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京都桜名所を愛でる写真旅

🌸絢爛!秀吉が愛した桜から黄金の輝きまで贅沢巡り!✨

今年の春は、京都の桜を求めて贅沢な旅をしてきました。今回は、特に「桜と歴史的建造物のコラボ」を中心にしたスポットをご紹介します!

圧巻の絶景から、思わず「なるほど!」とうなる名所の秘密まで、京都の春を存分にお届けします!

1. 醍醐寺:秀吉も愛した花の醍醐

まずは、誰もが知る桜のレジェンドスポットからスタート! 真言宗の大本山、豊臣秀吉が愛した花の醍醐寺です。

荘厳な五重塔と、それを抱きしめるような枝垂れ桜。この構図、まさに「圧巻」の一言につきます…!左右から塔を優しく装う桜の姿に、思わず手を合わせてしまいました。

「花の醍醐」荘厳な五重塔
the photo by Mr.Soutan

青空に溶け込む桜並木の下を、人々がゆったりと散策中。桜のトンネルをくぐりながらの贅沢な春のひとときですね。

真言宗の大本山、醍醐寺
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よーく見ると、桜の老木が支柱に支えられています。それでも、この見事な咲きっぷり!まさに「老いてなお華やか」。私自身も、こんな老後を目指しております…(笑)。

真言宗の大本山、醍醐寺
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見事な桜を背に、写真を撮る人、見上げる人。みんなの**「感動の後ろ姿」**が、この場の美しさを物語っています。

真言宗の大本山、醍醐寺
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2. 清水寺:清水の舞台からの春

続いては、世界遺産の清水寺へ!「清水の舞台」は、いつ訪れても心洗われる絶景ですね。

「清水の舞台から飛び降りる」で有名な、あの風景を遠景からパチリ。確かに、あそこから落ちたら…命はなさそうですね。昔の人は、よほどの覚悟が必要だったことがわかります(命がけの願掛け、すごすぎる!)。

清水寺:永遠の絶景
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落ち着いた赤と深みのあるグレーの屋根のコントラストが絶妙!京都らしいシックな美しさを再確認。桜のピンクとの調和も完璧です。

清水寺:永遠の絶景
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3. 琵琶湖疎水:水辺に舞う桜の道

京都の美景には、明治の土木遺産である琵琶湖疎水が欠かせません。水と桜の景色は、本当に情緒たっぷりです。

琵琶湖疎水の終着点らしき場所。噴水のある水辺を桜が覆い、鏡のような水面に映るピンクが幻想的…!

清水寺:永遠の絶景
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桜が枝垂れかかる水路を、観光ボートがゆったりと。桜吹雪の波しぶきまでアートに見える瞬間です。乗っている方々、うらやましい!

清水寺:永遠の絶景
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4. 哲学の道:桜並木のトンネル

細い道の両側を、桜が文字通り「あふれんばかり」に咲き誇ります。空の青と桜のピンクのハーモニーが、最高に気持ちいい!

哲学の道
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青空を背景に桜だけをアップで!美しすぎて、思わず立ちすくんでしまいました。おかげで、翌日は首の筋肉痛が半端ではなかったです…(笑)。桜に夢中になりすぎ注意ですね!

哲学の道
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5. 南禅寺:境内の桜を俯瞰!

哲学の道からほど近い南禅寺。今回は、レトロな水路閣(ローマ遺跡みたい!)ではなく、境内の桜を三門から狙います。

南禅寺の三門から、境内の桜を俯瞰した写真です。
実は、歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな!」と叫んだ門だそうです。まさにその絶景が見られます。

石川五右衛門は京都で活躍した大盗賊。歌舞伎の演目「楼門五三桐」に登場する有名な一場面。この場面が有名になったことで、南禅寺といえば、石川五右衛門と強く結びつけられたそうです。
余談ですが、石川五右衛門は、1594年に捕らえられ、京都の三条河原で釜ゆでの刑に処せられたそうです。そのため、五右衛門風呂と言われる風呂があるぐらいです。怖いもの知らずの方、ぜひ入浴してください。いい経験になりますよ。

南禅寺:境内の桜を俯瞰
the photo by Mr.Soutan

高所から桜を見下ろすのもなかなか楽しい経験です。

南禅寺:境内の桜を俯瞰
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6. 京都迎賓館:和の極みと雅な桜

普段はなかなか入れない京都迎賓館へ!格式高い空間の桜はまた別格の美しさです。

池に映る桜と、格式ある建物のコントラストが絶妙!近代建築の極みですね。それにしても桜が見事。右の柳も風情があります。

京都迎賓館
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予約して内部からパチリ!障子がまるで額縁のようになり、外の庭園が一幅の絵に見えますね。この景色を見るためだけでも、予約する価値あり!

京都迎賓館
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庭園の配置が見事すぎます。手前の池には、青空も桜色も映し出され、一つの巨大な絵画のよう!

京都迎賓館
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7. 金閣寺:桜の競演を休ませる「黄金の輝き」

さて、今回の旅で唯一、桜が目立たないのがこの金閣寺です。

湖面に映る金閣の姿…言葉を失うほどの美しさです。この荘厳な輝きは、何度見ても感動!

金閣寺
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遠景からも桜は見当たらないんです。でも、これこそが金閣寺の魅力!足利義満が求めたのは、一瞬で散る「桜」ではなく、「永遠の美」。そのために、黄金の輝きを際立たせる植栽を選んだと言われています。

「桜の美」の合間に、あえてこの「黄金の静謐さ」で目を休ませる… 昔の人々の美的センス、本当にすごすぎますよね!

金閣寺
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8.宇治平等院鳳凰堂:優美な建築

最後は宇治まで足を延ばし、10円玉でおなじみの平等院へ。

鳳凰が羽ばたくような優美な建築。池に映る「二重の美」を近くから堪能。

宇治平等院鳳凰堂
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遠景から見ると、さらに鳳凰が羽ばたく姿に見えるから不思議!湖面にもう一羽、鳳凰が優雅に泳いでいるように見えませんか?

宇治平等院鳳凰堂
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写真家Mr.Soutanのコラム

美しき八重桜
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京都は日本の宝物です。伝統文化の宝庫です。桜だけでなく、紅葉も素晴らしい。春夏秋冬、どの季節も写真のモチーフであふれています。
次回は、京都植物園平野神社など、北野の桜を巡る予定です。さらに種類豊富な桜との出会い、そして旅の途中で出会った舞妓さんなど、また違った京都の魅力をたっぷりお伝えしますね。どうぞお楽しみにお待ちください!

Copyright © 2026 taken the photos by Mr.Soutan. All Rights Reserved.

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そうだ京都に行こう! 私もぜひ行ってみたい。その前に楽天でお買い物をお楽しみください。

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写真の旅:京都の紅葉(2)

京都の秋といえば、燃えるような紅葉のイメージ。京都の写真旅第二弾として、東山・伏見エリアの紅葉名所をご案内します。京都の歴史と自然のハーモニー、そして訪れる人々を魅了する美しい紅葉の秘密を写真と共に紐解きます。ぜひご堪能ください。

写真術:紅葉風景の撮り方

Mr.Soutan:上手に撮るコツ

①リフレクションを撮る
②構図確保の習慣化
③タイムスケジュールを作る
④周囲の人々への配慮

東山伏見地区

京都で特に人気の高い東山・伏見エリアの紅葉名所。観光客も多い中でシャッターチャンスを見つけるのは一苦労。しかし、そんな苦労など軽いと思えたのは、写真を撮りながら、実際に京都を歩いて、感動したからです。この感動を皆様にこのブログを通じて、お伝えできたらと願ってます。

「そうだ!京都へ行こう
」そう思って頂けたら幸いです。

1.東寺(とうじ)

京都駅から歩いて行ける真言宗総本山のお寺。国宝の五重塔は、京都のシンボル。額装して最初にお披露目します。

1.東寺(とうじ)
photo by Mr.Soutan

東寺の五重塔は、空海が西暦826年に築き始め、完成したのは、空海没後の西暦883年頃。しかし、その後、落雷などで4度焼失し、現存の五重塔は、西暦1644年、江戸幕府3代将軍である徳川家光の寄進によって再建された五代目高さ55メートル、木造建築物としては日本一の高さを誇り、国宝に指定されている。

1.東寺(とうじ)庭全景
photo by Mr.Soutan

①リフレクションを撮る

京都は静寂な沼を配置する庭園が多い。その沼はリフレクション(映り込み・反映)を意図して作庭しているので、撮影スポットには最適な環境!

広大な境内には悠久の時を経た池があり、春は不二桜、秋には色とりどりの紅葉が池に映り込み、人々の目を楽しませてくれる。

東寺(とうじ)3 沼に反映
photo by Mr.Soutan

ちなみに毎月21日には弘法市(骨董市)が開催され、多くの人で賑わう。何かいいものを発見できるかも。

2.東福寺(とうふくじ)

臨済宗東福寺派の大本山。通天橋から眺める「洗玉澗(せんぎょくかん)」の紅葉は圧巻の一言。渓谷一面が赤や黄色に染まり、息をのむような美しさ、価値ある絶景。でも、あまりの混雑でゆとりをもって撮影出来なかったのは残念!

東福寺
photo by Mr.Soutan

通天橋の名の由来は「天に通ずる」と言われるほど、その眺望の素晴らしさは際立っている。

東福寺2
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紅葉の美しさを額に入れて、さらに楽しんでみた。

東福寺3 紅葉を額に入れて
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3.伏見稲荷(ふしみいなり)

伏見稲荷は商売繁昌・五穀豊穣の神様として有名。

3.伏見稲荷(ふしみいなり)
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この伏見稲荷大社の千本鳥居や奥の院周辺のもみじやカエデは実に美しい!あちこちに置かれた狐の像と共に紅葉を眺めてください。スマホの横長画面で撮影するのも最適ポイントです。

4.東本願寺(ひがしほんがんじ)

真宗大谷派の本山。世界最大級の木造建築である御影堂が有名。広大な境内は秋にはイチョウやモミジが色づき、厳かな雰囲気の中で紅葉を楽しめます。特に、御影堂前の大イチョウは圧巻。

4.東本願寺(ひがしほんがんじ)
photo by Mr.Soutan

東本願寺の門前には、老舗やお店が多く、紅葉散策の後に立ち寄るのもお勧め。すてきなお土産が見つかるかもしれません。

②構図確保の習慣化

御影堂と大イチョウを撮る。
構図は黄金比を意識して撮影。カメラを構えるときは必ず、主役は何かを選び、次にそれを生かす構図はどうすればいいかを考える習慣が大切。

5.清水寺(きよみずでら)

京都を代表する寺院。ユネスコ世界遺産に登録されている。清水の舞台は、釘を一本も使わずに組み上げられている緻密な構造。

清水の舞台からの飛び降りは、江戸時代に大流行した。生還率は85%と意外に高かったという記録がある。(今はもちろん禁止されている)

5.清水寺(きよみずでら)
photo by Mr.Soutan

清水の舞台から眺める錦雲渓の紅葉は息を飲むほどの絶景。でも飛び降りないでください。命は大切にしましょう!

5.清水寺(きよみずでら)遠景を眺めて
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6.南禅寺(なんぜんじ)

臨済宗南禅寺派の大本山。荘厳な三門は「絶景かな、絶景かな」という石川五右衛門のセリフで有名。寺院を代表する正門です。

6.南禅寺
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水路閣(すいろかく)と呼ばれるレトロなレンガ造りの水道橋
琵琶湖の水を京都市内に供給するために明治時代に作られたもので、現在も現役で使われている。写真映えが期待できる。

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7.永観堂(えいかんどう)

浄土宗西山禅林寺派の総本山。「モミジの永観堂」と呼ばれるほど、紅葉の名所として有名。

7.永観堂(えいかんどう)
photo by Mr.Soutan

③タイムスケジュールを作る

京都は写真スポットが多い。いい写真を撮りたいと思うなら、まず、タイムスケジュールを作ることをお勧めします。その際、下記の京都の基本的な原則を知っていると便利。
午前中は、太陽が東から昇るため、京都市の嵯峨野・嵐山(西側)が順光になりやすい。
午後は、太陽が西に傾くため、京都市の東山(東側)が順光になりやすい。
※もちろん、季節や時間帯、具体的な撮影スポットの向きによっても最適な光の状態は変わる。

約3,000本ものモミジが境内を彩り、人々を迎えてくれる。

7.永観堂(えいかんどう)2
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8.渉成園(しょうせいえん)

東本願寺の飛地境内に位置する庭園。徳川家光から寄進された土地に作られた、池泉回遊式の美しい庭園。秋にはカエデやモミジ、イチョウが色づき、池に映り込む。

8.渉成園(しょうせいえん)
photo by Mr.Soutan

作庭は石川丈山小堀遠州など、当時の著名な庭師が関わった。

8.渉成園(しょうせいえん)石垣
photo by Mr.Soutan

歴史と文明の象徴的な石垣。額にいれてアートとして飾りたい。

8.渉成園(しょうせいえん)石のアート
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9.将軍塚(しょうぐんづか)

青蓮院の飛地境内、標高220メートルの高台にある。桓武天皇が平安京遷都の際、都の鎮護のために土で将軍の像を作り、埋めたことが名の由来。当時、桓武天皇は東北の蝦夷征伐を願い、その期待に応えたのが坂上田村麻呂。それで将軍とは坂上田村麻呂を指しているのではないかと伝えられている。

9.将軍塚(しょうぐんづか)
photo by Mr.Soutan

④周囲の人々への配慮

秋の紅葉の時期はとにかく混雑するのが京都。カメラを手にした人々が写真スポットを占有して他の人々の存在を忘れてしまっているのを何度も目にした。世界は自分だけのものではないということを思い出してほしい。

かつて清水寺の舞台に似せて造られたと言われる大舞台。

9.将軍塚(しょうぐんづか)
photo by Mr.Soutan

夜間にはライトアップも行われ、宝石を散りばめたような夜景と紅葉のコントラストが楽しめる。

10.相国寺(しょうこくじ)

臨済宗相国寺派の大本山。とても格式高い寺院で、金閣寺銀閣寺相国寺末寺の位置づけです。

10.相国寺(しょうこくじ)
photo by Mr.Soutan

秋にはイチョウの黄色が美しく、また方丈庭園法堂周辺のモミジも風情がある。通常は非公開。しかし、紅葉の時期に、特別公開されることもあるので、お楽しみに!下記のリンク先で確認できます。(クリックすると開きます)
相国寺のホームページ

10.相国寺(しょうこくじ)紅葉
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11.醍醐寺(だいごじ)

真言宗醍醐派の総本山。世界遺産にも登録されている。弁天堂周辺の紅葉は息をのむほどの美しさ。また弁天池に映る紅葉は「鏡紅葉」と呼ばれ、実に魅惑的です。

11.醍醐寺(だいごじ)
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国宝の五重塔は、京都府下で最古の木造建築物。千年以上の時を超えても創建当時の姿そのまま。落雷や戦火を免れた奇跡の塔といわれる。一階には「真言八祖像」と呼ばれる壁画があり、これは国宝指定されている。(普段は非公開、特別拝観にのみ公開)

11.醍醐寺(だいごじ)の五重塔
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三宝院の庭園は、秀吉が花見のために自ら設計したと言われる。国の特別史跡・特別名勝に指定されている。

11.醍醐寺(だいごじ)庭園
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京都の紅葉:天才造園家

日本の庭園は、ただ自然を模倣するだけでなく、哲学や宗教観、美意識を表現する芸術。それを形にした作庭家をご紹介します。

天才造園家の作庭した作品
photo by Mr.Soutan

①夢窓疎石(むそう そせき)

夢窓疎石は、鎌倉時代末期から室町時代初期にかけて活躍した臨済宗の禅僧。彼は「禅の思想を庭園で表現する」ことを得意とし、日本の枯山水庭園の基礎を築いた人物です。

特徴は、禅の精神性、宇宙観を表現した庭が多い。石や砂、苔といった素材を巧みに用い、水の流れや山の姿を象徴的に表現。自然の美しさを尊重しつつ、そこに哲学的な深みを加え、見る者に瞑想的な時間を呼び起こす。

代表作として、西芳寺(苔寺)庭園、天龍寺庭園などの借景庭園などが挙げられる。その他、約20前後の作品が残されている。

②石川丈山(いしかわ じょうざん)

石川丈山(いしかわ じょうざん)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将、儒学者、漢詩人、そして作庭家として有名です。

特徴は、武骨ではなく、雅な趣きや哲学的な思想が込められた文人の庭であり、中国風の要素を取り入れた唐様庭園。特に、サツキの刈り込みで中国の山並みを見立てるなどの手法が得意だったようです。また、派手さよりも、静けさの中にも趣のある、思索的な空間を重んじ、散策することで、詩の世界に入り込んだかのような感覚を体験できる。

彼の作庭して庭は、渉成園、詩仙堂、酬恩庵(一休寺)、蓮華寺などがある。石川丈山は、単なる庭師というよりも、彼の持つ豊かな教養と美意識が、それぞれの庭園に深く反映されている。

石川丈山は、単なる庭師というよりも、彼の持つ豊かな教養と美意識が、それぞれの庭園に深く反映されています。彼の作庭は、数としては少ないけれど、日本の庭園史において独特の存在感を放っています。

③小堀遠州(こぼり えんしゅう)

江戸時代初期の武将、茶人、そして作庭家としても高名な人物。彼は「綺麗さび(きれいさび)」という独自の美意識を追求し、洗練された庭園を作り上げた。

特徴は、侘び・寂びの精神を基調としつつも、そこに明るさや華やかさ、洗練された美しさを加味。見る角度によって表情を変える工夫を石や水、植栽などを計算しながら、しかも茶室との一体感を考慮し、配置した。

代表作には、大徳寺の孤篷庵庭園、南禅寺 金地院庭園(力強い石組と簡潔な構成が特徴)など、禅の精神と武家文化の融合された庭がある。彼が関わったとされる庭は58件。しかし、後世に「遠州好み」として作られたものが多々あるので、議論の余地があるそうです。

④重森三玲(しげもり みれい)

昭和時代に活躍した作庭家。「永遠のモダン」と称される独創的な庭園を数多く生み出した。彼は、伝統的な作庭技術を深く学びながらも、現代的な感性で、抽象芸術のような庭園を築いた。

特徴は、力強く幾何学的な石組と、直線や曲線を大胆に使った砂紋、見る者に強い感銘を与える作風。生涯で約200以上の作庭を手掛けたそうです。特に、東福寺 方丈庭園や松尾大社庭園がアート作品として有名。日本の近代作庭史において極めて重要な存在といえる人物です。

⑤龍安寺の作庭者(作者不詳)

最後に龍安寺の石庭。世界的に有名でありながら、作者は不明。しかし、そのミニマルな美しさは圧巻!その庭が持つ普遍的な魅力と、見る者に多様な解釈を促す奥深さから、作庭の天才が関わったと推察される。

特徴は、白い砂地に15個の石が配置された枯山水庭園。禅の精神を極限まで凝縮したような、抽象的で哲学的な庭。見る者の心境によって様々に解釈できる「余白の美」が最大の魅力。日本の美意識を象徴する存在です。

なぜ京都の紅葉はかくも美しいか?

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天才的な作庭家たちは、各々の時代において、自然観や宗教観、美意識を庭園という形で表現し、後世に多大な影響を与えた。

彼らが生み出した設計図と、何世紀にもわたり、その美しさを守り、磨き上げてきた名もなき有能な庭師たちの絶え間ない努力。

この両者があってこそ、私たちが今日、目にしている京都の奇跡的な紅葉がある。

彼らの途方もない情熱と労力、そして自然への深い敬意がなければ、今の京都の紅葉は存在しなかったといえよう。

なぜ京都の紅葉はかくも美しいのか?

答えをまとめてみました。
文化、自然、歴史、そしてそれを維持する人的環境があったからこそ、京都の美しい紅葉が存在する。

また、個人的な意見ですが、豊臣秀吉の功績も大きいと思う。応仁の乱による壊滅的な状態だった京都を秀吉はわずか10数年で、近世都市として復興させ、現在の京都の原型を作り上げ、「京都の恩人」として今も愛されていることから推し量れる。

また、江戸幕府が朝廷を敬い、天皇の生活拠点である京都を庇護したこと。さらに第二次世界大戦で原爆投下の候補地だった京都を最後まで守った人々の心が京都の存在価値を高めているのではないだろうか。

京都の奥深さは二回のブログではとても語りつくせません。またいつか続きのブログを発信したいと願っています。今年最後のブログをご拝読頂き深くお礼申し上げます。

このブログは来年も毎月1日と15日に更新します。2026年も皆様のご来訪お待ちしてます。

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写真の旅:京都の紅葉(1)

秋になると生きるための活力をもとめて旅に出たくなる。
「そうだ!京都に行こう!」
「美しいもみじを見たい!」

そんなあなたに京都の紅葉スポットをこのブログでご案内します。京都の秋の美しさをもとめて、さあ、出発進行!

photo by Mr.Soutan

嵐山・嵯峨野を歩く

写真術:紅葉風景の撮り方

Mr.Soutan:上手に撮るコツ

①光を味方にする
②構図の工夫
③リフレクションを狙う
④安全とマナーを守る

1 渡月橋(とげつきょう)

嵐山の顔、絵になる一枚を!

1 渡月橋(とげつきょう)
photo by Mr.Soutan

誰もが一度は目にしたことがある、あの絶景!渡月橋を渡ると、まるで時代劇の中にタイムスリップしたかのような気分になる。春の桜、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色。どの季節に訪れても、渡月橋は最高のフォトスポットです。

2 宝厳院(ほうごんいん)

嵐山の隠れた絶景庭園!

2 宝厳院(ほうごんいん)
photo by Mr.Soutan

応永年間(室町時代)に夢窓疎石(むそうそせき)の法孫によって創建されたが、度重なる火災で荒廃。明治以降に再建された。

天龍寺の塔頭の中でも、特に美しいと評判の宝厳院。普段は閉ざされているこの秘境が、特別公開の時だけ私達の前に姿を現す。

①光を味方にする

様々な種類のもみじが彩りを深めている。
なんて幻想的なんだろう。

2 宝厳院(ほうごんいん)2
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庭園の名前は「獅子吼の庭」。心に迷いのある人が、ここで庭を眺めると煩悩が消えるそうです。ぜひお試しあれ!

2 宝厳院(ほうごんいん)美しきもみじ
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都会の喧騒を忘れ、美しさに浸る贅沢な時間を過ごせますよ。

3 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)

嵯峨野の小倉山中腹にある日蓮宗のお寺。山門をくぐると、苔むした参道と竹林が続き、境内からは京都市内を一望できる。

3 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
photo by Mr.Soutan

平安時代に藤原定家が「小倉百人一首」を編纂した小倉山荘の跡に近いとされ、紅葉の名所としても有名です。

②構図の工夫 1

下から見上げるダイナミックな視点。
3点透視図法を意識した構図。

3 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
構図の工夫
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嵯峨野の竹林の奥に佇む、紅葉の隠れ里!特に秋の紅葉の時期は、境内のどこを切り取っても絵になる風景。歩くだけで心が洗われ、幸せ気分が倍増。

もしかしたら、ここで藤原定家が百人一首を考えていたかも……なんてね。

4 大河内山荘(おおこうちさんそう)

昭和の名優、大河内傳次郎氏の別荘。

4 大河内山荘(おおこうちさんそう)
photo by Mr.Soutan

映画出演料を投じ、約30年かけて作り上げた、広大な回遊式庭園を持つ別荘。小倉山の斜面を利用し、四季折々の美しさを楽しめるように造られている。国の文化財にも指定されている。

4 大河内山荘(おおこうちさんそう)2 建物
photo by Mr.Soutan

あの時代劇スター、大河内傳次郎の情熱の結晶。俳優人生をかけて作り上げた、まさに圧巻の紅葉!

4 大河内山荘(おおこうちさんそう)紅葉のアップ
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美しい庭園や京都の遠景を眺めながら一服する贅沢な時間も、この山荘の魅力。入園料は抹茶とお菓子付きです!

この庭園の最大の魅力は嵐山を借景とした回遊式庭園で、東に比叡山、西に嵐山・保津峡を望めることです。
これを設計したのは、大河内傳次郎ご自身。もちろん、建築は笛吹嘉一郎氏、作庭は広瀬利兵衛氏の協力、アドバイスを頂いたものの、主導的な役割は大河内傳次郎だったそうです。この山荘は、彼の情熱と美意識がつまった作品。映画という見える美に対し、消えることのない美、永遠の美を追求した集大成作品。

もう一度行きたくなりました!

4 大河内山荘(おおこうちさんそう)京都の遠景
photo by Mr.Soutan

5 二尊院(にそんいん)

小倉山の中腹にある天台宗のお寺。珍しい二つの如来様が祀られていることから、この名前がついている。穏やかで優し気な表情の仏像を拝むと、心がホッと落ち着きますよ。

5 二尊院(にそんいん)門
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秋の京都で紅葉を見るなら絶対に外せないのが二尊院!参道がモミジのトンネル。まるで紅葉のタイムマシンの中のような気分。

5 二尊院(にそんいん) もみじのトンネル
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6 神護寺(じんごじ)

高雄山の中腹に位置する真言宗のお寺。平安時代初期に、和気清麻呂(わけのきよまろ)によって創建された。紅葉の名所としても有名。「高雄の紅葉」といえば神護寺を指すことが多い。

6 神護寺(じんごじ)
photo by Mr.Soutan

京都駅から少し離れた高雄の山奥に、密教の祖・空海が最初に住んだお寺、それがこの神護寺です。

石段がかなりきついけど、その先の絶景は格別!

②構図の工夫 2

高い場所から下を見下ろす俯瞰図、鳥観図ともいわれる構図。これも3点透視図法を意識して撮影。躍動感が表現できる。

6 神護寺(じんごじ)
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長〜い石段(約350段!)は、朝のウォーキングで鍛えた足でも正直きつい。でも、登り切った時の達成感と、目の前に広がる景色は、その苦労を一瞬で忘れさせてくれた!

6 神護寺(じんごじ)ホッと一息。美しい眺めの中でお茶しよう。
photo by Mr.Soutan

山全体が紅葉で染まり、境内が赤や黄色のグラデーションに包まれる。京都の紅葉の中でもトップクラスの美しさ。それをお茶を飲みながらゆっくり味わう気分は最高。

7 高山寺(こうさんじ)

高雄山の奥、栂尾山(とがのおさん)にある真言宗のお寺。奈良時代に創建されて、世界遺産にも登録されている。国宝「鳥獣人物戯画」の所蔵寺院としても有名です。

7 高山寺(こうさんじ)
photo by Mr.Soutan

高山寺は、日本でお茶が最初に栽培された場所の一つ。

7 高山寺(こうさんじ)庭園
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とても静かで落ち着いた雰囲気。苔むした庭園に光が差し込む様子は、神秘的で都会の疲れを吹き飛ばしてくれます。

8 金閣寺(鹿苑寺)

京都市北区にある臨済宗相国寺派の禅寺。実は将軍が引退後に贅沢三昧をするために作った別荘!義満の権力と美意識が詰まっていたが、1950年に放火で焼失し、1955年に再建された。

③リフレクションを狙う

金閣寺の姿が前面の沼にリフレクションする。つまり、写り込む(反映)。その効果で美しい風景が倍増する。撮影ポイントとして最高!

8 金閣寺(鹿苑寺)
photo by Mr.Soutan

テレビや写真で見るよりも、実物の金閣寺はもっと輝いている。そのまばゆい光景は、一見の価値あり!庭園も素晴らしい。

美しいグラデーションで目と心を楽しませてくれる。

8 金閣寺(鹿苑寺)の美しいもみじ
photo by Mr.Soutan

9 二条城(にじょうじょう)

京都市中京区にある徳川家康が築城した平城。江戸幕府の京都における拠点。徳川将軍家が上洛する際の宿所として使われた。
幕末、15代将軍徳川慶喜が「大政奉還」を行った舞台としても有名です。

9 二条城(にじょうじょう)
photo by Mr.Soutan

京都のど真ん中に、どっしりとしたお城があるなんて!
徳川家康が築き、将軍が京都を訪れた際に使われた、まさに将軍様の威厳が詰まった平城。自分の足と目で歴史を体現できる。

9 二条城(にじょうじょう)庭園
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豪華絢爛な障壁画だけでなく、趣のある庭園も必見です。

10 保津峡(ほづきょう)

嵐山のさらに上流、亀岡市から嵐山にかけて桂川(保津川)が流れる渓谷。古くから丹波地方と京都を結ぶ水運のかなめ。

10 保津峡(ほづきょう)
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京都にこんな大自然があったなんて!気分転換にもぴったり。

10 保津峡(ほづきょう)
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保津川下り(舟下り)や嵯峨野トロッコ列車が観光スポット。

④安全とマナーを守る

舟下りなどバランスを崩すと事故の元。足元の安全、重心移動など、マナーや安全を守ろう。

10 保津峡(ほづきょう)
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お寺や神社だけが京都じゃない!
保津峡では、京都の雄大な自然の顔を見ることができる。

グルメも充実!

歩き疲れたら、美味しいものはいかがですか?
湯豆腐や京料理はもちろん、おしゃれなカフェやスイーツのお店もたくさんあるので、一休みしよう。

四季折々の美しさ

桜、新緑、紅葉、雪。どの季節に訪れても、全く異なる表情を見せてくれるのが嵐山の魅力。渡月橋周辺にはお土産屋さんが沢山並んでいますよ。

京都の四季折々の美しさ
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なぜ京都の紅葉は美しいのか?

京都の紅葉が特別に美しいと感じられるのは、単に木々が色づくだけではない、いくつかの要因が複合的に絡み合っているから。

①借景(しゃっけい)を活かした庭園美と建築物との調和

緻密に計算された庭園設計: 京都のお寺や庭園の多くは、古くから紅葉が美しく見えるように植栽され、その配置も緻密に計算されている。また、庭園の木々と背景の山々が一体となって、途方もないスケールの紅葉の絵巻を作り出しているから。

②歴史と文化が育んだ「見せるための紅葉」

京都の多くの寺社は、平安時代や室町時代から貴族や武将たちが別荘を構え、四季折々の美を愛でてきた場所。美しさを最大限に引き出すために、専門の庭師を抱え、長い年月をかけて木々を育て、手入れをしてきた歴史があるから。

③適度な気候と土壌

京都は盆地特有の気候で、夏は暑く、冬は冷え込む。特に、秋から冬にかけての昼夜の寒暖差が大きいことが、モミジなどの落葉樹が鮮やかに色づくための重要な条件をクリヤーしている。さらに、適度な降水量と、紅葉する木々が育ちやすい土壌環境が、京都の美しい紅葉を支えているから。

④多様な種類のモミジ

京都の庭園には、一般的に「モミジ」と総称されるカエデ科の植物でも、イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなど、多種多様な品種が植えられている。これらの品種がそれぞれ異なるタイミングや色合いで色づくことで、一箇所で多様な色彩のグラデーションを楽しむことができるから。

⑤伝統的な演出と視覚効果

額縁の紅葉(窓や扉から切り取られた絵画のような景色)
紅葉の絨毯(散り紅葉が地面を赤や黄色に染める)
夜間のライトアップ(幻想的な世界を創出)
これらの複合的な演出により、京都の紅葉は単なる自然現象を超え、文化と歴史、そして人々の美意識が凝縮された、唯一無二の芸術作品として私たちの心を感動させているから。

⑥あなたを出迎えてくれる美しき舞妓さん

もみじや桜をモチーフにした髪飾りや着物姿はまさに伝統の美そのもの。ムービングアートとして京都の町を彩っているから。

あなたを出迎えてくれる美しき舞妓さん
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見どころ満載の京都の旅を楽しんでください。

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美味しいお土産が沢山ありますよ。今回はグルメ特集です。どうぞお試しください!

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