食べたことがない。もちろん北海道の民宿のおかみさんに聞いた話。子供には絶対食べさせないと強調していた。

「でも」とおかみさん。「私にはいいかも。ダイエットできるから」と笑顔で話してくれた。死ぬほどの毒ではないようだ。

シラカンバとダケカンバの違い

白樺(シラカンバ)とダケカンバ

白樺(シラカンバ)とダケカンバの違いは、白樺の樹皮は白っぽく、あまりめくれない。だが、ダケカンバの樹皮は肌色っぽく、ペラペラとよく剥ける。
それから、一番の違いは標高差。約1500mが境界線。低いところは白樺(シラカンバ)、高いところはダケカンバ。ただし、尾瀬では両者が入り組んでいる。

シラカンバをフォーカスした構図
photo by Mr. Soutan

② 一点を強調、フォーカスする

美しい白樺(シラカンバ)をフォーカスした構図。秋の尾瀬の風景を背景に、前景左側に白樺を配置する。こんな構図にも勇気を持ってチャレンジしよう。しかも、ローアングルで、前景の紅葉と白樺を撮り、遠近感をより表現する。

リフレクション写真

尾瀬沼のリフレクションとは、風のない静かな日の尾瀬沼が、鏡のように周囲の風景を映し出す現象をいう。
空の青さ、雲の白さ、雄大な燧ケ岳や周囲の木々、秋の紅葉などの映り込みを撮影した写真。
180度回転した風景、いや、上下反転したもう一つの風景。
写真好きの人間には、これぞまさにグッドタイミング!

尾瀬に行ったら、必ず水面を見て、そこにリフレクション風景があるかどうか確かめよう。チャンスは現場に行ってつかもう。

③ リフレクションにチャレンジ

リフレクションとは、風のない日の水面が、鏡のように周囲の風景を映し出す現象をいう。
美しいリフレクションに出会ったときの感動は言葉で言い表せない。水面は宝の山かも。

リフレクション1

リフレクション1
photo by Mr. Soutan

リフレクション2

リフレクション2
photo by Mr. Soutan

これからも美しいリフレクションを見つける旅を続けよう。

いいねが取れる写真スポット

水面に映る空と雲と燧ケ岳

尾瀬沼に美しく反映する秋の風景

尾瀬の魅力は、単なる風景の美ではなく、そこに息づく自然の力強い生命力。それはまた来ようと思わせる特別な場所だから。

尾瀬沼に美しく反映する秋の風景
photo by Mr. Soutan

草紅葉のカーペット

雄大な燧ケ岳の姿は尾瀬を象徴する

足元の草木が色づき、まるで豪華なカーペットのよう。さらに中景の尾瀬沼、遠くの燧ケ岳(標高2,356m)がより奥行き感を与えてくれる。この一枚の写真は私の心の永遠の記念品。

草紅葉のカーペット
遠くの燧ケ岳が風景に奥行きを与えてくれる。
photo by Mr. Soutan

湖面に反映する紅葉

絵葉書にしたいHoliday Memories

湖面に反映する紅葉の美しさ。 1枚の絵葉書にしたいスポット。秋色のハーモニーを奏でているような自然豊かな風景。この一枚の写真を見るだけで幸せを感じる。

面に反映する紅葉の美しさ。Holiday Memories
photo by Mr. Soutan

秋の尾瀬の注意点

秋は人の賑わいも終わり、ゆったりした登山が楽しめる。でも、注意も必要です。

天気と服装

秋の尾瀬は朝晩の寒暖差が大きいので、重ね着ができる服装が大切。できたら、防寒、防風ができるアウター、インナーは吸湿速乾性のもの。靴は歩きなれた登山用の靴。

途中であったご婦人。つま先が割れてパカパカしている。それでは下山はムリ。持っていたゴムひもを渡し、応急措置で山小屋まで行って、何か対策をしてもらってくださいと別れた。

その方曰く、10年履いていなくて、靴箱に保管していた。数回しか履いていないので、まさか割れてしまうとはと嘆いていた。

登山靴は新品でも10年経過すると確実に劣化する。履いているかどうかではなく、空気中にあるだけで劣化する。必ず、登山靴は出発前に確認しておこう。一番大切な足元を守るため。

木道は滑りやすい

雨上がりの木道は滑りやすい。それでなくても人が沢山歩くため、木道は傷んでいる。
「滑って転んで大分県」などと冗談を言っている場合ではない。転倒は骨折の予備軍、捻挫も怖い。木道を歩いていれば、迷子にならないかもしれないが、ケガは防ぎようがない。
ゆっくり、マイペースで歩いて行こう。

木道は滑りやすい
photo by Mr. Soutan

靴や持ち物の準備

山に行くときは十分準備していこう。帽子、手袋、雨具、GPS、応急セット、バナナのような簡易食品、懐中電灯、ビニール袋、飲み物など。

体調管理

周囲の人との歩調を合わせるのは大切だが、ムリのないペースで歩く。熱があったら、すぐ引き返す。

山は美しい。しかし、自然はそう甘いものではない。簡単そうに見える尾瀬も実は危険がいっぱい。熊も周囲をうろうろしている。人間は大きな自然の中では実に弱い生き物。山では人間はとても無力だと自覚して登ろう。

その通り!
どこの世界にもリスクはあるが、リスク以上に感動があるのが尾瀬の魅力といえる。

毎月1日と15日に更新します。お楽しみに!

8月1日と9月1日の尾瀬のブログで使った写真をユーチューブで動画にしましたので、ご覧頂ければ幸いです。

[美しい尾瀬の写真ギャラリー]

Copyright © 2025 took the photos by Mr.Soutan. All Rights Reserved.

尾瀬の魅力の後は、楽天の魅力をご紹介します。
尾瀬に行くときの必需品。楽しい登山のお供ににお勧めします。

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ギリシャをAI水彩画で描く

アテネ ・ ミケーネ ・オリンピア ・カランバカ・メテオラ・デルフィの魅力満載、ギリシャの旅を満喫してください。

アテネ (Athens)

アテネは、西洋文明の「ゆりかご」とも呼ばれる都市。古代ギリシャの民主主義や哲学、演劇などが花開いた知識の泉。現在もその影響は世界中を脈々と流れている。

訪れた日は、街角にある気温計が43度。ただ湿度が高くないので過ごしやすい環境、人々はとても軽やかに歩いていた。

アクロポリスの丘

この有名な観光スポットは、世界中の人々を魅了している。

アクロポリスの丘に登れば、ソクラテスもプラトンも、この景色を眺めていたのかな、なんてしばし空想を。特にソクラテスは道端に座り「無知の知は何ぞや?」などと問いかけていたのでは。

アテネのアクロポリスの丘

夏の43度の気温の中を登って行く

ドーリス式で、エンタシスという技法の柱がある。

ドーリス式はシンプルで力強い。エンタシスという技法は、柱の中央部分が少し膨らんでいるように見える。この技法のおかげで、柱がまっすぐに見えて、より安定感と美しさが得られる。

外周には46本の柱が並んでいる。古代ギリシャ人の細やかで丁寧な仕事に感銘。今の人間には再現できない見事な技法。

アテネのアクロポリスの丘の柱

夕陽のイメージ

ホテルで思い出しながら描いた。

アテネのアクロポリスの丘のイメージ

古代ギリシャ最高傑作

麓から見上げる風景に圧倒され、猛暑の中でも、世界中から来た観光客は上を目指して登る。
下記の水彩画は、帰国してから想像して描いた。実際にはこんなに緑はなかった。アクロポリスは、丘の上にあり、天然の要塞として機能。今では、世界遺産に登録され、遺跡の保存を強化している。

アテネのアクロポリスの丘

警官がアテネ市内を巡回

写真を撮ろうとしたら睨まれた!とてもたくましそうな警官。

そこで絵の出番!

警官のことはポリスマンというのかと思ったら、なんとアスティノミコス。婦人警官はアスティノミア。ポリスは都市、あるいは都市国家の意味。それにしても撮影禁止のジェスチャーには迫力があった。思わず、逮捕されるかと思うほど。

警官がアテネ市内を巡回

若き日に描いた石膏像

10代の頃、毎日描いた石膏像の一枚。

若き日に描いた石膏像

アテネのレストラン

「店の外で食べたい。予算はこれだけでおまかせで」という私のオーダーに、野菜サラダと山盛りのパンを籠で運んで来てくれたハンサムなスタッフ。「ドレアン」(おまけ)と笑顔を添えて。
まるで石膏像から出てきたような彫の深い美青年……。

アテネのレストラン

ミケーネ (Mycenae)

ミケーネは、紀元前16世紀から紀元前12世紀にかけて栄えたミケーネ文明の中心地。『イーリアス』に登場するアガメムノン王の都市としても知られている。

ミケーネ文明の中心地

ミケーネ (Mycenae)

壮大な城壁や「ライオン門」が有名

壮大な城壁や「ライオン門」が有名

余生を楽しむ人

ミケーネを散歩している時に知り合ったご老人。
「リタイアして、年金生活をしているんだ。マダム、お茶はいかがかね」
と声をかけてくれた。気さくで温かい笑顔が忘れられない。

ちょっとだけ会話したミケーネの老人。

オリンピア (Olympia)

古代オリンピックの発祥地。紀元前8世紀から約1200年もの間、ここで4年に一度の祭典が開催された。

古代オリンピックの発祥地

オリンピア (Olympia)

ヘラ神殿

ヘラ神殿は、紀元前7世紀に建てられた、ギリシャ最古の神殿のひとつ。ここでは、今も聖火採火式が行われ、太陽光を凹面鏡で集める。古代オリンピックの伝統が現代に受け継がれている。

ヘラ神殿

採火場

聖火採火式が行われた場所

採火場

よーいドン! 親子でこれからスタート

よーいドン! 親子でこれからスタート

メテオラ (Meteora)

メテオラは「空中に吊り下げられた」という意味で、その名の通り、巨大な岩山の頂上に修道院が建てられた。14世紀以降、オスマン帝国からの迫害を逃れた修道士たちが、この隔絶された場所に修道院を築き、忍耐生活を続けた。

メテオラ修道院

メテオラの岩山の上の修道院は、まるで天空に浮かぶ城。信仰と自然の力が生み出した、奇跡の絶景。こんな高い所に人はどうやって造ったんだろう…? 
オスマン帝国からの迫害を逃れた人々の熱意に圧倒された。

メテオラ (Meteora)

岩山の上の修道院

今も活動を続けている。観光客の女性はスカートを身につけることを指示される。服装の厳格なルールは継続中。

修道院の台所

メテオラ修道院の猫

猫に餌を与える修道僧の優し気な様子に感銘。

メテオラ修道院の猫

あなたはだれ?と鋭い目でにらまれ、その気品に圧倒された。

あなたはだれ?と話しかけてくる猫ニャンさま

清貧、けれでも美しき世界

質素な中に美を保つ。シンプルで美しい内部。

しかし、世界遺産に登録されてから、観光客がどっと増え、以前の厳粛な雰囲気が維持できず、アトス山へ去っていく修道僧が多くなった。結果、メテオラでの活動は衰退している。

清貧、けれでも美しき世界

カランバカ (Kalabaka)

メテオラ修道院群の麓にある町。それ自体に古代遺跡はないが、メテオラへの玄関口として、多くの観光客で賑わう。

メテオラに行く前に宿泊したホテルの裏庭の教会。

カランバカ (Kalabaka)

カランバカはまるで日本の田園風景

カランバカはまるで日本の田園風景

デルフィ (Delphi)

古代ギリシャで最も重要な聖地のひとつ。「大地のへそ」と信じられている。

大地のへそ

ここが『大地のへそ』と呼ばれた場所。古代の人々が信じた世界の中心で、地球のエネルギーを感じてみませんか?

しかし、由来が面白い!大地のへそを探すのに二羽の鷲(ワシ)を逆方向へ飛ばし、その二羽がこの場所に降り立ったからというなんとも愉快なエピソード。
というわけで、大地のヘソで愛を叫んでみた!(笑)

「愛しているよギリシャ!」

デルフィ (Delphi)
古代ギリシャで最も重要な聖地のひとつ。「世界のへそ」と信じられている。大地のへそ

活発に遺跡を巡る女性観光客

活発に遺跡を巡る女性観光客

アポロン神殿の巫女

アポロン神殿には、神託を告げる巫女(ピュティア)がいたことで有名。国家レベルの決定に大きな影響を与えたという。

アポロン神殿の巫女

巫女のモデルのエレニ

遺跡をガイドしてくれたエレニ。超美人!

巫女のモデルのエレニ

最後の日はアテネで一泊

2019年に出掛けた時は、ギリシャは経済危機が大変な状況で、アテネはデモやストライキがあり、店の窓ガラスが割れていた。

しかし、2025年現在の状況は大きく変化している。まず、経済は回復傾向債務問題も改善への道を進めている。観光客も順調に伸びていて、ギリシャ経済を支えている。

ざっと見た感じでは、人々は実に人生を謳歌している。南国人の楽天的な性格もあるが、親切で気さくな人々の性格は依然と同じ。ぜひギリシャを訪れ、おおらかで楽しい人々と会話してみてください。スマホ通訳ではなく、生の声での会話お勧めします。

ヤーサス」(こんにちは)というだけで仲良くなれますよ。

最後の日はアテネで一泊

午後のカフィはおしゃべりが飛び交う。

ギリシャでは、とても素晴らしい体験ができた。その一番の理由は、古代遺跡や海の美しさだけでなく、ギリシャ国民が持つおおらかさ明るさにあるのではないでしょうか?
 ぜひギリシャへの旅を計画してみてください。素敵な思い出作りを!

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トルコの魅力にAI絵画と写真で迫る

帝都の息吹と東西文化の交差点イスタンブール、気球で奇岩を空から眺めたカッパドキア、そして、美しきパムッカレの温泉を旅したすてきな思い出を写真とAI水彩画でお届けします。

イスタンブールは三つの帝国の首都だった奥深い歴史を持つ都。かつては歴史上、コンスタンティノープルという輝かしい別名をもった街中は、歩くごとに様々な表情で出迎えてくれた。

イスタンブール(AI水彩画)

世界遺産」として、また「人類の宝」としての特別な存在。

イスタンブールの遠景(AI水彩画)

アヤソフィア(AI水彩画)

アヤソフィアは教会からモスク、そして博物館へと変遷。元々は東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の正教会の大聖堂として6世紀に建立された。キリスト教世界において最も重要な教会だったが1453年にオスマン帝国がコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)を征服したことで、モスクに。

私が実際に見た時は「モスクの中に教会がある」という印象だっだが、実は、「元々教会だった建物がモスクに転用された」とガイドさんから説明を受けた。

アヤソフィア(AI水彩画)

装飾(写真)

なぜフレスコ画やモザイク画が「そのまま」残っていたのか?

オスマン帝国は破壊でなく、制服の証として保存することに重きを置いたから。特にフレスコ画やモザイク画は、漆喰で覆われたため、空気や光から遮断され、美しい状態を保つことができた。

アヤソフィアの漆喰は石灰石。石灰石はサンゴ礁などが堆積したもの。約5000年の歴史がある技法。世界各地で独自に発展。

アヤソフィアのモザイク天井(写真)

1934年、漆喰が剥がされ、隠されていたキリスト教のフレスコ画やモザイク画が美しく蘇った。あまりに美しい天井。首が痛くなるほど眺めていた。

アヤソフィアのモザイク天井(写真)

バザール(AI水彩画)

人々で賑わうバザール。トルコ石のイヤリングやネックレス、キーホルダーなど、お土産屋さんが立ち並んでいた。
「おいでやす」時々、大阪弁が聞こえてびっくり!トルコの人々は商売上手。愛想よく、昔ながらの声掛けがまさに大阪。ついお土産を買ってしまった。

バザール(AI水彩画)

テーブルクロス(今も愛用している)

テーブルクロス(今も愛用している)

イスタンブールの魅力(AI水彩画)

イスタンブールは都会なのにすごく庶民的で居心地がいい。

イスタンブールの魅力(AI水彩画)

イスタンブールの歴史(AI水彩画)

コンスタンティノープル(現イスタンブール)は十字軍にとって重要な中継地点だった。しかし、第4回十字軍(1202~1204年)では直接的な攻撃の標的がエルサレムではなく、中間地点のコンスタンティノープルに変更。その占領・略奪が衰退の原因になったとされている。それらが起因になって、少年十字軍が結成され、大きな悲劇を生んだ。途中で奴隷にされたり、飢え死にしたり、目的地までたどりつけず、ほとんどが帰国できなかった。

イスタンブールの歴史(AI水彩画)

スイカやアイス(写真)

スイカは甘く実に美味しかった。アイスは粘り気がすごい。実演してくれたが、長芋のねばりのようにも見えた。

スイカやアイス(写真)

アイスを目の前で作ってくれた愛想のいい若者

アイスを目の前で作ってくれた愛想のいい若者

昼寝するネコ(写真)

イスタンブールを歩いていると、多くの野良猫や野良犬が路上でのんびりお昼寝。猫は人々を怖がる様子は全くなかった。というのも、猫は「祝福された動物」であり、ネズミを退治するなど、街の衛生を保つよき相棒だから。

トルコの人々は、動物たちを単なる「野良」としてではなく、街の「住人」の一部として受け入れる長い歴史がある。

昼寝するネコ(写真)

道路で昼寝する犬(写真)

道路で昼寝する犬(写真)

カッパドキア

仲良しファミリー(写真)

ぜひ家族の写真を撮ってくださいと頼まれた。

仲良しファミリー(写真)

カッパドキアの河童(写真)

奇岩で有名なカッパドキア。河童にそっくりな奇岩を見つけた。

カッパドキアの河童(写真)

奇岩(写真)

キノコのような奇岩は、火山活動で噴出した火山灰や溶岩が堆積し、年月をかけて雨水で浸食され、柔らかい凝灰岩が削られて、硬い溶岩の部分だけが残ったもの。
カッパドキアは数百万年という時を経て、自然が作り出した。深い谷や渓谷と相まった独特な風景はまさに芸術作品

奇岩(写真)

気球と奇岩(AI水彩画)

深い谷間や渓谷、そして奇岩が作り出す美しい風景を眺める手段としての気球。比較的安定した気候だからできる観光イベント。

気球と奇岩(AI水彩画)

気球で空を散策(AI水彩画)

高いところが大好きな私としては最高の瞬間。飛行機と異なり、ゆっくり飛んでくれるので、じっくり眺めることができた。

気球で空を散策(AI水彩画)

椅子の上でお昼寝(AI水彩画)

洞窟の中の絨毯作り(写真)

設計図に沿っていろいろな糸を巧みに織る手作業。

洞窟の中の絨毯作り(写真)

パムッカレ

石灰岩の温泉(AI水彩画)

トルコの温泉。
「水着を着て泳ごう!
しかし、泳ぐよりも美しい風景を眺めることに時間を費やしてしまった。透明で清らかな温泉にはその管理の良さに感銘。

でも、日本の温泉のように清掃員がごしごし洗うのではなく、自然の水の流れと、それを制御・管理する人間側の取り組みが、美しい透明度と白さを保っているそうです。

石灰岩の温泉(AI水彩画)

美しい石灰岩の風景(AI水彩画)

パムッカレの石灰棚の温泉は、人工的に水を流し込んだものではなく、自然の地熱によって湧き出す温泉水が、石灰成分を含みながら地形に沿って流れることで形成されている。

美しい石灰岩の風景(AI水彩画)

トルコ風呂:水着でゆったりと泳ぐ温泉

トルコ風呂:水着でゆったりと泳ぐ温泉

コンスタンティノープル(AI水彩画)

イスタンブールは、かつてコンスタンティノープルと呼ばれ、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国という、3つの大帝国の首都として繁栄。

ローマ帝国のコンスタンティヌス1世が330年に「新しいローマ」として首都を建設し、自分の名前にちなんで「コンスタンティノープル」(コンスタンティヌスの都市)と名付けた。

コンスタンティノープル(AI水彩画)

十字軍との関係(AI水彩画)

11世紀末から13世紀末にかけて、西ヨーロッパのキリスト教徒が、イスラム教徒から聖地エルサレムを奪還することを目的に繰り返した大規模な軍事遠征、それが十字軍。第1回から第7回まで、約200年間にわたって断続的に遠征が行われ、その中継地としてコンスタンティノープル、のちのイスタンブールが存在。

第4回十字軍は、聖地ではなく同じキリスト教徒の都市であるコンスタンティノープルを攻撃し、一時的に占領して「ラテン帝国」を建国。それが原因で衰退してしまったと言われる。

十字軍との関係(AI水彩画)

トルコの特産物(AI水彩画)

さくらんぼ

トルコはさくらんぼの原産地の一つ。バスのガイドさんが好意で自宅からサクランボを持参し、観光客に配ってくれた。しかし、それを食べた人たちがお腹を壊してしまった。サクランボが原因というより、サクランボを洗ったが悪かったというか、日本人の繊細な腸には負担がかかってしまったようです。

トルコの特産物(AI水彩画)

カーペット(写真)

カッパドキアの洞窟の家の中を見学した際、女性たちが時間をかけて織っていた絨毯。手織りでカラフル。

カーペット(写真)

トルコ石(写真)

世界最古の宝石の一つ。5000年の歴史があり、人に幸せを与えると愛されてきた。トルコ人の守護石。輸出禁止されている。

トルコ石(写真)

トラム(AI水彩画)

イスタンブールの市内を走るトラムは4路線。その中のT1が観光客にとって便利。旧市街と新市街を結んでバザールなどへ運んでくれる。駅や空港で回数券が購入できる。

トラム(AI水彩画)

モデルになってくれた少女(AI水彩画)

イスタンブール、アヤソフィアの近くの公園で女の子がモデルになってくれた。「女優さんみたいに美しいね」と言ったら、ポーズまで作ってくれた。

モデルになってくれた少女(AI水彩画)

クラシックカー(AI水彩画)

ランチを食べたレストランの庭にあったクラシックカー。

クラシックカー(AI水彩画)

町行く人々

遺跡を歩く観光客(AI水彩画)

イスタンブールはどこもかしこも目を引く建物が並ぶ。世界中から観光客が訪れる最高傑作。世界遺産に指定されている。

遺跡を歩く観光客(AI水彩画)

平和な街中(AI水彩画)

街を歩いていてもとても安全。でも、同じような通りに見えて、帰路を見失ってしまった。しかたなく、タクシーでホテルに戻る。ホテルを出るときは、必ずホテルのメモ帳を持って出ることをお勧めします。

平和な街中(AI水彩画)

トルコは日本人にとても友好的。

1890年にトルコの軍艦が台風で遭難・沈没した時に日本人が献身的に救助したことや、地震の際の援助、その他にも理由が多々あるが、元々、トルコの人々は「旅人には親切にせよ」とい考えがあるので、とても友好的なのではないだろうか。

トルコはとても親日家が多い。旅をしながら人々との交流を楽しむことができました。感謝!

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トルコには様々な魅力あふれる産物があります。ぜひお買い求めくださいませ。

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エーゲ海3:クシャダスとエフィソス遺跡の旅日記

エフェソス遺跡は古代ギリシャからローマ、キリスト教時代へと続く数千年の歴史の痕跡を見ることができる。その旅の寄港地としてのクシャダスは美しい港町として有名。そんな魅力的なスポットをAI水彩画と写真でご案内します。

エーゲ海の地図

エーゲ海の地図

クシャダスはトルコのエーゲ海沿岸に位置する美しい港町。そこからほど近いエフィソスは、古代世界の壮大な歴史を今に伝える遺跡。トルコ観光、エーゲ海クルーズには欠かすことができない魅力あふれるスポット。絵と写真でお楽しみください。

クシャダス港

オスマン帝国時代: 15世紀にはオスマン帝国の一部となり、貿易港として発展。港に突き出した小さな島「鳩の島」はクシャダスのシンボル的存在。夕日を眺める絶好のスポットです。

クルーズ船の寄港地(AI水彩画)

クルーズ船の寄港地
(painted by Ms.Distel)

鳩の島(AI水彩画)

鳩の島(夕陽が美しい)
(painted by Ms.Distel)

エーゲ海の玄関口(AI水彩画)

世界中から観光客が訪れている。

エーゲ海の玄関口
(painted by Ms.Distel)

エフィソス遺跡

エフェソス遺跡は数千年の時を刻む都市の痕跡であり、古代地中海世界を映す壮大な鏡。単なる廃墟ではない。当時の人々の生活、文化、信仰、社会構造を鮮やかに物語る場所といえる。

セルスス図書館(AI水彩画)

紀元2世紀に建設された。ローマ帝国の高官セルススを記念する図書館。蔵書は約1万2千巻。知恵(ソフィア)、知識(エピステーメー)、知性(エノイア)、美徳(アレーテ)を象徴する女神像のレプリカが置かれている。

セルスス図書館
(painted by Ms.Distel)

都市の繁栄ぶり残す建造物

様々な彫刻やレリーフ(AI水彩画)

精巧な彫刻が高度な文化のあかし
(painted by Ms.Distel)

オリジナルはウィーンに(AI水彩画)

水道管の跡などから、当時の都市の活気を感じることができる。
オリジナルはウィーンのエフェソス博物館に展示されている。

所々に残るモザイクや彫刻
(painted by Ms.Distel)

猫は警備係(AI水彩画)

あちこちで猫がのんびり日向ぼっこ。

猫は警備係
(painted by Ms.Distel)

猫は守り神(AI水彩画)

当時の都市の繁栄ぶりを伝える様々な建造物が残されている。

トルコでは猫は守り神
(painted by Ms.Distel)

ローマ時代は人口約20万人(AI水彩画)

皇帝アウグストゥスやクレオパトラも滞在した。

ーマ帝国時代は人口約20万人
(painted by Ms.Distel)

ニケのレリーフ(AI水彩画)

ヘラクレスの門の近くにあり、訪れる人々に幸運をもたらす。
ナイキ(NIKE)のロゴのモチーフはギリシャ神話の「ニケ」。ニケは「勝利を擬人化した女神」躍動感あふれる姿が特徴。都市の繁栄と勝利を象徴する意味があるそうです。

ニケのレリーフ
(painted by Ms.Distel)

ザクロ(AI水彩画)

歩く途中で見つけて描きました。

ザクロ
(painted by Ms.Distel)

写真で紹介する建造物

大劇場(写真)

実際に歩いて、その広さにびっくり。

大劇場
(photo by Ms.Distel)

大理石通りの足跡(写真)

大理石で舗装されたメインストリートへの入り口:通過の許可は足の大きさで決定。小さい足の人は不許可らしい。

大理石通りの足跡
(photo by Ms.Distel)

世界中から観光客が訪れる(写真)

エフィソス遺跡は、古代ギリシャからローマ、そして初期キリスト教時代へと続く数千年の歴史のドラマを目の当たりにできる場所。特に重要なキリスト教の中心地。新約聖書に登場する聖パウロが伝道活動したことでも有名です。

世界中から観光客が訪れる
(photo by Ms.Distel)

ただ美しいだけでなく、当時の人々の生活や社会、そして信仰の姿を鮮やかに想像させてくれるエフェソス遺跡を見学した後は、またクシャダス港に戻り、エーゲ海を眺めながら、ギリシャへ。

船が人々の足(AI水彩画)

船が人々の足
(painted by Ms.Distel)

エーゲ海の多くの島々をもう少し探検したかったが、一週間ではとても無理。また訪問できることを願いながらギリシャ本土へと向かう。次回はトルコの旅をお送りします。

クシャダスのバザールでランチを食べた時にテーブルクロスがとても素敵だったので同じものを購入。今も愛用している。丈夫で素敵な模様です。

トルコのバザールに負けないぐらい楽天にもありますよ。ぜひお楽しみください。

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ランの美をより美しく撮る

世界のラン Photo Gallery

photo by Mr.Soutan

毎年2月になると全国各地でラン展が開催される。春に咲く品種が多いラン。特にランは花もちが抜群によく、開花時期も調節できる。世界中に25000品種、日本だけでも約300品種。イベントにこれほど適した花は他にない。しかも最高に美しい。

写真術:ランの上手な撮り方

Mr.Soutan:花を撮るコツ

①構図:画面を縦横に3分割する
※下記にさらに詳しく説明
②光:光の方向を見極める
③視点:アングルを考える

着生ラン

地面に根を下ろさないで樹木の幹や枝、岩に張り付いて生育。根の周囲にはスポンジ状の組織があり、雨や霧などの水分を吸収しやすくなっている。さらに厚い葉や太い茎で水分を貯え、乾燥に強い仕組みになっていて、生存能力が高い。

コチョウラン 東南アジア原産

01 白い滝のような胡蝶蘭

01 白い滝のような胡蝶蘭
photo by Mr.Soutan

02 「こんにちは」全員でごあいさつ

02 「こんにちは」全員でごあいさつ
photo by Mr.Soutan

03 開業祝いや開店祝いの贈り物に最適

03 開業祝いや開店祝いの贈り物に最適
photo by Mr.Soutan

04 金運、商売繁盛のシンボル

04 金運、商売繁盛のシンボル
photo by Mr.Soutan

05 幸せを運んでくる

05 幸せを運んでくる
photo by Mr.Soutan

①構図:画面を縦横に3分割する

基本の構図:画面を縦横に3分割して、バランスよく、しかも主役をフォーカスする。慣れるまでは枚数を多めにとって練習しよう。

洋ランの女王

カトレアの花言葉は「優美な貴婦人」「魅惑的」成熟した女性を連想させる美しさは、多くの人を魅了。世界中の人々に愛されている。プレゼントに最高です。

カトレア 中南米原産

06 情熱や愛情、包容力の象徴

06 情熱や愛情、包容力の象徴
photo by Mr.Soutan

07 白いカトレアの花言葉は「魔力」

07 白いカトレアの花言葉は「魔力」
photo by Mr.Soutan

08 紫カトレアの花言葉「優美な貴婦人」

08 紫のカトレアの花言葉は「優美な貴婦人」
photo by Mr.Soutan

09 ミステリアスな雰囲気と優美さが漂う

09 ミステリアスな雰囲気と優美さが漂う
photo by Mr.Soutan

10 黄色いカトレアの花言葉は「魅力」

10 黄色いカトレアの花言葉は「魅力」
SONY DSC

11 カトレアは母の日や誕生日のギフトにどうぞ

11 カトレアは母の日や誕生日のプレゼントにどうぞ
photo by Mr.Soutan

12 グラデーションが美しい

12 グラデーションが美しい
photo by Mr.Soutan

その他 熱帯アジア原産地

デンドロビューム

13 デンドロビウムは切り花としても最高

13 デンドロビウムは切り花としても楽しめます
photo by Mr.Soutan

デンドロビューム

14 品種改良で日本がトップレベル

14 品種改良で日本がトップレベル
photo by Mr.Soutan

パンダ

15 パンダは熱帯アジア原産の蘭の一種。サンスクリット語で「まとわりつく」という意味の「Vandaka」が語源

15 パンダは熱帯アジア原産の蘭の一種。サンスクリット語で「まとわりつく」という意味の「Vandaka」が語源
photo by Mr.Soutan

パフィオペディルム

16 花が咲くまでの時間がかかるため花言葉は「思慮深さ」「気まぐれ」「変わり者」とあまり好意的ではない

パフィオペディルムは花が咲くまでの時間がかかるため花言葉は「思慮深さ」「気まぐれ」「変わり者」とあまり好意的ではない
photo by Mr.Soutan

17 東南アジアやインド北部からニューギニアが原産

17 東南アジアやインド北部からニューギニアが原産
photo by Mr.Soutan

パフィオペディルムはスリッパが別名

「パフィオペディラム」の名前の由来はギリシア語のパフィア(ヴィーナス)とペディロン(スリッパ)の2語を合体させたヴィーナスのスリッパから来ている。インドからシルクロードを経てヨーロッパへとスリッパで旅したのだろうか(笑)

18 花びらの一部が袋状になっている

18 花びらの一部が袋状になっている
photo by Mr.Soutan

19 一足ではなく、スリッパをたくさんご用意しました!

19 一足ではなく、スリッパをたくさんご用意しました!
photo by Mr.Soutan

レリア 中南米が原産地

20 レリアは樹木や岩肌に着生して育つ

20 レリアは、樹木や岩肌に着生して成長する
photo by Mr.Soutan

クリアンサス

21 夏に強く、オーストラリア西部に自生

21 オーストラリア西部に自生し、夏に強い花
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エビデントラム

22 中南米に広く分布するラン

22 中南米に広く分布するラン
photo by Mr.Soutan

アングレカム マダガスカル島原産地

23 白い花の形が輝く星のように見えるため花言葉は「祈り」

23 白い花が星のように見えるため花言葉は「祈り」
photo by Mr.Soutan

②光:光の方向を見極める

イベント会場では光はまず全体照明、次にスポット照明、また特別なランのために独自の照明を施す。なので、シャッターを切る前に、必ず光がどの方向から来ているのか、どんな照明がされているのかを見極めることが大切です。

地生ラン

地面に根を張って養分や水分を吸収して生息する蘭のこと

シュンラン 日本と中国が原産国

24 春に咲くので春蘭

24 春に咲くので春蘭
photo by Mr.Soutan

25 シュンランは日本を代表する野生ラン

25 シュンランは日本を代表する野生ラン
photo by Mr.Soutan

③視点:アングルを考える

視点は構図と同時にとても重要。正面からだけでなく、ローアングルやハイアングルなど適宜考えて動こう。そのためにも足腰を鍛えよう。

大きなイベントでは三脚など使えない。自分の体を動かして、カメラの位置を決めて、安定させることが大切です。

半着生ラン

着生種と地生種の両方の種があるラン。あるいは、着生と地生の中間的な状態で自生しているランのことをいう。

シンビジューム 東南アジア原産地

26 寒さに強く、冬から春にかけて一か月も咲く

26 寒さに強く、冬から春にかけて一か月も咲く
photo by Mr.Soutan

27 花言葉は「高貴な美人」や「誠実の愛情」

27 花言葉は「高貴な美人」や「誠実の愛情」
photo by Mr.Soutan

リカステ 中米の高地が原産地

28 リカステの花言葉は「清らかな心」「清浄」「快活」

28 リカステの花言葉は「清らかな心」「清浄」「快活」
photo by Mr.Soutan

29 根元が乾いている時間が長いので、病気にかかりにくい

29 根元が乾いている時間が長いので、病気にかかりにくい
photo by Mr.Soutan

30 リカステは、メキシコなど中央アメリカの高地が原産

30 リカステは、メキシコなど中央アメリカの高地が原産
photo by Mr.Soutan

31 ギリシア神話に登場する美しい王女の名前がリカステ

31 ギリシア神話に登場する美しい王女の名前がリカステ。
photo by Mr.Soutang

32 中南米のメキシコからペルーの高地が自生地

32 中南米のメキシコからペルーの高地が自生地
photo by Mr.Soutan

ジゴペタラム アマゾン川流域が原産地

33 光のあたり具合で色々な表情を見せる美しいジゴペタラム。背景をぼかして、主役にフォーカス。

33 光のあたり具合で色々な表情を見せる美しいジゴペタラム。背景をぼかして、主役にフォーカス。
photo by Mr.Soutan

3分割構図を解説

写真の3分割構図は、画面を縦横にそれぞれ3等分する線で区切り、その線や線が交わる点に、主役や重要な要素を配置すること。
この構図を使うと、写真が安定したり、動きが表現できたり、見る人の目を誘引する効果がある。

具体的な例で説明

●水平線や地平線を真ん中の線ではなく、上下どちらかの3分割線に合わせると、空や地面の広がりを強調できる。モネの風景画などに多く見ることができる。

●主役を、縦横の線が交わる点「フォーカルポイント」のどこかに配置すると、その場所に自然と視線が集まる。

●動きのあるものを斜めの3分割線に沿って配置すると、躍動感や奥行き感を表現できる。

以上のことを頭の片隅に置いて、まず写真を撮る事を楽しんでください。

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美しいランをご覧頂いた後は楽天でぜひランをお買い求めください。贈り物に最適です。

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稲毛海浜公園の8億円の白い砂浜はどこに?

稲毛海浜公園に白い砂浜があったのをご存知ですか?
このブログでは、消えた白い砂浜の現在と過去を巡る旅、そして写真術は、PLフィルター導入の失敗と改善策をご提案。

8億円の白い砂浜とは?

2019年10月。完成した白砂海岸が6日間で消えてしまった。価値あるホワイトサンドはどこへ?捜索の旅をご一緒しませんか?

オーストラリアからの白砂

8億円の白砂は西オーストラリアのアルバニー産。石英が含有された美しく、しかも清潔な白砂は日本の砂の価格の10倍。幼稚園の砂場にまで使用される、人に優しい高級な砂。

オーストラリアのアルバニー産の白砂

オーストラリアのアルバニー産の砂
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2019年10月6日:白砂海岸の誕生

2019年10月6日。白砂海岸稲毛海浜公園のシンボルとして人々の期待を集めた。完成した直後の砂浜は、まさに白い絨毯のように輝いていた。

白い砂浜はまさにサンタモニカのビーチそのもの。

2019年10月6日完成
白い砂浜はまさにサンタモニカのビーチそのもの。稲毛海浜公園の白砂海岸
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人々は美しい白砂海岸を楽しげに歩いていた。

人々は美しい白砂海岸を恐る恐る歩いていた。
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白砂でおおわれた海浜公園に集う人々。

この周辺が工場地帯だと一瞬忘れてしまう風景。
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はかない命:幻のビーチ

2019年の台風19号の爪痕

2019年台風19号の水害被害額は約1兆8,600億円。死者・行方不明者は100人以上、負傷者は400人以上。全国に甚大な被害をもたらした台風は、もちろん千葉県にも大打撃を与えた。

特に、千葉県は台風19号だけでなく、その前の台風15号(房総半島台風)やその後の10月25日の豪雨と、立て続けに災害に見舞われ、非常に大きな被害を受けていた。

台風19号による悲劇

自然の猛威の前には、人の手が作り出したものがいかに脆いものか。いやというほど見せつけられた。
台風は強風と豪雨という武器で、電柱の倒壊、送電塔の損傷、一般住宅の屋根や壁を損壊した。学校も千葉県内の公立学校の4割にあたる549校が校舎の損壊などの被害を受けた。

そんな甚大な被害の中で、海岸侵食、稲毛海浜公園の白砂のように、海岸の砂が流失するような被害は話題にもならなかった。

だが、実は2019年の白砂海岸の工事に関して、前年の6月頃、千葉県自然保護連合が鋭く批判していた。
「荒波や強風で必ず流出してしまうから巨費を投じて、なぜオーストラリアから白砂を搬入するのか?」

これは地元民や自治会の声でもあった。大型台風が来なくても、海岸線の強風や荒波が白砂を消滅させてしまうという海辺をよく知る人々の考えだった。

そんな反対意見を無視して、千葉市は白砂海岸を目玉にした都市型リゾート開発工事を予定通りに決行してしまった。

たった6日の儚い命

ところが、白い砂浜の完成わずか6日後、台風19号の来襲で、その白砂の大半がどこかに飛散して、以前の灰色の海岸に戻った。

税金の無駄遣いだと反対した地元住民は
「だから言ったじゃないか。」と再度、怒りを露わにした。

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完成時、すでに道路周辺に白砂が!

2019年10月6日:白砂海岸工事完了時のイベント。多くの市民が会場を埋め尽くした。その道路脇に白砂が風に飛ばされて降り積もっていた。つまり、台風前から白砂が飛散することを市民は知っていたのだ。もちろん、台風の威力がこれほどまでとは想像していなかったが。

photo by Mr.Soutan

現在の稲毛海浜公園:白砂の痕跡を求めて……

あれから6年、現在の稲毛海浜公園はどうなっているのか?
写真を撮りながら、じっくりと白砂の痕跡探しをした。

痕跡があった。松林の足元に、あの白砂の名残を見つけた。ひっそりと隠れるように。しかし、確かにそこに白砂はあった。

現在の稲毛海浜公園:白砂の痕跡を求めて。松林の中。
photo by Mr.Soutan

白砂が完全に消えたわけではない。一部が残っている!

枯れ葉を取り除くと白砂が寄り添うように固まって……。

枯草を取り除くと白砂が寄り添うように固まっている。
photo by Mr.Soutan

松林や草むらの中で、青い空や雲を反映し、白く輝いていた。

松林や草むらの中で、青い空や雲を反映し、白く輝いていた。
photo by Mr.Soutan

白砂は、私たちに自然の力と、環境の大切さを改めて教えてくれているのかもしれない。

幻のビーチ再生の物語

ところが、最近のSUNSET BEACH PARK INAGE (稲毛海浜公園)のホームページにリニューアルオープンのアピールポイントとして、なんと「白い砂浜、白いウッドデッキ」がホームページのトップに記載されていた!
「白い砂は、西オーストラリアのアルバニー産。石英たっぷりで安全、清潔。しかも、白い砂浜の状態を維持するため、砂の耕転作業等で、維持管理に努めている」との説明文。

砂の耕転とは、海岸線の灰色の砂と下にある白い砂をかき混ぜて全体的に白さを保とうとする作業のこと。

それを読んでひとまず安心。白い砂は全部流失したのではなく、一部が残り、それを砂の耕転などの努力の成果で、今も白い砂浜が維持されていることが分かったから。

他の日本の砂浜よりもずっと白っぽい

稲毛の海岸線はどうしても元々の灰色の砂が積み重なる。その濃い灰色の砂と下に埋もれている白砂を掻き混ぜて白っぽくする。
その砂の耕転という作業のおかげで白っぽい砂浜が今も保たれている。だから、他の日本の砂浜よりもずっと白っぽい。

幻のビーチ再生の物語。砂の耕転により維持されている白い砂浜
photo by Mr.Soutan

継続的な努力があってこその白砂海岸

青い空、白い雲、そして白い砂浜は地道な努力のたまもの。

継続的な取り組みがあってこその白砂
photo by Mr.Soutan

もちろんゴミは捨てない!

美しいビーチは自然の力だけでなく、人々が日頃から守らないと維持できない貴重な宝物。

今、稲毛海浜公園リニューアル中

白い砂浜、美術館やウッドデッキ、ドッグランにカフィなど、様々な楽しみがいっぱいの都市型リゾート公園に変貌中。
特にウッドデッキからの夕日は最高!

稲毛海浜公園リニューアルオープン
photo by Mr.Soutan

8億円の白砂はどこに消えた?
答えは……ここに!

8億円の白砂は太平洋に全て消えてしまったのではない。一部は松林に、一部は砂浜の下に、そして、残りの一部は新しい白砂海岸へと移り変わったというのが私が主張する回答

現在も稲毛海浜公園は「SUNSET BEACH PARK INAGE」として大規模なリニューアルが進行中。そんな中で、白い砂浜はその魅力の重要な要素として位置づけられている。

8億1600万円の白い砂の生き残りをその目で確かめてみるのも楽しい旅になるはずです。ぜひ、リニューアルオープンの稲毛海浜公園を訪れてはいかがですか?

SUNSET BEACH PARK IBAGE(稲毛海浜公園)

写真術:PLフィルター導入の失敗と改善策

PLフィルター導入の失敗

今回、PLフィルターを設置したまま、オートで撮影。その結果、写真が暗くなってしまった。せっかくの風景写真が台無しになってがっかり。でも、今回は近場の風景撮影。再度出かけ、撮り直した。参考までに、その失敗作を下記に掲載。

PLフィルターを設置し、オートで撮影

全体的に、少し暗くなり、がっかりです。

photo by Mr.Soutan

PLフィルターをつけないでオート撮影

青い空と海のグラデーション、白い砂浜、緑の草原。目の前の風景がそのまま撮影できた。PLフィルターを駆使できれば、もっと美しく撮影できるはず。研究心が刺激された。

PLフィルターをつけないでオート撮影
photo by Mr.Soutan

なぜPLフィルターを付けたままだと写真が暗くなるのか?

PLフィルター(偏光フィルター)は、光の反射を抑えたり、空の色を濃くしたりするのに非常に効果的なアクセサリー。

しかし、同時にカメラに取り込む光の量を減らしてしまう。

PLフィルターは、特定の方向から来る光の波だけを通し、それ以外の光をカットする。この「光をカットする」という作用が、写真が暗くなる主な原因です。

例えば、サングラスをかけた状態。肉眼ではそれほど暗く感じなくても、カメラに入ってくる光が大幅に減ってしまうため、露出が不足し、結果として写真全体が暗く写ってしまう。

オート撮影の場合、カメラは入ってくる光の量に基づいて自動で露出を調整しようとする。しかし、PLフィルターで光が減らされていることに気づかず、適切な明るさに調整しきれない。

PLフィルターを活かすには?
改善点と撮影のヒント

PLフィルターを活用し、思い通りの明るさで写真を撮るためのいくつかのポイント。

  1. 撮影モードを見直す:オート撮影から一歩進む
    PLフィルターを使用する際、オート撮影から、より詳細な露出設定ができるモードに切り替える。

🔷シャッタースピード優先モード(Tv / S): シャッタースピードを固定し、カメラが自動で絞り(F値)を調整する。
🔷絞り優先モード(Av / A): 絞り(F値)を固定し、カメラが自動でシャッタースピードを調整する。

🔷マニュアルモード(M): シャッタースピード、絞り(F値)、ISO感度をすべて自分で設定する。

これらのモードで撮影することで、写真の明るさを自分の意図に合わせて調整できるようになる。

  1. 露出補正を活用する
    オート撮影モードや、半自動モードでも、露出補正の機能を使うことで写真の明るさを調整できる。

🔷PLフィルターを装着した状態で写真が暗く写る場合は、露出補正をプラス方向(例:+0.3、+0.7、+1.0など)に調整する。

  1. ISO感度を調整する
    ISO感度は、カメラが光を取り込む感度を表す数値。ISO感度を上げるほど、少ない光でも明るく写すことができる。

これらの点を意識して撮影することで、PLフィルターの魅力を最大限に引き出し、理想の風景写真が撮れるようになる。

PLフィルター成功例

PLフィルターは反射光をコントロールすることで鮮やかな発色やコントラストを得ることができる。水面などに効果がある。
成功例として錦鯉の写真をご覧ください。

PLフィルターを使用

PLフィルターを使用しない

自然の中に人の手で白い砂浜を作るのは超難関。PLフィルターを活用するのも至難の技。でも、だから面白い。写真は実に奥が深い!

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稲毛海浜公園に白い砂浜があったのをご存知ですか?
このブログでは、消えた白い砂浜の現在と過去を巡る旅、そして写真術は、PLフィルター導入の失敗と改善策をご提案。

8億円の白い砂浜とは?

2019年10月。完成した白砂海岸が6日間で消えてしまった。価値あるホワイトサンドはどこへ?捜索の旅をご一緒しませんか?

オーストラリアからの白砂

8億円の白砂は西オーストラリアのアルバニー産。石英が含有された美しく、しかも清潔な白砂は日本の砂の価格の10倍。幼稚園の砂場にまで使用される、人に優しい高級な砂。

オーストラリアのアルバニー産の白砂

オーストラリアのアルバニー産の砂
photo by Mr.Soutan

2019年10月6日:白砂海岸の誕生

2019年10月6日。白砂海岸稲毛海浜公園のシンボルとして人々の期待を集めた。完成した直後の砂浜は、まさに白い絨毯のように輝いていた。

白い砂浜はまさにサンタモニカのビーチそのもの。

2019年10月6日完成
白い砂浜はまさにサンタモニカのビーチそのもの。稲毛海浜公園の白砂海岸
photo by Mr.Soutan

人々は美しい白砂海岸を楽しげに歩いていた。

人々は美しい白砂海岸を恐る恐る歩いていた。
photo by Mr.Soutan

東西1.6km×幅400mの公園は白砂でおおわれた。

この周辺が工場地帯だと一瞬忘れてしまう風景。
photo by Mr.Soutan

はかない命:幻のビーチ

2019年の台風19号の爪痕

2019年台風19号の水害被害額は約1兆8,600億円。死者・行方不明者は100人以上、負傷者は400人以上。全国に甚大な被害をもたらした台風は、もちろん千葉県にも大打撃を与えた。

特に、千葉県は台風19号だけでなく、その前の台風15号(房総半島台風)やその後の10月25日の豪雨と、立て続けに災害に見舞われ、非常に大きな被害を受けていた。

台風19号による悲劇

自然の猛威の前には、人の手が作り出したものがいかに脆いものか。いやというほど見せつけられた。
台風は強風と豪雨という武器で、電柱の倒壊、送電塔の損傷、一般住宅の屋根や壁を損壊した。学校も千葉県内の公立学校の4割にあたる549校が校舎の損壊などの被害を受けた。

そんな甚大な被害の中で、海岸侵食、稲毛海浜公園の白砂のように、海岸の砂が流失するような被害は話題にもならなかった。

だが、実は2019年の白砂海岸の工事に関して、前年の6月頃、千葉県自然保護連合が鋭く批判していた。
「荒波や強風で必ず流出してしまうから巨費を投じて、なぜオーストラリアから白砂を搬入するのか?」

これは地元民や自治会の声でもあった。大型台風が来なくても、海岸線の強風や荒波が白砂を消滅させてしまうという海辺をよく知る人々の考えだった。

そんな反対意見を無視して、千葉市は白砂海岸を目玉にした都市型リゾート開発工事を予定通りに決行してしまった。

たった6日の儚い命

ところが、白い砂浜の完成わずか6日後、その白砂の大半がどこかに飛散して、以前の灰色の海岸に戻った。

税金の無駄遣いだと反対した地元住民は「だから言ったじゃないか」と再度、怒りを露わにした。

2019年の台風19号の爪痕,灰色の海岸
photo by Mr.Soutan

完成時、すでに道路周辺に白砂が!

2019年10月6日:白砂海岸工事完了時のイベント。多くの市民が会場を埋め尽くした。その道路脇に白砂が風に飛ばされて降り積もっていた。

税金の無駄遣いだと反対した地元住民は
「だから言ったじゃないか。」と再度、怒りを露わにした。

台風前から白砂が飛散することを市民は知っていた。もちろん、台風の威力がこれほどまでとは想像していなかったが。

現在の稲毛海浜公園:白砂の痕跡を求めて……

あれから6年、現在の稲毛海浜公園はどうなっているのか?
写真を撮りながら、じっくりと白砂の痕跡探しをした。

痕跡があった。松林の足元に、あの白砂の名残を見つけた。ひっそりと隠れるように。しかし、確かにそこに白砂はあった。

現在の稲毛海浜公園:白砂の痕跡を求めて。松林の中。
photo by Mr.Soutan

白砂が完全に消えたわけではない。一部が残っている!

枯れ葉を取り除くと白砂が寄り添うように固まって……。

枯草を取り除くと白砂が寄り添うように固まっている。
photo by Mr.Soutan

松林や草むらの中で、青い空や雲を反映し、白く輝いていた。

松林や草むらの中で、青い空や雲を反映し、白く輝いていた。
photo by Mr.Soutan

白砂は、私たちに自然の力と、環境の大切さを改めて教えてくれているのかもしれない。

幻のビーチ再生の物語

ところが、最近のSUNSET BEACH PARK INAGE (稲毛海浜公園)のホームページにリニューアルオープンのアピールポイントとして、なんと「白い砂浜、白いウッドデッキ」がホームページのトップに記載されていた!
「白い砂は、西オーストラリアのアルバニー産。石英たっぷりで安全、清潔。しかも、白い砂浜の状態を維持するため、砂の耕転作業等で、維持管理に努めている」との説明文。

砂の耕転とは、海岸線の灰色の砂と下にある白い砂をかき混ぜて全体的に白さを保とうとする作業のこと。

それを読んでひとまず安心。白い砂は全部流失したのではなく、一部が残り、それを砂の耕転などの努力の成果で、今も白い砂浜が維持されていることが分かったから。

他の日本の砂浜よりもずっと白っぽい

稲毛の海岸線はどうしても元々の灰色の砂が積み重なる。その濃い灰色の砂と下に埋もれている白砂を掻き混ぜて白っぽくする。
その砂の耕転という作業のおかげで白っぽい砂浜が今も保たれている。だから、他の日本の砂浜よりもずっと白っぽい。

幻のビーチ再生の物語。砂の耕転により維持されている白い砂浜
photo by Mr.Soutan

継続的な努力があってこその白砂海岸

青い空、白い雲、そして白い砂浜は地道な努力のたまもの。

継続的な取り組みがあってこその白砂
photo by Mr.Soutan

もちろんゴミは捨てない!

美しいビーチは自然の力だけでなく、人々が日頃から守らないと維持できない貴重な宝物。

今、稲毛海浜公園リニューアル中

白い砂浜、美術館やウッドデッキ、ドッグランにカフィなど、様々な楽しみがいっぱいの都市型リゾート公園に変貌中。
特にウッドデッキからの夕日は最高!

稲毛海浜公園リニューアルオープン
photo by Mr.Soutan

8億円の白砂はどこに消えた?
答えは……ここに!

8億円の白砂は太平洋に全て消えてしまったのではない。一部は松林に、一部は砂浜の下に、そして、残りの一部は新しい白砂海岸へと移り変わったというのが私が主張する回答

現在も稲毛海浜公園は「SUNSET BEACH PARK INAGE」として大規模なリニューアルが進行中。そんな中で、白い砂浜はその魅力の重要な要素として位置づけられている。

8億1600万円の白い砂の生き残りをその目で確かめてみるのも楽しい旅になるはずです。ぜひ、リニューアルオープンの稲毛海浜公園を訪れてはいかがですか?

SUNSET BEACH PARK IBAGE(稲毛海浜公園)

写真術:PLフィルター導入の失敗と改善策

PLフィルター導入の失敗

今回、PLフィルターを設置したまま、オートで撮影。その結果、写真が暗くなってしまった。せっかくの風景写真が台無しになってがっかり。でも、今回は近場の風景撮影。再度出かけ、撮り直した。参考までに、その失敗作を下記に掲載。

PLフィルターを設置し、オートで撮影

青空どころか、台風でも近づいているような空模様。

PLフィルターを設置し、オートで撮影
photo by Mr.Soutan

PLフィルターをつけないでオート撮影

青い空と海のグラデーション、白い砂浜、緑の草原。目の前の風景がそのまま撮影できた。PLフィルターを駆使できれば、もっと美しく撮影できるはず。研究心が刺激された。

PLフィルターをつけないでオート撮影
photo by Mr.Soutan

なぜPLフィルターを付けたままだと写真が暗くなるのか?

PLフィルター(偏光フィルター)は、光の反射を抑えたり、空の色を濃くしたりするのに非常に効果的なアクセサリー。

しかし、同時にカメラに取り込む光の量を減らしてしまう。

PLフィルターは、特定の方向から来る光の波だけを通し、それ以外の光をカットする。この「光をカットする」という作用が、写真が暗くなる主な原因です。

例えば、サングラスをかけた状態。肉眼ではそれほど暗く感じなくても、カメラに入ってくる光が大幅に減ってしまうため、露出が不足し、結果として写真全体が暗く写ってしまう。

オート撮影の場合、カメラは入ってくる光の量に基づいて自動で露出を調整しようとする。しかし、PLフィルターで光が減らされていることに気づかず、適切な明るさに調整しきれない。

PLフィルターを活かすには?
改善点と撮影のヒント

PLフィルターを活用し、思い通りの明るさで写真を撮るためのいくつかのポイント。

  1. 撮影モードを見直す:オート撮影から一歩進む
    PLフィルターを使用する際、オート撮影から、より詳細な露出設定ができるモードに切り替える。

🔷シャッタースピード優先モード(Tv / S): シャッタースピードを固定し、カメラが自動で絞り(F値)を調整する。
🔷絞り優先モード(Av / A): 絞り(F値)を固定し、カメラが自動でシャッタースピードを調整する。

🔷マニュアルモード(M): シャッタースピード、絞り(F値)、ISO感度をすべて自分で設定する。

これらのモードで撮影することで、写真の明るさを自分の意図に合わせて調整できるようになる。

  1. 露出補正を活用する
    オート撮影モードや、半自動モードでも、露出補正の機能を使うことで写真の明るさを調整できる。

🔷PLフィルターを装着した状態で写真が暗く写る場合は、露出補正をプラス方向(例:+0.3、+0.7、+1.0など)に調整する。

  1. ISO感度を調整する
    ISO感度は、カメラが光を取り込む感度を表す数値。ISO感度を上げるほど、少ない光でも明るく写すことができる。

これらの点を意識して撮影することで、PLフィルターの魅力を最大限に引き出し、理想の風景写真が撮れるようになる。

自然の中に人の手で白い砂浜を作るのは超難関。PLフィルターを活用するのも至難の技。でも、だから面白い。写真は実に奥が深い!

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エーゲ海の旅日記:クレタ島とサントリーニ島ブログ

今回のテーマは、ヨーロッパ最古の高度な文明の一つがクレタ島で生まれ、その消滅に大きな影響を与えたサントリーニ島の謎に写真と絵で迫ります。ぜひお楽しみください。

エーゲ海の文明が栄えた理由は、地図を見ると一目瞭然。エーゲ海は、ヨーロッパ、アジア、アフリカという三大陸の結節点に位置し、島々が「飛び石」のような役割を果たし、豊富な資源や文化が交流するハブ的存在だったからです。

クレタ島

ミノア文明

クレタ島を中心に栄えたヨーロッパ最古の高度な文明の一つ。「クノッソス宮殿」に代表される壮麗な宮殿文化

クノッソス宮殿遺跡

クノッソス宮殿遺跡
(photo by Ms.Distel)

紀元前2700年頃~紀元前1450年頃の遺跡

紀元前2700年頃~紀元前1450年頃の遺跡
(photo by Ms.Distel)

文字(線文字A):紀元前18世紀から紀元前15世紀にかけてクレタ島で使われていた文字。まだ完全には解明されていない。

文字(線文字A)

文字(線文字A)
(photo by Ms.Distel)

高度な文明を描くフレスコ画

(photo by Ms.Distel)

モダンで生き生きしたフレスコ画

(photo by Ms.Distel)

芸術性豊かで繊細な陶器(photo)

(photo by Ms.Distel)

船からの眺めを描く

船からの眺めを描く
(painted by Ms.Distel)

港からの眺めを描く

港からの眺めを描く
(painted by Ms.Distel)

ホテルの入り口「ご自由にどうぞ」

ホテルの入り口に「ご自由にどうぞ」と
(painted by Ms.Distel)

クレタ島で出会った女性

ミロのビーナスを思い出しながら描きました。

クレタ島で出会った女性
(painted by Ms.Distel)

サントリーニ島

海洋交易によって栄えたクレタ島のミノア文明。ところが、紀元前1450年頃に突如、衰退。原因はサントリーニ島(テラ島)のミノア噴火による大津波ではないかと言われている。現在もカメニ火山を中心に小規模な噴火が発生中。サントリーニ島の中心、フィラというおしゃれな街。今はどうなっているのか?

「フィラ」からの遠景

「フィラ」からの遠景
(photo by Ms.Distel)

島全体が青と白のカラー

島全体が青と白のカラー
(photo by Ms.Distel)

青と白の風景はエーゲ海の象徴

青と白の風景はエーゲ海の象徴
(painted by Ms.Distel)

美しい空、青と白のドーム型の建物。ペンキ塗りをしている男性に「どのくらいの頻度でペンキ塗りをするのか?」と聞いたら、「半年に一度かな?」と答えが返ってきた。「暇だからね」と隣から椅子に座ったおばあさんが会話に加わってきた。
船の中で教わったばかりのギリシャ語で「それは素晴らしい」と言葉を交わすと、「ギリシャ語の先生でもしているのかね」とほほ笑んでくれた。しかも、なんとお店の商品であるTシャツを「プレゼントするよ」と手渡してくれた。
「もう定年でね。最後のご奉仕。日本に行きたいよ」

すごくいい思い出をありがとう

すごくいい思い出をありがとう
(painted by Ms.Distel)

サントリーニ島を描く

サントリーニ島を描く
(painted by Ms.Distel)

ブーゲンビリアが咲き誇る

ブーゲンビリアが咲き誇る
(painted by Ms.Distel)

フィラの街中のレストラン。散歩道からの眺めも最高。フィラに行くには、ケーブルカーがあるのであっという間。でも、時間にゆとりのある人はロバタクシーもお勧めです。

フィラの街中のレストラン

(painted by Ms.Distel)

フィラという街の名前の語源は、昔、入植したスパルタ人の王様の名前がテーラス王。その名前から「テーラ」となり、いつしかそれが「フィラ」に変化したといわれる。

お土産屋さんの飾りつけの人魚姫?

お土産屋さんの飾りつけの人魚姫?
(photo by Ms.Distel)

独立した島々や地域にありながらも、海を介した活発な交流によって互いに影響を与え、西洋文明の揺りかごとも言える豊かな文化を育んできた。

サントリーニ島は今もなお、火山の小規模な噴火が頻繁にあり、多くの住民が避難し、観光客もリスクが多い。もちろん、すぐ近くのクレタ島も安全とはいえない。私が旅した時は、地震には遭遇しないで、ただ暑かったという記憶しかない。バスのエアコンが壊れて、43度という気温を今でも肌が覚えている。

紀元前18世紀から紀元前15世紀頃、豊かな鉱物資源や食料、そして恵まれた天候の中で開化したミノア文明。その足跡を歩きながら、約3500年前の時代へと飛んでみた。

生まれて、栄えて、滅びる。その歴史の繰り返しが地球上で行われている。旅は空間と時間を再認識させてくれる。一週間の旅が、実は何千年の歴史を歩くことでもある。

そんなことを考えながら、船に戻った。

さあ 次はクシャダス(トルコ)!

クシャダスは世界遺産エフェソス遺跡への玄関。

さあ 次はトルコへ!
(photo by Ms.Distel)

サントリーニ島では親切な人々と出会い、会話をギリシャ語でできた。今は、簡単にスマホでできるかもしれないが、人と人が同じ言語で話をできるなんて、最高に幸せでした。

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古代ロマンのエーゲ海。ぜひ行きたいです!
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エーゲ海:ミコノス島とパトモス島の旅ダイアリー

夏本番のエーゲ海:ミコノス島、パトモス島の旅の思い出。写真と絵でお楽しみください。

エーゲ海はどこ?ギリシャとトルコの間

エーゲ海の楽園:ミコノス島

キクラデス諸島に属する人気の高いリゾートアイランド。
カトミリの風車群 (Kato Mili Windmills):ミコノス島のシンボルとも言える風車群、そして観光客で賑わうビーチ。

波が足元まで。美味しそう、楽しそう。そんな人々を眺めながら通り過ぎて教会へ。 急げ!時間がない🏃

荘厳に輝く朝の教会(photo )

荘厳に輝く朝の教会(photo )
photo by Distel

ランチを楽しむ観光客(photo )

ランチを楽しむ観光客
photo by Distel

ミコノス島の迷路(photo )

この道を進むうちに、迷子に! 実は、この道はわざと複雑に作られたそうです。昔、海賊が多く、襲われても、彼らが教会にたどり着けないようにわざと複雑にしたそうです。
この迷路。私も迷子になってしまい、いつの間にか、港に着いたときは嬉しさで涙が出てきました。

ミコノス島の迷路(photo )
photo by Distel

ブーゲンビリアが美しかった。

お昼寝中!(水彩画)

白い塀の上の涼しいところでお昼寝。

お昼寝中!(水彩画)
painted by Distel

島中のあちこちで見かけた風景です。

船からの全体風景(水彩画)

着岸する際に眺めた風景。

船からの全体風景(水彩画)
painted by Distel

夕陽に輝く海岸線(水彩画)

船に戻る時間ギリギリまで夕陽を眺めて描きました。

夕陽に輝く海岸線(水彩画)
painted by Distel

船室のおもてなしの花(水彩画)

豪華客船の装飾は実に見事。花も豪華!

船室のおもてなしの花(水彩画)
painted by Distel

ミコノス島に朝、着岸し、夕方まで走り回っていました。たった一日の滞在では短すぎて、残念でした。もっと居たかった!

ユネスコ世界遺産パトモス島

パトモス島は、ドデカネス諸島に属する小さな島。しかし、キリスト教徒にとっては特別な意味を持つ聖地。そのため、ユネスコ世界遺産にも登録されている。

聖なるパトモス島(photo)

パトモス島は紀元95年頃、ローマ皇帝ドミティアヌス帝の迫害から逃れてきた使徒ヨハネが流刑された場所。

聖なるパトモス島(photo)
photo by Distel

スケラ港(photo)

パトモス島の玄関口。港にはフェリーが発着し、海岸沿いにはレストランやカフェ、土産物店が並んでいたのですが、時間の都合でじっくり味わうことができず、残念!!

スケラ港(photo)
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船から眺めた島の風景(水彩画)

船から眺めた島の風景(水彩画)
painted by Distel

船着き場の風景(水彩画)

テンダーボートやタグボートで大型客船から港へと移動。

船着き場の風景(水彩画)
painted by Distel

船室の花(水彩画)

船室のドアにはすべて絵が飾られていた。もちろん、室内にも。

船室の花(水彩画)
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船内の飾りつけ(水彩画)

なぜかウサギさんのぬいぐるみがちょこりんと。

船内の飾りつけ(水彩画)
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船の中の時間はたっぷりあったため、船内をあちこちウロウロ。絵もロビーでじっくり描くことができた。

おしゃれな店で接待してくれた日本人の女性。旅するうちに、あまりの美しさに旅でなく、ギリシャに移住。でも、観光客と異なり、「住むのは大変よ」と日焼けした顔で苦笑い。

たった一週間の旅、豪華客船といえども、下船した時は地面が揺れている感覚がしばらく続いた。美しい船内。そして美しき島々。「またいつか来るね」とつぶやきながら、エーゲ海の旅思い出を心の金庫にそっと保存した。

エーゲ海を巡る旅は本当に素晴らしかった。暑さも吹き飛ばす美しき空と海。ギリシャの哲学や美術が目の前にリアルに広がり感銘。幼い頃からの夢がやっと実現。最高の旅でした。

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エーゲ海のお土産にはコットンの柔らかい肌触りのタオルがお勧めです。ぜひ体感してください。

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朝霧の尾瀬の美を撮影

朝霧に包まれた尾瀬は、人間に「芸術とは何ぞや」「美とはいかなるものか?」などという疑問を吹き飛ばす威力がある。

感動を伝える言葉が出ない。絵にも描けない。写真で撮りたいが、目の前の奇跡の映像をただ息をのんで見ているだけ。

ここでスライドショーをご覧ください。
実際に行って体験し、肌で感じ取れるが存在します。

尾瀬の神秘的な朝霧の写真

 朝霧と朝日が織りなす透明感のあるグラデーション

朝霧と朝日が織りなす透明感のあるグラデーション
Photo by Mr. Soutan

夜の気配がまだ漂っている

山小屋の起床は早い。午前4時ごろから物音が聞こえてくる。しかし、それよりも早く目覚めてしまった。
尾瀬の朝霧。昨夜はよく晴れ渡っていた。風も穏やか。朝霧が出る条件にピッタリあった気象条件。こんな朝を待っていた。

さて、身支度して、カメラの準備。重いカメラを首にかけて、いざ出陣。この苦労が実りますように。朝ごはんなどは後でいい。

午前5時50分。周囲は真っ暗

でも山際が少し明るい。枕草子を思い出してしまう。
「山ぎは、少しあかりて……」

 ほとんど見えないにもかかわらず、自然の呼吸のようなものを感じることができた。これから起こるだろうと予想できる自然に期待を膨らませながら、カメラをぐっと構えた。前景はほとんど暗く、都会のような光は全くない闇の世界が広がっていた。

尾瀬の夜明け前
Photo by Mr. Soutan

Mr.Soutan写真術:3つのコツ

①太陽が昇る場所を調べておく

②日の出は何時かを調べておく。

③準備は時間をかけ、シャッターは素早く。

①太陽が昇る場所を調べておく

日の出場所が重要。前の日に自分の足で確かめたり、山小屋のスタッフに聞いておく。
しかも少し早めに出掛けると目がなじんでくる。しょぼしょぼの目ではいい写真が撮れない。それでなくても老眼?(笑)

静けさの中に小鳥のさえずり

 無音の静寂とはちょっと違う自然の静けさ。チッチッ、チーチー、キョロン。小鳥たちの会話かな?

静けさの中に小鳥のさえずり
Photo by Mr. Soutan

静けさと感動は心に響く体験

静けさは心の内面に考える余白を与え、自分の心を豊かにしてくれる。感動は何かに強く心を動かされ、その体験で、自分が変わる。どちらも心を揺さぶるという共通性がある。

写真も同じ。撮りたい被写体の前でその瞬間を静かに待つ。自然に対し、人間ができることはまずそれだけ、心静かに。そして、いざ、求めるものが出現した時に、怒涛の如くシャッターを切る。
それがカメラの楽しみ、人生の生きがいです。

朝霧と朝陽が魅せる幻想世界

尾瀬沼の水面に映る天空の劇場

尾瀬沼の水面に映る天空の劇場
Photo by Mr. Soutan

早朝の尾瀬沼だけが映せる淡いグラデーション。感動のあまり息もつけない。
目の前の光景はそれこそ「絵にも描けない美しさ」。いや違う。カメラマンとしては「写真にも撮り切れない美しさ」と言い換えたい。

美しい朝霧がなぜ尾瀬に出現?

尾瀬は朝霧に最適な環境

尾瀬の湿原は、豊富な水と夜の放射冷却が起こりやすい条件を兼ね備えている。冷えた空気が溜まり、水面からの蒸発によって湿度が高くなりやすい。湿度が高いと空気中に水蒸気が多く含まれているため、わずかな冷却でも飽和状態に達して霧が発生する。

というわけで、尾瀬には幻想的な朝霧が出現し、私たち人間に感動を与えてくれる。貴重な人生の宝物を。

尾瀬は朝霧に最適な環境
Photo by Mr. Soutan

朝霧と朝陽のグラデーション

グラデーションがよくわかるように、三段階に分けてみた。
人間の生の目は意外に物をしっかり見ているらしい。でもはもっと精度のいい眼、紫外線まで見えて、人間よりもはるかに色の識別ができるらしい。さらに動体視力もすごい。あくまで人に聞いた話。蝶が語ってくれたわけではない。

なぜここで蝶の話をしたのかというと、蝶は複眼で、それぞれ小さな視野を任され、そこで見た情報をまとめて行動する。つまり、対象物を分解して眺めながら、食料を探すという優れた機能を持っている。
要するに、漠然と全体を見るより、いくつかに区切ってみることで、よりグラデーションが見えてくる。

白黒のグラデーションで試したことがある。グレーを見分けるときにこの分割方式を取ると、微妙な差が認識できた。

また、淡いこのようなグラデーションは、温暖湿潤気候に住む人々が好む。一方、赤道直下の人々は強烈な色、コントラストのある配色を好む。強い日差しの中では、明暗がはっきりしている。その中で淡い色埋もれてしまうからという説もある。

もしかすると、朝霧のような優しいグラデーションが美しいと思える日本人は幸せなのかもしれません。

グラデーションがよくわかるように、三段階に分けてみた
Photo by Mr. Soutan

朝陽が輝く瞬間

②日の出は何時かを調べておく。

尾瀬の9月の日の出午前5時半頃になる。ただし、時間は一日毎に変化していく。山小屋のあるじに聞いておくと確実。しかも、会話のネタになり、山の雑談に発展し、楽しい時が共有できる。

一瞬、宝石箱の中?

待ってました! 主役のご登場。

待ってました! 主役のご登場。
Photo by Mr. Soutan

朝日が顔をひょっこり出した瞬間は、あっという間に過ぎ去り、霧は、またたく間に消え去った。

霧が晴れて、尾瀬の風景が徐々に出現

前景の木道が尾瀬の個性
山小屋のあるじがトツトツと語ってくれた。
木道は最初、湿地帯を歩くのが大変だったので、歩き易くするためだった。しかし、いつしか、湿地帯の植物を登山客から守るための通路、しかも木道といったら尾瀬というシンボルにもなったようだな。塞翁が馬とはこのことかな」

霧が晴れて、尾瀬の風景が徐々に出現
Photo by Mr. Soutan

霧が晴れるのはなぜ?

難しい質問。

でも、理系に強い私としては、ここで逃げられない。AIに負けてはいられない。

「朝日が顔をだし、その光が地表を温かくする。すると、地表の温度が高くなり、飽和水蒸気量が増加して、目に見える状態の小さな粒状の水滴が、再び元の透明な水蒸気に戻る。これが、霧が消えていく理由」

この理論、たしか中学1年か2年の時に学んだ気がする。

実は、AI_Geminiのチャットで相談したところ、なんと韓国語やロシア語が混じっていて、何を説明してくれたのか?肝心なところが日本語ではなかった。有料なら、きちんと日本語で説明してくれるらしい。無料Geminiはまだテスト中!ということで、今回は、自分の脳からぐいぐい引っ張り出した。(笑)

朝霧の晴れた尾瀬の写真

朝霧の晴れた尾瀬の写真
Photo by Mr. Soutan

新しい一日の始まり

尾瀬の美:山容が沼に反映。まさに奇跡の一枚。

尾瀬の美:山容が沼に反映。まさに奇跡の一枚。
Photo by Mr. Soutan

尾瀬の燧ヶ岳

尾瀬沼がなぜできた?

尾瀬沼は燧ヶ岳が噴火して、その時に流れた溶岩が沼尻川をせき止めてできた湖といわれる。それ以前は、平坦な普通の高原だった。ところが、川がせき止められたことで、水が溜まって、それが今の尾瀬沼ではないだろうか? という説が主流。

もちろん、他の説もある。燧ヶ岳の南側が崩落して、それがせき止めたのではないだろうか?という説。どれが正しいのかはもう少し調査時間が必要。

尾瀬沼はなぜうまれたのか
Photo by Mr. Soutan

燧ヶ岳に登る

燧ヶ岳に登る人は、少し覚悟する必要がある。尾瀬沼での気象条件をそのまま信じないほうがいい。

私が登った時は、尾瀬沼周辺を歩いていた時と環境がまるで違っていた。山頂付近の風の強さは半端じゃない。しかもごつごつした岩場はゆっくり休む場所ではない。さらに正午過ぎから雷鳴が下から聞こえてきた。山の雷は本当に恐ろしい。急ぎ下山した。

燧ヶ岳に登る人にご忠告。かなりキツイ。ムリしないこと。ダメだと思ったら、途中で引き返そう。尾瀬は逃げませんから。

燧ヶ岳に登る
Photo by Mr. Soutan

なぜ尾瀬を愛するのか?

尾瀬がなぜ好き?

理由なんてない。とにかく好き
恋人が答えるような回答。あなたのすべてが好き。

そうです。尾瀬が好きな人は、尾瀬ヶ原だろうが、尾瀬沼だろうが、とにかく尾瀬が大好き。

広大な湿原に水芭蕉やワタスゲ、ニッコウキスゲなど咲き誇る。風景も素晴らしい。広々と視野が広がり、心も体もリラックスできる。解放感、自由な世界が目の前に広がる。

登山家は、山があるから登る。
写真家はそこに美があるから撮る。

尾瀬の澄み切った空に浮かぶ燧ヶ岳と至仏山の姿が大好きという人、木道を歩くのがステキ!という人、様々です。

「四の五の言わずに、一度登ってみるといい。様々な植物との出会い、燧ヶ岳の山頂から眺める尾瀬沼の美しさに感銘するはず」

元、大学のワンダーフォーゲル部にいた知人がそう言っていた。
というのは、その人それぞれ、百人百様。

Mr.Soutanの願い

尾瀬が魅せる四季折々の光景をずっと撮り続けたい。
偶然できた自然の奇跡、尾瀬の美を大切に守りたい。

尾瀬の朝霧は感動の連続。こんな体験はめったにない。写真をバチバチ撮りまくった。
フィルムでなく、デジタルだからできる撮影方法。映画もデジタルになったおかげで製作費がだいぶ助かっているらしい。

このブログは毎月1日と15日に更新。
お楽しみにお待ちください。

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尾瀬沼に行ったことがあります。美しい風景には心がすっかり癒されました。あなたにも尾瀬はお勧め。その際のお供にいかがですか?

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