東京桜巡り・前半

【レジャー&水辺で楽しむ春の桜名所3選】

井の頭公園・隅田公園・千鳥ヶ淵

ボートにスカイツリーに大絶景!

皆さん、こんにちは!いよいよお花見の季節がやってきました。 今回は、東京の数ある桜名所の中から、「水辺の絶景」と「アクティビティ」を軽やかに楽しめる3つのスポットを厳選してご紹介します。

どこも写真映え抜群の場所ばかり。実際に私が撮影した写真と一緒に、それぞれの見どころや歴史をナビゲートします!

1. 【井の頭公園】

ボートから見上げる桜吹雪と、贅沢な水辺レジャー

まずやってきたのは、吉祥寺エリアで大人気の「井の頭恩賜公園(いのかしらおんしこうえん)」です。

井之頭公園桜
Mr.Soutan
taken the photos by Mr.Soutan

ここはどんな場所?(歴史と特色)

  • いつから始まった?:大正6年(1917年)に、日本で最初の「郊外公園」として開園しました。100年以上の歴史がある、市民に愛され続ける公園です。
  • ここだけの特色:なんと言っても、大きな「井の頭池」の周りを囲むように咲き誇る桜です。池にせり出すように枝が伸びているため、水面と桜の距離がとても近いのが特徴です。

どんな桜が咲いている?

中心となっているのはソメイヨシノ(約200本)。他にも、少し早咲きのカワヅザクラや、濃いピンクが可愛いヨウコウ(陽光)など、公園全体で約400本の桜が次々と咲き誇ります。

この場所のイチオシ・アピール!

taken the photos by Mr.Soutan

井の頭公園の最大の魅力は、「ボートに乗りながら、水上から見上げる桜」! ひらひらと池に舞い落ちる花びらの中を漕ぎ進むのは、まるで映画のワンシーンのようです。また、満開を過ぎた頃に見られる、池一面がピンクに染まる「花筏(はないかだ)」も見逃せません。撮影するなら、ボートがカラフルに写り込むタイミングが狙い目です!

taken the photos by Mr.Soutan

2. 【隅田公園】

下町情緒と現代のランドマークが織りなすコラボレーション

続いて、浅草駅からすぐ、隅田川沿いに広がる「隅田公園」へ。

taken the photos by Mr.Soutan

ここはどんな場所?(歴史と特色)

  • いつから始まった?:江戸時代、8代将軍・徳川吉宗がこの地に桜を植えたのが始まりとされています。その後、関東大震災からの復興の一環として、昭和6年(1931年)に現在の隅田公園が開園しました。
  • ここだけの特色:東京を代表するシンボル「東京スカイツリー」が、どこからでも桜と一緒に撮影できるという、新旧の東京が融合した唯一無二の絶景スポットです。

どんな桜が咲いている?

隅田川の両岸を合わせて、約1,000本のソメイヨシノオオシマザクラが並びます。川沿いの桜並木がどこまでも続く景色は圧巻です。

この場所のイチオシ・アピール!

taken the photos by Mr.Soutan

ここでのアピールポイントは、なんと言っても「スカイツリー×桜」の迫力! さらに、隅田川を行き交う屋形船や水上バスを背景に入れると、一気に風情ある写真になります。浅草観光とセットで、周辺のカフェでテイクアウトしたお団子を片手に、川風を感じながら軽やかに散策するのがおすすめです。

3. 【千鳥ヶ淵】

息をのむ美しさ!東京屈指のダイナミックな「THE絶景」

前半戦の締めくくりは、日本を代表するお花見の聖地、皇居の「千鳥ヶ淵(ちどりがふち)緑道」です。

美しき流れを覆う千鳥ヶ淵の桜
taken the photos by Mr.Soutan

ここはどんな場所?(歴史と特色)

  • いつから始まった?:昭和30年代(1950年代後半)から、千鳥ヶ淵の環境整備の一環として本格的な桜の植栽が始まりました。
  • ここだけの特色:お濠(ほり)の深い緑の水面と、そこに向かって崖から豪快に流れ落ちるように咲く桜の対比です。そのスケール感は、まさに「THE・日本の春」といった趣があります。

どんな桜が咲いている?

緑道沿いには、約260本のソメイヨシノオオシマザクラが植えられています。一本一本の木が大きく、枝ぶりが非常に見事なのが特徴です。

この場所のイチオシ・アピール!

枝ぶりが非常に見事な千鳥ヶ淵の桜
taken the photos by Mr.Soutan

ボートから楽しむ美しき桜並木

ボートから楽しむ美しき桜並木
taken the photos by Mr.Soutan

圧倒的な「桜のボリューム感と、奥行きのあるお濠の絶景」が最大のアピールポイント。 どこを切り取っても絵になりますが、おすすめは緑道の展望デッキからのアングル。お濠のカーブに沿ってどこまでも続く桜のトンネルは、言葉を失うほどの美しさです。混雑しやすいので、朝の早い時間にカメラを持ってサクッと訪れるのが、快適に絶景を独り占めするコツですよ!

自由の群像

千鳥ヶ淵の「自由の群像」がなぜそこにあるのか?

答え:
1955年、電通の設立55周年記念事業として建立された。
電通が新聞人(新聞業界の功労者)を顕彰するために、象徴性の強い場所として千鳥ヶ淵公園を選んだから。
彫刻家は「原爆の子の像」でも知られる菊池一雄。

「自由の群像」菊池一雄制作。電通が1955年に建てた
taken the photos by Mr.Soutan

前半のまとめ

今回は、水辺の開放感とレジャー感を満喫できる3つのスポットをご紹介しました。写真を見返しているだけでも、あの春のワクワクした空気感が蘇ってきますよね。

写真コラム

桜風景の写真で気をつけることは、光、背景、風。この三つに気をつけることで写真がぐっと良くなります。

各公園へのアクセス

1. 井の頭公園(井の頭恩賜公園)

吉祥寺のすぐ近くにある、池と緑豊かな公園です。

  • JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」 から徒歩約5分
  • 京王井の頭線「井の頭公園駅」 から徒歩約1分

2. 隅田公園

東京スカイツリーがよく見える、隅田川沿いの公園です(台東区側・墨田区側に分かれています)。

  • 東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」 から徒歩約3〜5分
  • 都営浅草線・京成押上線・東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線「押上駅」 から徒歩約10分(墨田区側)

3. 千鳥ヶ淵(千鳥ヶ淵緑道)

皇居のお堀沿いにあり、靖国神社のすぐ近くです。

  • 東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」(2番出口)から徒歩約3分
  • 東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」(5番出口)から徒歩約5分

ワンポイント

  • 井の頭公園:新宿から吉祥寺駅までJR中央線(快速)で約15分と、都心からのアクセスも非常にスムーズです。
  • 隅田公園:浅草観光(浅草寺など)とセットで歩いて行きやすい場所にあります。
  • 千鳥ヶ淵:先ほどお話しした「靖国神社」のすぐ目の前(道路を挟んだ向かい側)にあるので、靖国神社の大村益次郎像を見に行く際は、一緒に九段下駅から歩いて両方まわることができます。

さて、今回の「アクティブ編」とは打って変わり、次回の【後半】では、一歩足を踏み入れると都会の喧騒を忘れてしまうような「カルチャー&歴史」をじっくり愉しむ大人のお散策ルートをお届けします。

  • 日本最古の植物園「小石川植物園」
  • 広大な庭園美に癒される「新宿御苑」
  • 東京の桜の基準地「靖国神社」

どこもディープな魅力が詰まった場所ばかりです。

後半もお楽しみに!

Copyright © 2027 taken the photos by Mr.Soutan. All Rights Reserved.