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氷室椿庭園の椿図鑑&歴史探訪

侘び寂びと華やぎの競演!品種名が分からなくても椿は楽しむ

1 氷室椿庭園の椿図鑑

3月上旬、春の穏やかな陽射しに誘われて、茅ヶ崎市にある「氷室椿庭園(ひむろつばきていえん)」を訪れた。約250種1,000本もの椿が植えられたこの場所は、まさに椿のワンダーランド。

夢中でシャッターを切った結果、手元には50枚以上の写真が!残念ながら一つ一つの品種名は正確に分かりませんが、その圧倒的な美しさは、色や咲き方の違いを知るだけで、もっと深く楽しめるはず。このブログはそんなあなたをご案内します。

氷室椿庭園の椿図鑑
photo by Mr.Soutan

これから、庭園で出会ったツバキを、「色」と「咲き方」の観点から徹底紹介。さらに、「ツバキと日本の歴史・文化」の深い繋がりにも触れていきます。品種名を全部、知らなくても、ツバキの魅力に引き込まれること間違いなし!

写真で楽しむ椿の基本の「き」
「まずは、私が撮った写真の中から、ツバキの個性的なバリエーションをご紹介します。名前を知らなくても、ぜひ『この色が好き』『この形が面白い』という視点で見てみてください。」

1-1【色の競演】鮮やかさで分類

ツバキといえば「赤」を思い浮かべますが、氷室椿庭園には、息をのむほど純粋な「白」、優しく可愛らしい「淡いピンク」、そして一つの花に複数の色が混ざる「絞り(しぼり)」や「斑入り(ふいり)」など、色とりどりのツバキが咲き誇っています。

深紅のツバキ:

力強い赤は、見る者に情熱と高潔さを伝えます。光の反射が美しい。花言葉は「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」。

深紅のツバキ
photo by Mr.Soutan

純白のツバキ:

寒さに耐えて咲くその姿は、神聖な美しさ。花びらは、花嫁のウエディングドレスのような柔らかい重なりです。花言葉は「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」。

純白のツバキ
photo by Mr.Soutan

ピンクのツバキ:

控えめで可憐な印象。若い女性のような瑞々しさ。花言葉にあるように「控えめな愛」「慎み深い」女性のような美しさです。

ピンクのツバキ
photo by Mr.Soutan

1-2【咲き方の妙】形の違い

ツバキの魅力は、花びらの重なり方、つまり「咲き方」にもあります。同じ一輪の花でも、その表情は全く違います。

🍃一重咲き:

シンプルな美しさが際立つ一重咲き。ヤブツバキなど原種に近い形が多く、茶花としても好まれます。その素朴さが「わび・さび」を感じさせます。

一重咲き
photo by Mr.Soutan

💐 八重咲き・千重咲き:

花びらが幾重にも重なり、バラのような豪華絢爛な姿を見せる品種。氷室椿庭園では、花径が10cmを超える大輪の八重咲きにも多く出会えました。まるでブーケのような迫力です。

八重咲き・千重咲き
photo by Mr.Soutan

1-3【私の推し】感動の一輪

① 斑入りの芸術: ピンク地にランダムに入った白の斑点が、まるで水彩画のよう。自然が作り出す色のバランスに感動。

斑点の芸術
photo by Mr.Soutan

② 可憐な少女のような淡いピンク: 幾重にも重なりあう花びらが光に反射して見事なピンク色のグラデーション。

ピンクの重なりの椿
photo by Mr.Soutan

③ふんわりとお姫様のような淡いピンクの椿二輪。

お姫様のような淡いピンクの椿
photo by Mr.Soutan

④赤いバラのようなゴージャスな椿。

赤いバラのようなゴージャスな椿
photo by Mr.Soutan

⑤光に透ける花: 光を浴びて、花びらが透けて見える瞬間を捉えました。繊細な美しさが際立ちます。

繊細な美しい椿
photo by Mr.Soutan

⑥「よろしくね」と甘えるような椿たちの会話。

よろしくねと甘えるような椿の会話
photo by Mr.Soutan

⑦踊りたくなるようなピンクのドレスを身に着けた椿。

ピンクのドレスのような椿
photo by Mr.Soutan

2 椿の歴史:わび・さび

ツバキはただ美しいだけでなく、古くから日本の文化と深く結びついてきました。少し足を止めて、ツバキの歴史を紐解いてみましょう。

2-1遥かなる歴史と文化への帰化

椿は、日本が原産の植物です(ヤブツバキなど)。「日本に帰化」というより、古来より日本に自生し、日本人とともに歩んできた木と言えます。

古事記や万葉集にも登場するツバキは、かつては神が宿る木として信仰の対象でもありました。硬く丈夫な材木は器具に、種子からは「椿油」が採られ、生活に欠かせない重要な植物でした。

ヤブツバキ:日本が原産の植物
photo by Mr.Soutan

2-2禅と茶道が愛した「静寂美」

シンプルで美しい椿(白)

禅と茶道が愛した「静寂美」
photo by Mr.SoutanSONY DSC

ワビスケ・ツバキ(白)

ワビスケツバキ(白)
photo by Mr.Soutan

ツバキが日本の美意識に深く根付くきっかけとなったのが、禅と茶道です。

室町時代以降、茶の湯が発展すると、華美な花を嫌い、簡素な美しさを好む「茶花」として、ワビスケツバキなどの控えめな品種が珍重されました。

この「簡素の中にある美しさ」こそ、日本人の「わび・さび」の原点。豪華な八重咲きではなく、控えめな一重咲きに美を見出す。この精神がツバキを特別な存在にしているのですね。

ワビスケ・ツバキ (赤)

ワビスケツバキ (赤)
photo by Mr.Soutan

2-3「落ち椿」潔さと美意識

ツバキは、桜のように花びらが散るのではなく、花が丸ごと「ぽとり」と落ちる特徴があります。この潔い散り際を、かつて武士たちは「首が落ちる」姿に重ねて忌み嫌った時代もありました。

しかし現代では、地面に落ちた花も一つの景色として愛でる文化が根付いています。苔むした地面に、真っ赤な花が一つ。この「落ち椿」の静かな佇まいこそが、日本的な美の象徴の一つではないでしょうか。山茶花のように、バラバラに落ちるよりも正直、掃除は楽ですね(笑)

潔さと美意識
photo by Mr.Soutan

3.訪れる人へのメッセージ:氷室椿庭園のご案内

写真撮影のアドバイス
椿を撮影するうえで、やはり氷室椿園のような、様々な種類の椿が見られることはとても重要です。素敵な椿の写真を撮影したい方は、ぜひお出かけください。

最後にこの素晴らしい椿たちに出会える氷室椿庭園について、訪問者の視点からご紹介します。

アクセスと雰囲気

氷室椿庭園は、茅ヶ崎駅から少し離れた閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。元は個人の邸宅の庭園だったこともあり、こじんまりとした民家の落ち着いた雰囲気がそのまま残されています。

嬉しいポイント

入場は無料で、誰もが気軽に美しい椿を鑑賞できます。
私たちが訪れた3月上旬〜中旬が見頃です。
(※最新の情報は公式サイトで確認してください。インターネット検索で氷室椿園と入力すると詳細が出てきます。)
園内には、品種名が書かれたプレートもあるので、一つずつ照らし合わせる楽しみもあります。

3 氷室椿庭園とは?

3-1茅ヶ崎市に寄贈された椿たち


この庭園は、三井不動産の元副社長であった氷室捷爾(ひむろしょうじ)の庭園を茅ヶ崎市が寄贈を受け、市民に公開されているものです。

特に注目したいのは、ここに植えられているツバキの多くが、(財)日本ナショナルトラストの「ツバキ保存指定園」に認定・登録されていることです。これは、日本のツバキの多様な品種を保護・継承する上で、非常に重要な役割を果たしていることを意味します。

つまり、私たちはここで、歴史的・文化的に価値のある、特別なツバキたちに出会っているのです。

「控えめな優しさ」と「誇り」
photo by Mr.Soutan

品種名が分からなくても、色、咲き方、そしてツバキの背景にある日本の美意識を知るだけで、花の鑑賞はもっと深くなります。

皆さんもぜひ、静かで心安らぐ氷室椿庭園を訪れ、自分だけの「推し」の一輪を探してみてはいかがでしょうか。その一輪はきっと、あなたに「控えめな優しさ」と「誇り」という名の感動を与えてくれるはずです。

Copyright © 2026 taken the photos by Mr.Soutan. All Rights Reserved.

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昼下がりの検見川浜

海辺の絨毯「ツンツンつばな」と潮風に揺れる可憐な花

ウインドサーフィンと最強の雑草チガヤが共存する場所

検見川浜の昼下がり散歩!ノスタルジックな風景とマリンスポーツのコントラスト

こんにちは!検見川浜散歩ブログ第二弾、昼の部をお届けします。

the photos by Mr.Soutan

ゆるゆると流れる花見川に沿って歩き、海との境界線である河口へ。両岸には、波の力を弱めるための無骨なテトラポッド(波消しブロック)が並んでいます。その風景を横目にさらに進むと、穏やかな海岸線が広がります。

the photos by Mr.Soutan

家族の絆と、懐かしの「つばな」の絨毯

検見川浜を散策すると、まず目を引くのが「家族のキズナ」を象徴するようなモニュメントです。青空を背景に、家族の温かい光景を思い描かせてくれます。

the photos by Mr.Soutan

モニュメントを過ぎ、さらに海岸線に沿って歩いていくと、一面を覆い尽くす植物の群落が広がります。これが、世界最強ともいわれる植物「チガヤ」です。

チガヤの若い穂は「茅花(つばな)」と呼ばれ、昔の童話やわらべ歌『ツンツンつばな』にも登場します。かつては、この葉や茎が藁ぶき屋根の材料や、船にかけるむしろ状の覆い(とま)の材料にもなり、人々の暮らしを支えていました。

the photos by Mr.Soutan

わらべ歌『ツンツンつばな』
「つんつんつばな 一本抜いちゃクイクイクイ 二本抜いちゃクイクイクイ…」といったもの。(地域により少し異なるようです)

the photos by Mr.Soutan

近くで見ると、銀白色のふわふわした穂が風に揺れ、まるで壮大な自然の絨毯のよう。しかし、一度生えると駆除が難しい「しつこい雑草」としての一面も持っているから驚きです。

潮風に耐える、可憐な野草たち

最強のチガヤの足元では、可憐な花々が潮風に耐えながら、海岸を彩っています。

まず見つけたのは、ピンクの愛らしい花「ハマヒルガオ」。

the photos by Mr.Soutan

つるを伸ばしながら砂地を這うように広がり、可憐な花が海岸にピンクの彩りを与えてくれます。この潮風に負けない忍耐強さが、海岸に生きる花の強さなのでしょう。

そして、淡い黄色い花をつける「マツヨイグサ」(おそらくオオバナコマツヨイグサ)。

the photos by Mr.Soutan

これも茎の根元から枝分かれし、砂の上をはいながら、しっかりと子孫を増やしている姿に力強さを感じます。

青空の下、海はマリンスポーツの舞台へ

澄み切った午後の空には、まるで白い綿菓子のような積雲(せきうん)が浮かびます。

その雲の下には、遠く工場の煙突が並んでいるのが見え、自然と工業地帯が隣り合う千葉らしい風景です。

そして、昼どきになると、海岸には目的を持った人々が集まり始めます。

the photos by Mr.Soutan

そう、ウインドサーフィンを楽しむ人々です!

the photos by Mr.Soutan

カラフルなセイルボート(帆)が海岸に並び、海に出ると、美しいリグ(セイルとマスト)に乗って風を切り、水面を滑走していくサーファーたちの姿は、本当に楽しそうです。

海辺の自然の力強さと、それを楽しむ人々の明るい笑顔。検見川浜の午後は、様々な生命のエネルギーに満ち溢れていました!

<今回訪れた場所>

検見川浜(千葉県千葉市美浜区)

次回は、検見川浜の夕暮れや夜の部をお届けできたらと思います。お楽しみに!

写真を撮る目的があると身近な地域の散策も楽しくなります。何を撮ろうとか、目的を持ち、そして、偶然、目にした季節の恵みをカメラに収めてください。それこそが写真の醍醐味です。

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検見川浜の美しき朝

12月の冷たい空気が心地よい早朝、私は千葉市の人工海浜「検見川浜」に立っていました。 この時期、空気の澄んだ海辺は、まさに絶景の宝庫。この日、カメラに収めることができた、息をのむような朝の光景を、写真と共にご紹介します。

千葉市の海辺:検見川浜

闇を破る、神秘的な日の出

水平線の向こうから、まばゆい光が溢れ出しました。

the photos by Mr.Soutan

12月3日の朝6時40分。冬の低い太陽は、空全体をオレンジ色に染め上げ、思わず「美しい」と声が漏れてしまうほどの神々しさ。この一瞬のために早起きした甲斐があったと、心から感じました。

夜明け前の静寂と空の美しさ

前景はまだ暗いが、空は美しいあさぼらけ。

the photos by Mr.Soutan

日の出直前のあさぼらけ。浜辺はまだ夜の闇に包まれていますが、東の空は既に淡いピンクや紫の美しいグラデーション。水面もその色を映し、静寂の中に神秘的な美しさが広がります。

活動開始の気配

カモメが遠く飛び、、遠景に工場の建物が見え始める。

the photos by Mr.Soutan

空が明るさを増すにつれ、カモメたちが遠くを飛び始めました。視線を上げると、東京湾岸の遠景に、工場の建物のシルエットが浮かび上がってきます。静かな自然と、人々の営みのコントラストが、この場所ならではの魅力です。

釣り人の影法師

釣竿を下げている影法師が見える。

the photos by Mr.Soutan

打ち寄せる波の音だけが響く中、海岸線には釣り人の姿が。日の出に向かって釣竿を下げている影法師は、まるで一枚の絵画のよう。彼らの静かな熱意が、朝の浜辺に活気を与えてくれます。

光を受けて姿を現す検見川浜

前景の公園のモニュメントが見え始める。

the photos by Mr.Soutan

太陽が昇りきると、公園のディテールがはっきりと見え始めます。検見川浜の前景と公園のモニュメントが光を浴びて浮かび上がり、昼間の顔を見せ始めました。ここから一日が始まります。

人々の生活が始まる

遠くの工場に煙

遠くの工場の煙突に煙が見える始める。

the photos by Mr.Soutan

遠くの工場の煙突からも、白い煙が立ち上り始めました。人々の生活が本格的に始動したサイン。雄大な自然の中に、都市の息吹を感じる瞬間です。

海岸近くにカモメの群れ

海岸近くにカモメが沢山集まり始める。

the photos by Mr.Soutan

海岸線には、エサを探すのか、カモメの群れが賑やかになり始めます。彼らの白い羽が朝日に照らされてキラキラと輝き、海辺の活気を演出してくれました。

かなたの富士山とセイルボード

かなたの中央に富士山が美しく見え、その前景にセイルボードが出現する。

the photos by Mr.Soutan

そして、この日のハイライト!
はるかかなたの中央に、雪を抱いた美しい富士山の姿が!
空気が澄んだ冬の朝ならではの、海越しの絶景です。 

その前景には、「蝶の羽の片側のような」セイルボードが優雅に浮かび、その右側には、ウインドサーファーを楽しむ男性の横向きのシルエットが見えます。
雄大な自然、マリンスポーツ、そして人の存在が、完璧な構図を作り上げていました。

検見川浜の海岸にカモメ

白いカモメの軍団が浜を占拠しています。

the photos by Mr.Soutan

改めて海岸を見れば、白いカモメの軍団が浜を占拠しています。この白い群れが、青い海と空に映えてとても印象的。

遠景に富士山、前景に三隻の漁船

遠景に美しい富士山、その前景に三隻の白い小型漁船。

the photos by Mr.Soutan

遠景に冠雪した富士山、その前景に三隻の白い小型漁船、多分、漁を終えた漁船の帰還ではないかとシャッターを切る。

美しい富士山を背景に、三隻の白い小型漁船が並んで港へ向かう姿を捉えました。きっと漁を終えた漁船の帰還でしょう。海の恵みと、人々の暮らしが交差する、心温まる一枚となりました。

検見川浜は、日の出や富士山(特にダイヤモンド富士の時期)の絶景を楽しめる、東京湾岸屈指のビューポイントです。

良い写真はテーマを絞る

皆様もぜひ、早朝の検見川浜で、感動的な一日の始まりを迎えてみませんか?
今回の写真は、場所を固定して、朝の時間に集中しました。そして検見川浜三部作「朝・昼・夕」として、一日の時間を分けて撮影しました。
テーマを絞る。写真撮影にはとても重要なことです。時間・色・種類など、区分法は多々あります。ご自分でうしようという考えこそがよい写真を撮るコツだと信じてます。

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自衛隊百里基地航空祭

百里基地航空祭:爆音と筑波山を背に舞う空の精鋭たちを撮影

航空ファンにとっての聖地

そして、この航空祭の意義とは何か?
素朴な疑問と回答を考察しました。

航空ファンにとって「聖地」とも呼ばれる茨城県・百里基地。早朝7時の開場を待つ熱気から始まり、一日中、空を彩る飛行展示に、感動が絶えることはありませんでした。今回は、私自身の過去の観覧記録をもとに、百里基地ならではの魅力、そして、現在において、この航空祭の意義と価値、目的とは何か?

1. 朝一番の緊張と、離陸の瞬間

航空祭の朝は早く、飛行展示に備える隊員たちの準備作業から始まります。安全確認は基本中の基本です。

1. 朝一番の緊張と、離陸の瞬間

朝8時48分、ついに飛行開始。滑走路へと向かう機体の横で、整備士やパイロットが交わす出発直前の確認や、誘導にあたる女性隊員の真剣な姿に、早くも胸が熱くなります。

出発直前の確認や、誘導にあたる女性隊員の真剣な姿

観客が列をなして進む先には、様々な機体が並んでいます。

観客が列をなして進む先には、様々な機体が並んでいます。

颯爽と進む自衛隊員の勇ましい姿です。

颯爽と進む自衛隊員の勇ましい姿です。

8時52分、轟音とともに主力機が離陸。

8時52分、轟音とともに主力機が離陸。

遥か後方に、筑波山の雄大な姿を背負い、力強く加速する瞬間。百里基地ならではの景色、日本の自然と、それを守る現代の翼が対比され、強い印象を与えます。

関東の独立峰、筑波山を背景に飛び舞う凛々しい姿。

いよいよテイクオフ。あたかもワシが飛び立つ姿。

いよいよテイクオフ。あたかもワシが飛び立つ姿。

白いボディにくっきりとした青いライン。スマートな姿に感銘。
この機種は、多用途支援機。縁の下の力持ち的な存在。外見もスマートですが、居住性にも優れていて、内閣総理大臣や政府用人の移動にも利用される「準政府専用機」とも呼ばれる存在です。

白いボディにくっきりとした青いライン。スマートな姿に感銘。
この機種は、多用途支援機。縁の下の力持ち的な存在。外見もスマートですが、居住性にも優れていて、内閣総理大臣や政府用人の移動にも利用される「準政府専用機」とも呼ばれる存在です。

2. 百里基地を支える「主役」たち

今回の展示で特に目を引いた、百里基地に縁の深い機体をご紹介します。

【機体名】F-4EJ改 F-4EJ改-439
【役割と魅力】「ファントム」の愛称で知られるベテラン戦闘機。退役が迫る中、その独特な形状と爆音は、ファンを惹きつけてやみません。

「ファントム」の愛称で知られるベテラン戦闘機。退役が迫る中、その独特な形状と爆音は、ファンを惹きつけてやみません。

【機体名】F-2 F-2A/B-559
【役割と魅力】日本が誇る支援戦闘機。青い洋上迷彩が美しく、午後の機動飛行(例年のスケジュール:13:10〜)で、その高い機動性を存分に披露します。

日本が誇る支援戦闘機。青い洋上迷彩が美しい。

【機体名】F-15J/DJ F-15J/Dj-842
【役割と魅力】航空自衛隊の「空の守り神」。機動飛行(例年のスケジュール:09:05〜)で、大空を切り裂くようなスピードと迫力は圧巻の一言です。

F-15J/DJF-15J/Dj-842航空自衛隊の「空の守り神」。

【機体名】T-4 T-4-634
【役割と魅力】三機、四機の編隊で空を舞う姿が美しい練習機。後に登場するブルーインパルスはこのT-4を使用しています。

三機、四機の編隊で空を舞う姿が美しい練習機。ブルーインパルスはこのT-4を使用しています。

空を舞う姿はまるで鳥のように優美です。

空を舞う姿はまるで鳥のように優美です。

【機体名】C-1 / C-130H C-1-022 C-130-073
【役割と魅力】輸送機輸送ヘリ(CH-47J-488)。戦闘機のような派手さはありませんが、災害派遣など、自衛隊の「出動」に欠かせない、人々の生活を支える重要な翼です。

【機体名】C-1 / C-130H

 C-1 輸送機(KAWASAKIC-1)
 戦後始めて日本で開発・生産された国産のジェット機輸送機。

 C-130H 輸送機
 アメリカのロッキード社が開発した輸送機。

【機体名】C-1-022 輸送機。 C-1 と同じ輸送機。
製造されて22番目の機体。固有の登録番号。

輸送機や輸送ヘリ(CH-47J-488)。戦闘機のような派手さはありませんが、災害派遣など、自衛隊の「出動」に欠かせない、人々の生活を支える重要な翼です。

C-1_022は一般的なC-1そのもの。特別改造されてはいない。

輸送機や輸送ヘリ(CH-47J-488)。戦闘機のような派手さはありませんが、災害派遣など、自衛隊の「出動」に欠かせない、人々の生活を支える重要な翼です。

【機体名】C-130-073

輸送機や輸送ヘリ(CH-47J-488)。戦闘機のような派手さはありませんが、災害派遣など、自衛隊の「出動」に欠かせない、人々の生活を支える重要な翼です。

【機体名】CH-47J-488 (輸送ヘリ)

出動」災害など、非常時に活躍する自衛隊の精鋭たち。

「出動」災害など、非常時に活躍する自衛隊の精鋭たち。

3. 空はブルーインパルスのキャンバス

航空祭のハイライトは、やはりブルーインパルスの曲技飛行(例年のスケジュール:10:55〜)。

白いスモークで空に描かれる美しい図形や、息の合ったT-4の編隊飛行には、誰もが歓声を上げます。一つ一つの演目に、隊員たちの高度な技術と、長年の訓練に裏打ちされた強いチームワークを感じることができました。

※ブルーインパルスとは、正式名称は「第4航空団第11飛行隊」
高度な飛行技術とチームワークを披露し、航空自衛隊の精鋭を示し、自衛隊の理解と親しみを深める目的を持つ。

航空祭のハイライトは、やはりブルーインパルスの曲技飛行

4. まとめ:また来年も百里の空へ

戦闘機の凄まじい爆音、整備に当たる隊員たちの真剣な眼差し、そして雄大な筑波山を背景に舞う機体の勇姿。百里基地航空祭は、何度訪れても新しい感動を与えてくれます。

来場される方は、ぜひこのレポートを参考に、F-2の模擬射爆撃(例年のスケジュール:13:40〜)など、午後の展示まで存分にお楽しみください。

●下記のホームページに詳細が掲載されます。

https://rikuzi-chousadan.com

【航空祭を見た感想と疑問】

「実際に航空ショーを見て、大きなインパクトを受けました。しかし、現代の戦争は、ロシアとウクライナの闘争に見られるような空中戦は、ドローンを使った 無人機での戦いです。すべて、地上から、コンピュータを使って 戦争をしています。有人戦闘機でなく、これからは、見えない闘いになると思います。」

百里基地での航空祭を行う目的と自衛隊の存在価値を考える。

1. 国民との信頼関係構築:存在価値

理解促進】普段、国民の目に触れることのない自衛隊の活動内容や、保有する装備について、実際に見て触れる機会を提供し、これにより、「自衛隊が何を担っているのか」を具体的に国民が理解できる。

信頼の獲得】隊員が直接、国民と交流し、訓練の成果や規律正しい姿を見せることで、国民の信頼感と安心感に繋ぐ機会を作る。これは、自衛隊が「国民の生命と財産を守る組織」であることを示す、基礎的な活動の一環です。

基地の理解】基地周辺の住民に対し、基地が地域社会に貢献していること、そして基地が存在することで得られる安全保障上の利益を理解してもらう場でもある。

2. 人材確保(リクルート活動)

航空祭の持つ華やかさや迫力は、将来の自衛官、特にパイロットを目指す若い世代への大きな動機付けとなる。

動機付け】高性能な航空機や、ブルーインパルスの華麗な演技は、若者にとって大きな憧れであり、組織への入隊意欲を高める重要な機会になる。

動機付け】高性能な航空機や、ブルーインパルスの華麗な演技は、若者にとって大きな憧れであり、組織への入隊意欲を高める重要な機会になる。

3. 士気の高揚と練度の維持

隊員の士気】航空祭での展示飛行は、隊員自身の訓練の成果を国民の前で披露する場。また強い誇りと士気を高められる。

練度の確認】展示飛行のために高度な連携と技術を維持・確認することは、日常の訓練とは別の緊張感を持った、貴重な練度維持の機会でもある。

4. 有人機の役割と未来の戦い

無人機の時代になっても、有人戦闘機(F-2やF-15)の訓練飛行を公開する意義は消滅しない。

最終的な判断能力】ドローンやAIが進化しても、最終的な戦略的な判断、人道的な判断、そして外交的な判断を行うのは、人間のパイロットや指揮官。航空祭は、その「人」の技術と能力を公開している。

即応体制の維持】有人機は、高度な情報収集や複雑な作戦を、即座に、確実に行うことができる、依然として最も信頼性の高い防衛手段です。航空祭は、その即応体制が整っていることを視覚的に示している。

技術的なアピール】ドローン技術が発達しても、それをコントロールし、優位性を保つための高度な電子戦能力ネットワーク技術は、有人機を介して培われています。航空祭は、その技術の土台を示す場でもある。

現代の戦争が「見えない戦い」に移行しつつあることは事実ですが、航空祭は、その見えない防衛活動の重要性を国民に理解してもらうための、最も効果的な見える窓としての役割を果たしているのではないでしょうか。

皆様のご意見をお待ちしております。

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[富士山の多様な美しさを7つのスポットから迫る]

はじめに

遠くても近くても、いつもそこに

誰もが知る日本のシンボル、富士山。でも、その姿は見る場所や時間、季節によって全く違う表情を見せてくれます。

美しい富士山
photo by Mr.Soutan

今回は、東へ西へ、遠くから近くまで、偶然出会った7つの「富士山」の姿をご紹介します。きっと、あなたのお気に入りの富士山も見つかるはずです。

【遠方編】

「あ、いた!」旅路で出会う富士

2-1. 都会の喧騒を越えて – 新幹線から

移動中の窓の外。ビルや橋の合間に、ふと顔を出す雄大な姿。日常と非日常が交錯する瞬間。旅の始まりや終わりを告げる、ドラマチックな一枚です。

都会の喧騒を越えて - 新幹線から
photo by Mr.Soutan

Mr.Soutanの写真術:富士山撮影3つのコツ

①空気の澄んだ朝、日の出から2時間以内がベスト

②富士山と空の割合が7:3がベスト

③2月前後が雪化粧の富士山を撮るチャンス

2-2. 遥かなる海の向こう– 千葉県館山市から

房総半島の南端から望む、海越しの富士山。夕焼けや朝焼けに染まるシルエットは、まるで水彩画のようです。この遠近感こそが、日本の広さ、そして湿度を感じさせてくれます。

遥かなる海の向こう  千葉県館山市から
photo by Mr.Soutan

【近郊編】

季節と風景をまとう霊峰富士

3-1. 秋風に揺れる銀色の絨毯と – ススキが前景にある場所から

秋の夕暮れでしょうか。風に揺れるススキを前景に捉えた、幻想的、叙情的な一枚。手前のススキが、富士山の雄大さに「深み」を与えてくれます。秋の軽やかな、そして光と影が美しい雲の下で、「富士山が美しいね」と囁きかわすススキたちのざわめきが聞こえてくるような風景写真です。

黄金色の絨毯(じゅうたん)と - ススキが前景にある場所
photo by Mr.Soutan

3-2. 都市と自然のコントラスト – 富士宮市

富士山の麓(ふもと)の街から。清らかな川の流れ、そして生活の営みである街並みです。

都市と自然のコントラスト - 富士宮市
photo by Mr.Soutan

人々の暮らしを静かに見守る、親愛なる山といった表情。

都市と自然のコントラスト - 富士宮市
photo by Mr.Soutan

【高原・高台編】

特別な空気感に包まれた富士山

4-1. 命の輝き – 朝霧高原

残雪が美しい!

朝霧高原の澄んだ空気の中で捉えた残雪の富士山。雪が溶け、生命が芽吹き始める季節の美しさ。空の青と雪の白のコントラストが際立ちます。

命の輝き - 朝霧高原
photo by Mr.Soutan

4-2. 早春のドラマ – 十里木高原

標高の高い高原からの眺め。4月の清々しい朝、まだ肌寒い空気の中で見た、凛とした姿。朝日を浴びて、雪の模様がくっきりと浮かび上がります。

早春のドラマ - 十里木高原
photo by Mr.Soutan
早春のドラマ - 十里木高原
photo by Mr.Soutan

【時間帯編】

一期一会、光に彩られる富士山

5-1. 二度ステキ、海岸線のアート – 検見川浜

夕焼けに染まる富士、そして翌朝の静かな富士。海岸線から見る富士山は、時間帯によって全く異なる「アート」を見せてくれます。その美しさは、時間を忘れるほどです。

夕陽の富士山

夕陽の富士山
photo by Mr.Soutan

朝の富士山

朝の富士山
photo by Mr.Soutan

あなたの「MY BEST 富士山」は?

新幹線から、高原から、遠い千葉から…同じ山なのに、これほどまでに表情を変える富士山。あなたにとって、一番心惹かれる富士山はどれでしたか?

富士山は場所や時間、季節によって、様々な姿を見せてくれる素晴らしいモチーフです。

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大山千枚田の魅力を撮る

千葉県鴨川市にある大山千枚田は、東京から一番近い棚田。約375枚の大小様々な田んぼが、まるで階段のように連なる景観は圧巻。日本の原風景を眺め、幸せ気分を味わってください。

大山千枚田の歴史

大山千枚田の歴史は古く、室町時代頃から始まったともいわれています。江戸時代には徳川家康の時代に年貢米が納められていたという記録もあり、地域の重要な農業拠点でもあったようです。

大山千枚田の歴史
photo by Mr.Soutan

日本で唯一「天水田」の謎

天水田(てんすいでん)とは、水の原水が河川や湧水、ため池などではなく、降ってくる雨水のみを水源として稲作を行う田んぼのことです。

一般的に、棚田は、山の斜面を流れる沢の水や、谷筋に湧き出る湧水、あるいはそれらの水を貯めたため池から水路を引いて水を供給している。これは安定した水の供給が稲作に重要だから。

ところが、大山千枚田は雨水のみを水源とする天水田天水田は大山千枚田が持つかけがえのない価値であり、生態系や景観の保全の面でも重要な意味を持っているといえる。

では、なぜ「日本で唯一」と称されるほど珍しい存在なのか?その理由を掘り下げてみた。

水源となる河川や湧水が極めて少ない

嶺岡山地の比較的標高の高い位置に存在。この立地では、一般的な棚田のように大規模な河川から水路を引くことが難しい。また、水を豊富に供給できる大きな湧水も少ない。そのため、他の水源に頼れない。

②粘土質の土壌(蛇紋岩)の高い保水性

マントルのかけらが水を取り込んで新しい鉱物に変化。それが蛇紋岩。蛇紋岩は、水を含むことで柔らかくなりやすい性質があり、さらに風化すると非常に粘り気の強い粘土質の土壌へと変化する。この土壌は、水を非常に良く保持する能力、即ち保水性がとても高い。

だから、雨水が土壌にしっかりと蓄えられ、天水田として稲作を行うことができる。

棚田の形と規模

大小375枚の田んぼが階段状に連なる大山千枚田は、それぞれの田んぼが雨水を効率的に受け止め、上段の田んぼから下段の田んぼへと順番に水が供給される構造になっている。

雨水が上から下へと順番に流れる仕組み

雨水が上から下へと順番に流れるような仕組み
photo by Mr.Soutan

大山千枚田の背景は嶺岡山地

大山千枚田の背景の山々は、房総半島を東西に走る嶺岡山地。標高はそれほど高くないが、かつては火山活動やプレートの動きによって形成された複雑な地質。大山千枚田の基盤となる蛇紋岩の土壌もこの山地の代表的な特徴です。

嶺岡山地の起伏のある地形と、その斜面に広がる棚田が一体となって作り出された美しい風景

嶺岡山地の起伏のある地形と、その斜面に広がる棚田が一体となって作り出された美しい風景
photo by Mr.Soutan

大山千枚田はいつから?

大山千枚田はその起源が非常に古い

棚田自体は、日本の歴史の中で古くから存在。古墳時代には既に出現していたらしい。棚田という言葉が文字で確認できる最も古い文書は、室町時代(1406年)に作成されて、高野山に現存する。

大山千枚田がいつから存在していたかは不明。しかし、「嶺岡山地に広がる蛇紋岩由来の棚田の起源は室町時代まで遡る」という文書の記述から想像すると、室町時代には既に棚田としての原型が存在していたのではないだろうか。

大山千枚田はその起源が非常に古い
photo by Mr.Soutan

写真術:風景の撮り方

Mr.Soutan:3つの基本構図

① 透視図法
② 黄金比分割
③ 3分割構図

天皇陛下の和歌

平成22年(2010年)9月18日、天皇皇后両陛下(当時)は大山千枚田をご視察。この時、陛下が彼岸花が咲き誇る美しい風景をご覧になり、お詠みになられた和歌。

咲き競ふ 赤き彼岸花 いと美しく 照り映ゆる 郷の棚田に

この和歌は、彼岸花が棚田の畔(あぜ)に沿って競い合うように咲き誇るその赤い色が、里の棚田に美しく照り映えている様子を詠まれたもの。稲穂の緑と彼岸花の赤のコントラスト、そして水面に映る光景などが、日本の原風景として、陛下の心に深く刻まれて、それが優雅な和歌になったともいえる。

岩に刻まれている天皇陛下の和歌

岩に刻まれている天皇陛下の和歌
photo by Mr.Soutan

ご視察の記念石碑

透視図法。下記の写真はまさに3点透視図法。
文字が読みやすい独特な構図。

ご視察の記念石碑
photo by Mr.Soutan

美しき彼岸花

彼岸花の別名は曼珠沙華。天上の花を意味する仏教用語。しかし、一方では、不吉なイメージがある。例えば、「彼岸花は家に持ち込むと火事になる」とか、「彼岸花を摘むと手が腐る」とか、幼い頃に散々聞かされた。それでなんとなく、彼岸花から遠ざかっていたような気がする。こんなにも美しい花なのに。

美しき彼岸花
photo by Mr.Soutan

彼岸花の存在する理由

赤と緑の美しいコントラスト

彼岸花には田んぼを守るという役目がある。
photo by Mr.Soutan

真っ赤な絨毯のような彼岸花

真っ赤に田んぼを縁取る彼岸花
photo by Mr.Soutan

①観光のため

大山千枚田の彼岸花(曼珠沙華)が棚田に咲く光景は、秋の棚田の風物詩。観光客やカメラマンが訪れる最大の目的の一つ。

赤い彼岸花が並んでいる様子を2点透視図法を意識して撮影。奥行き感と躍動感を表現。

観光客やカメラマンを招く彼岸花
photo by Mr.Soutan

②田んぼを維持するため

  • モグラやネズミなどの忌避
    彼岸花の球根には「リコリン」という毒性の強い成分が含まれている。この毒が、モグラやネズミ、イノシシなどの獣が田んぼを荒らすのを防ぐ効果がある。畦(あぜ)道に沿って植えてあるには、これらの動物が田んぼに侵入するのを抑制する目的。
  • 土壌流出の防止(畦の補強)
    彼岸花は根張りがしっかりしているので、畦の土が雨によって流されたり、崩れたりするのを防ぐ役割も持っている。急斜面に作られた棚田の畦は特に崩れやすいため、植物の根で補強することはとても大切。
  • 目印・区画表示
    棚田のように細かく区画された場所では、昔は田んぼの境界線を示す目印としても使われていた。

田んぼを守るように畦道に沿って並ぶ

畦道にそって彼岸花が並んでいる
photo by Mr.Soutan

整然と並ぶ田んぼを縁取る

整然と並ぶ田んぼを縁取る
photo by Mr.Soutan

現在における問題点

昭和中期以降の減反政策や農業の担い手不足、高齢化などにより、多くの棚田が耕作放棄される危機に直面。

担い手不足と高齢化

農業に従事する若者が減少。棚田を維持管理する高齢化が急速に進行中。これが棚田の維持管理における最も大きな課題の一つ。

耕作放棄地の増加

担い手不足により、耕作放棄地が増加。耕作放棄は景観の悪化だけでなく、生態系の破壊や土砂災害のリスクを高める。

維持管理の労力とコスト

棚田は傾斜地にあり、一枚一枚が小さい。そのため、機械化が難しく、手作業での維持管理に多大な労力とコストがかかる。

維持管理の労力とコスト
photo by Mr.Soutan

イノシシなどの獣害

イノシシによる農作物への被害も深刻な問題となっている。

イノシシによる農作物への被害も深刻な問題となっている
photo by Mr.Soutan

解決への道

これらの問題に対し、地元のNPO法人「大山千枚田保存会」や地域住民、都市住民ボランティアなどが連携し、棚田オーナー制度やイベント開催、獣害対策など様々な取り組みを行っている。地元のNPO団体や住民が協力して棚田の保全活動を行っており、都市住民との交流イベントなども活発に実施されている。

秋の収穫祭の案山子コンテスト

都市住民との交流イベント
photo by Mr.Soutan

田んぼを守る赤毛のアン。三分割構図を少し意識して撮影。ピンクの三つ編みヘヤーがかわいい。

下記の彼岸花は黄金分割を意識して撮影。

彼岸花の花言葉は「情熱」「独立」

photo by Mr.Soutan

日本唯一の天水田、そして、稲穂の緑と彼岸花の赤のコントラスト。すっかり魅了されて撮影。いい写真旅ができた。天皇陛下のように和歌を一句とはいかないが、写真を沢山撮ることができた。
構図は透視図法、黄金分割、3分割構図を頭の隅に置き、まず感動してからカメラを向ける。
感動・構図・光。どれも大切な要素です。

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美しい皇居を写真で散歩

歴史的な橋、美しい濠、そして荘厳な建物を写真でご案内

東京駅からスタートして、皇居の豊かな自然と歴史的な建造物を巡る小さな旅を写真とエッセイでお送りします。

東京駅からルートご案内

2024年に美しく蘇った東京駅

2024年:美しく蘇った東京駅
photo by Mr. Soutan

東京駅(丸の内側)からスタート

東京駅(丸の内)からスタート
photo by Mr. Soutan

※東京駅から皇居まで徒歩約15分の道のり

写真術:風景の撮り方

Mr.Soutan:基本構図「透視図法」

① 1点透視図法:画面に消失点が1つ
② 2点透視図法:画面に消失点が2つ
③ 3点透視図法:画面に消失点が3つ

① 1点透視図法:画面に消失点が1つ

消失点が1つだけ画面に存在。そこに向かって線が収束していくように見える構図。真正面から見た道、線路、並木道、奥行きのある建物など。
安定感・静寂感・奥行き感を表現できる。

行幸通り( 1点透視図法)

行幸通り( 1点透視図法で奥行き感)
photo by Mr. Soutan

散策ルートをご案内(写真付)

皇居外苑の桔梗門の前で9時整理券配布、9:30入場、300名定員。(8:30頃までに列に並ぶと入場出来る)

窓明館で約30分ほど説明やトイレなどで過ごし、10時頃から皇居内の参観スタート。

始めに富士見櫓を眺めながら進み、天皇一家が過ごす新宮殿の長和殿を見学。次に二重橋皇居正門伏見櫓を写真をとりながらゆっくり歩き、再び新宮殿を見学。最後に富士見櫓を通り、桔梗門に11時15分に到着、解散。約75分の短い散策でした。

皇居参観スタート

富士見櫓

富士見櫓は、かつて江戸城内で最も高い建物の一つで、その名の通り、かつては富士山を望むことができたと言われています。

富士見櫓
photo by Mr. Soutan

長和殿

一般参賀の時に天皇や皇族がこの長和殿のベランダに立ってご挨拶する。南北163メートル。謁見、記者会見、レセプションなど多目的に活用されている。

長和殿
photo by Mr. Soutan

二重橋

正門にかかる二つの橋が重なって見えることから名付けられた『二重橋』。手前の石造りの橋と奥の鉄製の橋が織りなす風景は、まさに圧巻。東京駅から歩いてきて感動する最初の橋。

二重橋
photo by Mr. Soutan

正門鉄橋より正門石橋を望む

皇居前広場から正門を通って、宮殿に至る濠に二つの橋が架かっている。その正門鉄橋から正門石橋を撮影。高いビルがなかったら富士山が見えただろうと想像してしまった。

正門鉄橋より正門石橋を望む
photo by Mr. Soutan

大手門

城の正面に位置する門。敵を追い詰める方向を示す「追手」という字を使って追手門とも記載する。城を攻められて、立てこもる作戦の時にこの大手門の場所に敵を寄せ付けて先頭を集中させるための場所。実際には一度も使われたことがなかった。

大手門
photo by Mr. Soutan

② 2点透視図法:画面に消失点が2つ

消失点が画面の中に2つ存在。水平方向の線がそれぞれの消失点に向かって収束するように見える構図。建物の角を斜めから見た場合に生じる。
下記の桔梗門は2点透視図法を意識して撮影。
広がりや安定感、さらに躍動感も表現できる。

桔梗門(2点透視図法)

松の緑の中に佇む桔梗門は、通常は出入りできないが、皇居勤労奉仕と一般参観者の通用門として利用されている。

桔梗門(2点透視図法)
photo by Mr. Soutan

③ 3点透視図法:画面に消失点が3つ

消失点が画面の中に3つ存在。水平方向と垂直方向の線がそれぞれの消失点に向かって収束するように構図。
強い遠近感とダイナミックで、インパクトがある表現が可能。建物の高さを強調できる。

伏見櫓( 3点透視図法)

皇居西の丸にそびえる伏見櫓は、かつての城の面影を今に伝える貴重な建造物。二重の屋根がとても美しい。

伏見櫓( 3点透視図法)
photo by Mr. Soutan

天守閣跡

本丸跡には、かつて壮大な天守閣がそびえ立っていた。1657年の明暦の大火で消失。その時、徳川幕府は江戸市街の復興を優先したため、天守閣の再建は断念。以後、現在まで石垣のみが残っている。天守閣建設の声もあるが、財政的な面、歴史的考慮などから再建の実現は難しい。

天守閣跡
photo by Mr. Soutan

本丸跡

1860年に造営された本丸御殿は1863年に焼失。以後、再建されることなく今に至っている。(約260年間の江戸時代に本丸はなんと5回も焼失した)

本丸跡
photo by Mr. Soutan

富士見櫓( 3点透視図法)

江戸城の遺構、富士見櫓は、かつて江戸城内で最も高い建物の一つ。その名の通り、かつては富士山を望むことができたと言われている。もちろん、現在は見えませんが。(残念)

富士見櫓( 3点透視図法)
photo by Mr. Soutan

その他の歴史的な橋

桜田門

正式名称は外桜田門。江戸城の城門の中でも特に大きな桝形門。1961年には国の重要文化財に指定された。
1860年(安政7年)に大老・井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」は有名です。

現在は皇居外苑のランニングコースの起点として大いに盛り上がっています。

桜田門
photo by Mr. Soutan

乾門(いぬいもん)

旧西の丸の裏門に位置する。皇居の北西:乾(いぬい)の方角にあることが名前の由来。明治時代に京都風のデザインで造られた。

春と秋の特定の期間に一般公開され、乾濠や蓮池濠沿いの美しい景色を楽しむことができます。特に桜や紅葉の時期は多くの人が訪れます。

乾門(いぬいもん)
photo by Mr. Soutan

半蔵門

江戸城の西側に位置し、甲州街道に続く重要な門。徳川家康の伊賀越えで功績のあった服部半蔵の屋敷が近くにあったので、この名がついたと言われている。静かで、落ち着いた雰囲気の門。

半蔵門
photo by Mr. Soutan

美しい濠

皇居を囲む堀は、かつての江戸城の名残であり、美しい水面は都会の喧騒を忘れさせてくれます。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が水面に映り込みます。

江戸時代は玉川上水からの供給があった濠が現在は途絶えてしまったため、雨水に頼っているだけ。その結果、水質が悪化。現在、東京都や国は、水環境改善に取り組んでいるという。

大手濠

江戸城の正面である大手門の前に広がる大きな濠。江戸時代は江戸城への重要な水上交通路としての重要な役割を果たしていた。

大手濠
photo by Mr. Soutan

平川濠

江戸城の北側に位置する濠で、平川門に面している。平川門は江戸城の本丸の大奥や天守閣に近い場所に通じていた裏門の一つ。

平川濠
photo by Mr. Soutan

半蔵濠

半蔵門の南側に広がる濠。千鳥ヶ淵と繋がっていて、桜の時期には美しい景観を楽しめる。散策路も歩き易い。

半蔵濠
photo by Mr. Soutan

桔梗濠

桜田門(内桜田門)の前に広がる濠。太田道灌ゆかりの瓦に施された家紋「桔梗」にちなんで名付けられたといわれる。

桔梗濠
photo by Mr. Soutan

濠と堀の違い

★濠は城郭の周りに作られた水堀。水が張られている溝。
★堀は地面を掘って作った溝。水が張られてなくてもOK。

皇居散策の旅での感想

事前に皇居に電話し、一般参観の手続きを尋ねた。
9時整理券配布、9:30入場、300名定員。なので皇居外苑桔梗門の前に8:30頃までに来れば入場出来るとの返答を得た。

当日、8:15分頃現地に到着、8:20分行列に加わる。その時の行列の人数は50名。しかし、9時には皇居外苑に長蛇の列。

予定通り9時に整理券が配布された。圧倒的に外国人が多く日本人は少ない。しかも、整理券を配布する人は、数カ国語の外国語で呼びかけていたため、ここが日本ではないような気分になった。日本人の参加者は少ないため、日本人への対応者はたった1人という寂しさ。ちょっと残念。こんなに素敵な場所なのに。

皇居散策は圧倒的に外国人観光客が多い

皇居はとても素敵な都会のオアシス。その風景を撮影するときに透視図法をちょっとだけ意識して撮ることで、さらに素敵な写真になります。
ぜひ、ご自分で気に入った写真を撮影し、スマホの待ち受け画面にしてください。人生がさらに楽しくなりますよ。

二重橋の前にはいつも観光客がいる

二重橋の前にはいつも観光客がいる
photo by Mr. Soutan

皇居の門や濠、建物は、江戸城の歴史を今に伝える貴重な遺構。そして、皇居周辺の豊かな自然と歴史的な景観を形成している。特に桜や紅葉の季節には、多くの人々が訪れ、その美しさを愛でている。
じっくり探索した後で、また行きたくなる都会の素敵なオアシス。安らぎの場であり、歴史の足跡を想いながら、写真を撮ることは幸せです。

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バラの美を写真で撮る

バラには人間を引き付ける魅力が沢山あります。色・形・香り、そして人間と共に歩んだ長い歴史。そんなバラの魅力を写真で再現。皆様に楽しんで頂けたら幸いです。

バラの歴史

バラの歴史は古い。以前クレタ島に旅した時、壁画にも刻まれていた。外見の美しさだけでなく、香りも魅惑的なために、クレオパトラにも深く愛された。中世になるとイギリスで薔薇戦争が勃発。王位継承をめぐっての赤バラランカスター家白バラヨーク家の争い。終結後、赤バラと白バラを組み合わせて紋章にした。それがきっかけでバラはイギリスの国花の一つになった。そんな世界中で愛されるバラを撮影。ぜひご覧ください。

薔薇戦争1455 年~1485年)主な原因:イングランド王位の継承権を巡るランカスター家とヨーク家の対立。ヘンリー7世になって終結。平和締結の祈りを込めてバラの紋章が作成された。

バラの生育区分

生育によっておおまかに分類されるバラ

木立性(ブッシュ・ローズ)

バラが支柱なしで自立して育つタイプ

01 グラハム・トーマス

グラハム・トーマス
photo by Mr.Soutan

02 メアリー・レノックス

メアリー・レノックス
photo by Mr.Soutan

つる性(クライミング・ローズ)

枝が長く伸びてツル状になるタイプ

03 マリー・ヘンリエッテ

つる性(クライミング・ローズ)
マリー・ヘンリエッテ
photo by Mr.Soutan

つるバラがフェンスや門に咲いているのを見ると感激

シュラブ(半つる性、低木性)

木立性バラとつるバラの中間タイプ

04 メアリー・ローズ

シュラブ(半つる性、低木性)
メアリー・ローズ
photo by Mr.Soutan

また咲き方から一季咲き四季咲きなどにも区分できる。

写真術:バラの上手な撮り方

Mr.Soutan:花を撮るコツ

①構図:黄金比を活用
②光:自然光を生かす
③視点:高さを意識する

①構図:黄金比を活用

黄金比(golden ratio)とは、1:(1+√5)/2という比率。おおよそ「1:1.618」

①構図:黄金比を学ぶ

黄金比とは……

人がもっとも美しいと感じる比率のこと。
絵やデザイン、写真を撮るときに欠かせない基本構図。この比率を意識するとかなり良い構図になる。

最初にこの比率を考えたのはギリシャの哲学者、エウドクソス。次にユークリッド。天才レオナルド・ダ・ビンチも絵を描きながら自然界からこの比率を得た。
『花びらや葉は黄金比によって存在位置を決めている。より効率的に光合成をするために、黄金比でお互いの位置を譲り合うことで、満遍なく、光を受けて栄養分に蓄えて、成長していく』
レオナルド・ダ・ビンチは深い観察力で、この比率の美しさに気が付き「神聖比率」と名付けて重要視していた。やはり天才は物事を見る視点が一般人と異なる。
写真にもこの比率を活用して、バランスを取る目安にすると最適な構図になる。

黄金比を意識して撮影

05 ランドラ

photo by Mr.Soutan

バラの花の形を素敵に写す

剣弁咲き(けんべんざき)

剣弁咲きのバラは、花びらの先が細く尖っているのが特徴。まるで剣の先のように、シャープでスタイリッシュなイメージ。美しい花びらをよりスッキリ撮ることにフォーカス!

06 ロブロイ

シンプルで洗練された雰囲気の花姿

ロブロイ
全体的にすっきりとして洗練された雰囲気の花姿
photo by Mr.Soutan

07 ハニーブーケ

青い空を広くとることで、平和や希望への祈りを表現できる

青い空を広くとることで、平和や希望を表現できる
photo by Mr.Soutan

08 シルエット

気品ある姿を、背景の濃い緑が引き締め、さらに美しく撮る

シルエット
気品ある姿を背景の濃い緑でさらに美しく撮る
photo by Mr.Soutan

丸弁咲き(まるべんざき)

09 クイーンエリザベス

まろやかなカーブを描いた花びらを強調

クイーンエリザベス
丸く、緩やかなカーブを描いた花びらを強調
photo by Mr.Soutan

10 イングリッシュローズ

優雅で可愛らしい姿をやや上から撮影

イングリッシュローズ
優雅で可愛らしい姿をやや上から撮影
photo by Mr.Soutan

11 フロリバンダ

ダークな背景の中でより立体的な姿を浮かび上がらせる

フロリバンダ
ダークな背景の中でより立体的な姿を浮かび上がらせる
photo by Mr.Soutan

②光:自然光を生かす

自然光を生かし、花びら一枚一枚の丸みと柔らかい質感を表現する。もしかすると、未来のカメラは香りまで取り込むことができるかもしれない。

12 バレンシア

花びらがふっくら、丸く重なっている

バレンシア
花びらがふっくらとして、丸く重なっている
photo by Mr.Soutan

13 モーリスユトリロ

パリの風景をたくさん描いたフランス近代画家モーリス・ユトリロをイメージして名付けたおしゃれな花姿。優雅でクラシカルな雰囲気を自然光でよりすてきに撮影。

モーリスユトリロ
パリの風景をたくさん描いたフランス近代画家モーリス・ユトリロをイメージして名付けたおしゃれな花姿
photo by Mr.Soutan

ロゼット咲き(小さなバラ)

ロゼット咲きのバラは、たくさんの花びらが中心に向かって渦巻き状に重なり合って咲くのが特徴。まるで小さなバラの集まりのようにも見え、クラシカルで豪華な印象を与える。

14 パパメイアン

赤いゴージャスな花びらが何層にも重なり、中心が盛り上がっている様子を撮る

パパメイアン
花びらが何層にも重なり、中心が盛り上がっている様子を撮る
photo by Mr.Soutan

15 ヨハネパウロ2世

重厚さと気品が漂っている瞬間の美を撮る

ハネパウロ2世
花びらが幾重にも重なり、アンティークな雰囲気がある
photo by Mr.Soutan

16 イングリッシュローズ

アンティークな魅力を黄金比を活用し、さらに美しく撮影する

イングリッシュローズ
アンティークな雰囲気を黄金比を考えて撮影する
photo by Mr.Soutan

カップ咲き

17 ピエール・ド・ロンサール

花全体が丸みを帯びたカップのような花姿。3分割構図を使って、躍動感と奥行き感を表現。

ピエール・ド・ロンサール
花全体が丸みを帯びたカップのような形に咲く
3分割構図を使って、躍動感と奥行き感を表現
photo by Mr.Soutan

18 ガーデンローズ

花びらが内側に巻き込むように咲いている姿がカップそのもの

ガーデンローズ
花びらが内側に巻き込むように咲いている姿がカップそのもの
photo by Mr.SoutanSONY DSC

19 プリンセス ドゥ モナコ

優雅で可愛らしい雰囲気を強調

プリンセス ドゥ モナコ

優雅で可愛らしい雰囲気を強調
photo by Mr.Soutan

ポンポン咲き

小さく丸い花が密集して咲くのが特徴。小さなボールやボタンのように見え、可愛らしくて愛らしい印象

20 ロサ・ダマスケナ

優良な香りで知られて、香水の成分にもなっている

ロサ・ダマスケナ
優良な香りで知られて、香水の成分にもなっている
photo by Mr.Soutan

21 ランブラーローズ

花びらが集まり、ふわふわした丸いボールのように見える

ランブラーローズ
花びらが集まり、ふわふわとした丸いボールのように見える
photo by Mr.Soutan

22 ダマスクローズ

花房になってたくさんの花が空に向かって楽しそう

ダマスクローズ
花房になってたくさんの花が空に向かって楽しそう
photo by Mr.Soutan

色による分類
(赤:白:黄:ピンク:オレンジ:複色)

23 ミスターリンカーン

赤いバラの花言葉:情熱的・美・熱烈な恋

ミスターリンカーン
赤いバラの花言葉:情熱的・美・熱烈な恋
photo by Mr.Soutan

24 アイスバーク

白バラの花言葉:純粋・清純・尊敬・約束

アイスバーク

白いバラの花言葉:純粋・清純・尊敬・約束
photo by Mr.Soutan

25 ゴールデン・メダリオン

黄色いバラの花言葉:友情・献身・平和

ゴールデン・メダリオン

黄色いバラの花言葉:友情・献身・平和
photo by Mr.Soutan

26 イングリッシュローズ

ピンクのバラの花言葉:感謝・上品・優美

イングリッシュローズ
ピンクのバラの花言葉:感謝・上品・優しさ
photo by Mr.Soutan

③視点:高さを意識する

バラの種類によっては、空高く伸びて咲いている。野外での撮影。空を背景にすることでバラの美しさをさらにパワーアップできる。

27 ローズスパルタン

オレンジの花言葉:絆・元気・熱意

ローズスパルタン
オレンジの花言葉:絆・元気・熱意
photo by Mr.Soutan

28 マダムビオレ

紫のバラの花言葉:尊敬・気品・神秘的

マダムビオレ

紫のバラの花言葉:尊敬・気品・誇り・神秘的
photo by Mr.Soutan

29 リオサンバ

黄色から赤色のグラデーションの複色。不思議な色合い。開花中にどんどん表情を変えていく。まるで踊っているように見える。

リオサンバ

黄色から赤色のグラデーションの複色。不思議な色合い。
開花中にどんどん表情を変えていく。まるで踊っているよう。
photo by Mr.Soutan

30 ノスタルジー

内側から白、ピンク、赤と見事なまでの変化に圧倒される

ノスタルジー
内側から白、ピンク、赤と見事なまでの変化に圧倒される
photo by Mr.Soutan

カメラの進化に感謝

美しいバラを見ていると、どのバラにも愛着を感じて撮りたくなってしまう。カメラの進歩により、アナログから、デジタルに変化。フィルムでなく、パソコンでデータが保存できることにとても感謝している。

バラを県花にしている県

茨城県・富山県・福井県・岐阜県・静岡県・長崎県

  • 茨城県:いばらきフラワーパークが有名
  • 富山県: 県民に愛される花として制定
  • 福井県: 美しい花姿が県民から好評
  • 岐阜県: 温暖な気候がバラの栽培に適合
  • 静岡県: 伊豆のバラ園などが有名
  • 長崎県: グラバー園など歴史的な所に咲く

国花としてはブルガリアのダマスクローズが選ばれている。またイギリスもバラは国花の一つに認定されている。

楽天でお買い物

美しいバラを堪能した後は、ぜひ楽天でバラをご購入ください。来年はバラが幸せを運んでくれますよ。バラの成長が楽しみですね。

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秋の尾瀬の美を撮る

秋色の尾瀬は、都会で疲れた心を優しく解きほぐす魔法使い。心奪われる秋の尾瀬、燃えるような赤や黄色に染まった木々、草紅葉の絨毯、全てが特別な存在感で歓迎してくれます。

贅沢で穏やかな時間を過ごす

秋色の尾瀬の美
photo by Mr. Soutan

尾瀬の魅力

開放的で、心に安らぎを与えてくれる。

空と自分が一体になったような、自然界とのつながりが感じられる。遠くに見える空が自分の頭上に続いていると思える。時の流れを忘れさせてくれる。

開放的で、心に安らぎを与えてくれる。
photo by Mr. Soutan

Mr.Soutan写真術講座

Mr.Soutan写真術:3つのコツ

① 尾瀬の風景はパノラマが最適

② 一点を強調、フォーカスする

③ リフレクションにチャレンジ

秋の装いでお出迎え

美しい秋色絨毯

① 尾瀬の風景はパノラマが最適

前景の草紅葉と中景に広がる木々の紅葉、遠景の山並みをバランスよく配置。しかも、登山客を入れることで、ここは尾瀬と主張できる。

尾瀬の風景はパノラマ構図が最適
photo by Mr. Soutan

尾瀬の湿地帯はおよそ8000年の歴史がある。長い年月をかけて今の広い湿地帯が形成された。この貴重な空間を人類の身勝手で破壊してはいけない。写真を撮りながらそんなことを思った。

ナナカマドの紅葉

ナナカマドは6月から7月にかけて白い愛らしい花を枝先に咲かせる。アジサイの一種かなと思うぐらい形が似ている。そして、秋、9月頃から、あの強烈な赤い実が人目を惹き始める。
だが、美味しそうなこの赤い実を食べてはいけない。ソルビン酸が入っているため、腐らないが、多少痺れる。しわしわになってやっと小鳥も食べ始める。果樹酒として実を利用するのはOK。

北海道に行った時、函館で見た記憶があるが、尾瀬の沼山峠で多く見られる。

ナナカマド
photo by Mr. Soutan

ナナカマドの名前の由来は「七回かまどに入れても燃えない」とされているが、尾瀬のビジターセンターのスタッフさんの話では「とてもよく燃えますよ」との返答だった。
「しっかり乾燥させれば、ストーブでよく燃えて、しかも長持ちしますよ」と答えてくれた。

確かに乾燥が不十分な生木の状態では、火をつけようとしても、硬く、緻密で火はすぐにつかない。それで昔の人はナナカマドと名付けたのかもしれない。適切に乾燥させたナナカマドは実は硬いゆえに火持ちがよく、安定した火力を維持できる。

9月末の尾瀬はすでに冬の寒さが忍び寄ってきて、夜はストーブが必要になる。ナナカマドは大切な燃料。カメラの被写体だけの存在ではないと苦笑いした。

美しく輝くナナカマド、でも超まずい!

ナナカマドにフォーカスして、背後はぼかす。ナナカマドの実の美しさを最高に表現できた宝石のような一枚。

ナナカマド
photo by Mr. Soutan

ナナカマドの花言葉は「慎重、賢明、用心」バラ科の落葉高木で樺太や北海道などの寒冷地を好む。秋の木の実で一番まずい。といっても食べたことがない。もちろん北海道の民宿のおかみさんに聞いた話。子供には絶対食べさせないと強調していた。

「でも」とおかみさん。「私にはいいかも。ダイエットできるから」と笑顔で話してくれた。死ぬほどの毒ではないようだ。

シラカンバとダケカンバの違い

白樺(シラカンバ)とダケカンバ

白樺(シラカンバ)とダケカンバの違いは、白樺の樹皮は白っぽく、あまりめくれない。だが、ダケカンバの樹皮は肌色っぽく、ペラペラとよく剥ける。
それから、一番の違いは標高差。約1500mが境界線。低いところは白樺(シラカンバ)、高いところはダケカンバ。ただし、尾瀬では両者が入り組んでいる。

シラカンバをフォーカスした構図
photo by Mr. Soutan

② 一点を強調、フォーカスする

美しい白樺(シラカンバ)をフォーカスした構図。秋の尾瀬の風景を背景に、前景左側に白樺を配置する。こんな構図にも勇気を持ってチャレンジしよう。しかも、ローアングルで、前景の紅葉と白樺を撮り、遠近感をより表現する。

リフレクション写真

尾瀬沼のリフレクションとは、風のない静かな日の尾瀬沼が、鏡のように周囲の風景を映し出す現象をいう。
空の青さ、雲の白さ、雄大な燧ケ岳や周囲の木々、秋の紅葉などの映り込みを撮影した写真。
180度回転した風景、いや、上下反転したもう一つの風景。
写真好きの人間には、これぞまさにグッドタイミング!

尾瀬に行ったら、必ず水面を見て、そこにリフレクション風景があるかどうか確かめよう。チャンスは現場に行ってつかもう。

③ リフレクションにチャレンジ

リフレクションとは、風のない日の水面が、鏡のように周囲の風景を映し出す現象をいう。
美しいリフレクションに出会ったときの感動は言葉で言い表せない。水面は宝の山かも。

リフレクション1

リフレクション1
photo by Mr. Soutan

リフレクション2

リフレクション2
photo by Mr. Soutan

これからも美しいリフレクションを見つける旅を続けよう。

いいねが取れる写真スポット

水面に映る空と雲と燧ケ岳

尾瀬沼に美しく反映する秋の風景

尾瀬の魅力は、単なる風景の美ではなく、そこに息づく自然の力強い生命力。それはまた来ようと思わせる特別な場所だから。

尾瀬沼に美しく反映する秋の風景
photo by Mr. Soutan

草紅葉のカーペット

雄大な燧ケ岳の姿は尾瀬を象徴する

足元の草木が色づき、まるで豪華なカーペットのよう。さらに中景の尾瀬沼、遠くの燧ケ岳(標高2,356m)がより奥行き感を与えてくれる。この一枚の写真は私の心の永遠の記念品。

草紅葉のカーペット
遠くの燧ケ岳が風景に奥行きを与えてくれる。
photo by Mr. Soutan

湖面に反映する紅葉

絵葉書にしたいHoliday Memories

湖面に反映する紅葉の美しさ。 1枚の絵葉書にしたいスポット。秋色のハーモニーを奏でているような自然豊かな風景。この一枚の写真を見るだけで幸せを感じる。

面に反映する紅葉の美しさ。Holiday Memories
photo by Mr. Soutan

秋の尾瀬の注意点

秋は人の賑わいも終わり、ゆったりした登山が楽しめる。でも、注意も必要です。

天気と服装

秋の尾瀬は朝晩の寒暖差が大きいので、重ね着ができる服装が大切。できたら、防寒、防風ができるアウター、インナーは吸湿速乾性のもの。靴は歩きなれた登山用の靴。

途中であったご婦人。つま先が割れてパカパカしている。それでは下山はムリ。持っていたゴムひもを渡し、応急措置で山小屋まで行って、何か対策をしてもらってくださいと別れた。

その方曰く、10年履いていなくて、靴箱に保管していた。数回しか履いていないので、まさか割れてしまうとはと嘆いていた。

登山靴は新品でも10年経過すると確実に劣化する。履いているかどうかではなく、空気中にあるだけで劣化する。必ず、登山靴は出発前に確認しておこう。一番大切な足元を守るため。

木道は滑りやすい

雨上がりの木道は滑りやすい。それでなくても人が沢山歩くため、木道は傷んでいる。
「滑って転んで大分県」などと冗談を言っている場合ではない。転倒は骨折の予備軍、捻挫も怖い。木道を歩いていれば、迷子にならないかもしれないが、ケガは防ぎようがない。
ゆっくり、マイペースで歩いて行こう。

木道は滑りやすい
photo by Mr. Soutan

靴や持ち物の準備

山に行くときは十分準備していこう。帽子、手袋、雨具、GPS、応急セット、バナナのような簡易食品、懐中電灯、ビニール袋、飲み物など。

体調管理

周囲の人との歩調を合わせるのは大切だが、ムリのないペースで歩く。熱があったら、すぐ引き返す。

山は美しい。しかし、自然はそう甘いものではない。簡単そうに見える尾瀬も実は危険がいっぱい。熊も周囲をうろうろしている。人間は大きな自然の中では実に弱い生き物。山では人間はとても無力だと自覚して登ろう。

その通り!
どこの世界にもリスクはあるが、リスク以上に感動があるのが尾瀬の魅力といえる。

毎月1日と15日に更新します。お楽しみに!

8月1日と9月1日の尾瀬のブログで使った写真をユーチューブで動画にしましたので、ご覧頂ければ幸いです。

[美しい尾瀬の写真ギャラリー]

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尾瀬の魅力の後は、楽天の魅力をご紹介します。
尾瀬に行くときの必需品。楽しい登山のお供ににお勧めします。

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朝霧の尾瀬の美を撮影

朝霧に包まれた尾瀬は、人間に「芸術とは何ぞや」「美とはいかなるものか?」などという疑問を吹き飛ばす威力がある。

感動を伝える言葉が出ない。絵にも描けない。写真で撮りたいが、目の前の奇跡の映像をただ息をのんで見ているだけ。

ここでスライドショーをご覧ください。
実際に行って体験し、肌で感じ取れるが存在します。

尾瀬の神秘的な朝霧の写真

 朝霧と朝日が織りなす透明感のあるグラデーション

朝霧と朝日が織りなす透明感のあるグラデーション
Photo by Mr. Soutan

夜の気配がまだ漂っている

山小屋の起床は早い。午前4時ごろから物音が聞こえてくる。しかし、それよりも早く目覚めてしまった。
尾瀬の朝霧。昨夜はよく晴れ渡っていた。風も穏やか。朝霧が出る条件にピッタリあった気象条件。こんな朝を待っていた。

さて、身支度して、カメラの準備。重いカメラを首にかけて、いざ出陣。この苦労が実りますように。朝ごはんなどは後でいい。

午前5時50分。周囲は真っ暗

でも山際が少し明るい。枕草子を思い出してしまう。
「山ぎは、少しあかりて……」

 ほとんど見えないにもかかわらず、自然の呼吸のようなものを感じることができた。これから起こるだろうと予想できる自然に期待を膨らませながら、カメラをぐっと構えた。前景はほとんど暗く、都会のような光は全くない闇の世界が広がっていた。

尾瀬の夜明け前
Photo by Mr. Soutan

Mr.Soutan写真術:3つのコツ

①太陽が昇る場所を調べておく

②日の出は何時かを調べておく。

③準備は時間をかけ、シャッターは素早く。

①太陽が昇る場所を調べておく

日の出場所が重要。前の日に自分の足で確かめたり、山小屋のスタッフに聞いておく。
しかも少し早めに出掛けると目がなじんでくる。しょぼしょぼの目ではいい写真が撮れない。それでなくても老眼?(笑)

静けさの中に小鳥のさえずり

 無音の静寂とはちょっと違う自然の静けさ。チッチッ、チーチー、キョロン。小鳥たちの会話かな?

静けさの中に小鳥のさえずり
Photo by Mr. Soutan

静けさと感動は心に響く体験

静けさは心の内面に考える余白を与え、自分の心を豊かにしてくれる。感動は何かに強く心を動かされ、その体験で、自分が変わる。どちらも心を揺さぶるという共通性がある。

写真も同じ。撮りたい被写体の前でその瞬間を静かに待つ。自然に対し、人間ができることはまずそれだけ、心静かに。そして、いざ、求めるものが出現した時に、怒涛の如くシャッターを切る。
それがカメラの楽しみ、人生の生きがいです。

朝霧と朝陽が魅せる幻想世界

尾瀬沼の水面に映る天空の劇場

尾瀬沼の水面に映る天空の劇場
Photo by Mr. Soutan

早朝の尾瀬沼だけが映せる淡いグラデーション。感動のあまり息もつけない。
目の前の光景はそれこそ「絵にも描けない美しさ」。いや違う。カメラマンとしては「写真にも撮り切れない美しさ」と言い換えたい。

美しい朝霧がなぜ尾瀬に出現?

尾瀬は朝霧に最適な環境

尾瀬の湿原は、豊富な水と夜の放射冷却が起こりやすい条件を兼ね備えている。冷えた空気が溜まり、水面からの蒸発によって湿度が高くなりやすい。湿度が高いと空気中に水蒸気が多く含まれているため、わずかな冷却でも飽和状態に達して霧が発生する。

というわけで、尾瀬には幻想的な朝霧が出現し、私たち人間に感動を与えてくれる。貴重な人生の宝物を。

尾瀬は朝霧に最適な環境
Photo by Mr. Soutan

朝霧と朝陽のグラデーション

グラデーションがよくわかるように、三段階に分けてみた。
人間の生の目は意外に物をしっかり見ているらしい。でもはもっと精度のいい眼、紫外線まで見えて、人間よりもはるかに色の識別ができるらしい。さらに動体視力もすごい。あくまで人に聞いた話。蝶が語ってくれたわけではない。

なぜここで蝶の話をしたのかというと、蝶は複眼で、それぞれ小さな視野を任され、そこで見た情報をまとめて行動する。つまり、対象物を分解して眺めながら、食料を探すという優れた機能を持っている。
要するに、漠然と全体を見るより、いくつかに区切ってみることで、よりグラデーションが見えてくる。

白黒のグラデーションで試したことがある。グレーを見分けるときにこの分割方式を取ると、微妙な差が認識できた。

また、淡いこのようなグラデーションは、温暖湿潤気候に住む人々が好む。一方、赤道直下の人々は強烈な色、コントラストのある配色を好む。強い日差しの中では、明暗がはっきりしている。その中で淡い色埋もれてしまうからという説もある。

もしかすると、朝霧のような優しいグラデーションが美しいと思える日本人は幸せなのかもしれません。

グラデーションがよくわかるように、三段階に分けてみた
Photo by Mr. Soutan

朝陽が輝く瞬間

②日の出は何時かを調べておく。

尾瀬の9月の日の出午前5時半頃になる。ただし、時間は一日毎に変化していく。山小屋のあるじに聞いておくと確実。しかも、会話のネタになり、山の雑談に発展し、楽しい時が共有できる。

一瞬、宝石箱の中?

待ってました! 主役のご登場。

待ってました! 主役のご登場。
Photo by Mr. Soutan

朝日が顔をひょっこり出した瞬間は、あっという間に過ぎ去り、霧は、またたく間に消え去った。

霧が晴れて、尾瀬の風景が徐々に出現

前景の木道が尾瀬の個性
山小屋のあるじがトツトツと語ってくれた。
木道は最初、湿地帯を歩くのが大変だったので、歩き易くするためだった。しかし、いつしか、湿地帯の植物を登山客から守るための通路、しかも木道といったら尾瀬というシンボルにもなったようだな。塞翁が馬とはこのことかな」

霧が晴れて、尾瀬の風景が徐々に出現
Photo by Mr. Soutan

霧が晴れるのはなぜ?

難しい質問。

でも、理系に強い私としては、ここで逃げられない。AIに負けてはいられない。

「朝日が顔をだし、その光が地表を温かくする。すると、地表の温度が高くなり、飽和水蒸気量が増加して、目に見える状態の小さな粒状の水滴が、再び元の透明な水蒸気に戻る。これが、霧が消えていく理由」

この理論、たしか中学1年か2年の時に学んだ気がする。

実は、AI_Geminiのチャットで相談したところ、なんと韓国語やロシア語が混じっていて、何を説明してくれたのか?肝心なところが日本語ではなかった。有料なら、きちんと日本語で説明してくれるらしい。無料Geminiはまだテスト中!ということで、今回は、自分の脳からぐいぐい引っ張り出した。(笑)

朝霧の晴れた尾瀬の写真

朝霧の晴れた尾瀬の写真
Photo by Mr. Soutan

新しい一日の始まり

尾瀬の美:山容が沼に反映。まさに奇跡の一枚。

尾瀬の美:山容が沼に反映。まさに奇跡の一枚。
Photo by Mr. Soutan

尾瀬の燧ヶ岳

尾瀬沼がなぜできた?

尾瀬沼は燧ヶ岳が噴火して、その時に流れた溶岩が沼尻川をせき止めてできた湖といわれる。それ以前は、平坦な普通の高原だった。ところが、川がせき止められたことで、水が溜まって、それが今の尾瀬沼ではないだろうか? という説が主流。

もちろん、他の説もある。燧ヶ岳の南側が崩落して、それがせき止めたのではないだろうか?という説。どれが正しいのかはもう少し調査時間が必要。

尾瀬沼はなぜうまれたのか
Photo by Mr. Soutan

燧ヶ岳に登る

燧ヶ岳に登る人は、少し覚悟する必要がある。尾瀬沼での気象条件をそのまま信じないほうがいい。

私が登った時は、尾瀬沼周辺を歩いていた時と環境がまるで違っていた。山頂付近の風の強さは半端じゃない。しかもごつごつした岩場はゆっくり休む場所ではない。さらに正午過ぎから雷鳴が下から聞こえてきた。山の雷は本当に恐ろしい。急ぎ下山した。

燧ヶ岳に登る人にご忠告。かなりキツイ。ムリしないこと。ダメだと思ったら、途中で引き返そう。尾瀬は逃げませんから。

燧ヶ岳に登る
Photo by Mr. Soutan

なぜ尾瀬を愛するのか?

尾瀬がなぜ好き?

理由なんてない。とにかく好き
恋人が答えるような回答。あなたのすべてが好き。

そうです。尾瀬が好きな人は、尾瀬ヶ原だろうが、尾瀬沼だろうが、とにかく尾瀬が大好き。

広大な湿原に水芭蕉やワタスゲ、ニッコウキスゲなど咲き誇る。風景も素晴らしい。広々と視野が広がり、心も体もリラックスできる。解放感、自由な世界が目の前に広がる。

登山家は、山があるから登る。
写真家はそこに美があるから撮る。

尾瀬の澄み切った空に浮かぶ燧ヶ岳と至仏山の姿が大好きという人、木道を歩くのがステキ!という人、様々です。

「四の五の言わずに、一度登ってみるといい。様々な植物との出会い、燧ヶ岳の山頂から眺める尾瀬沼の美しさに感銘するはず」

元、大学のワンダーフォーゲル部にいた知人がそう言っていた。
というのは、その人それぞれ、百人百様。

Mr.Soutanの願い

尾瀬が魅せる四季折々の光景をずっと撮り続けたい。
偶然できた自然の奇跡、尾瀬の美を大切に守りたい。

尾瀬の朝霧は感動の連続。こんな体験はめったにない。写真をバチバチ撮りまくった。
フィルムでなく、デジタルだからできる撮影方法。映画もデジタルになったおかげで製作費がだいぶ助かっているらしい。

このブログは毎月1日と15日に更新。
お楽しみにお待ちください。

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尾瀬沼に行ったことがあります。美しい風景には心がすっかり癒されました。あなたにも尾瀬はお勧め。その際のお供にいかがですか?

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